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平成29年度国際交流事務研修生 研修生だよりNO.1

更新日:2019年2月1日

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平成29年度国際交流事務研修生として8月28日から12月22日まで、韓永哲(かんえいてつ)さんが中国・紹興市から西宮市へ派遣され、市役所や西宮市国際交流協会で西宮市の行政や国際交流、日本文化や日本語について研修を受けておられます。研修生だよりの第1回として、西宮市での研修に対する抱負などを書いていただきました。

研修生だよりNO.1

平成29年度韓研修生

平成29年度韓研修生 北山山荘


初めまして、私は韓永哲と申します。平成29年度国際交流事務研修生として西宮市の友好都市である紹興市から参りました。中学校から大学までずっと日本語を勉強してきました。大学を卒業してから日本へ留学して、今は浙江越秀外国語学院の日本語教師として勤めております。

 今回貴重な研修機会をいただき、西宮市の皆さま、及び関係者の方々に心から感謝しております。今年は西宮市と紹興市友好都市締結32周年、そして日中国交回復45周年という節目の年に日本を訪れるのは大変光栄だと思っております。その一方で、責任の重さも感じております。日本留学時代にも日本自治体の行政の「心臓部」に触れる機会はありませんでした。今回の研修では4か月間西宮市議会をはじめ、市役所の各部署を回り、日本の自治体の行政の在り方に関していろいろ勉強させていただくことになっております。日本行政組織の効率的運営、ガバナンスの在り方、そして政策の策定やその施行、セーフティネットの構築などの面から深く勉強して紹興市のためになる提言をしたいと思っております。また、国へ帰って西宮市での体験を授業で紹興市の学生に紹介しようと思います。西宮市を通じて日本を知ることによって、日本への理解が深まるに違いありません。草の根の交流を通じて交流の輪を広げることによって相互理解の促進が実現することができると信じております。

 「一期一会」という言葉のように、人と人との出会いは大切です。今回は何らかのご「縁」で西宮市に参り、皆さんに会うことができたと思います。これからの4か月間、西宮市の皆さまとのご「縁」を大切にしながら研修に励んでいきたいと思います。皆さまの暖かい声援で今回は実りのある研修になると確信しております。よろしくお願いします。

 平成29年度国際交流事務研修生 韓永哲

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