平成27年度国際交流事務研修生　研修生だよりNO．3

平成27年度国際交流事務研修生として8月24日から12月18日まで、王秀英（おうしゅうえい）さんが中国 紹興市から西宮市へ派遣され、市役所や西宮市国際交流協会で西宮市の行政や国際交流、日本文化や日本語について研修を受けておられます。西宮市にこられて3ヶ月が過ぎましたが、この間、特別講座や中国語講座講師として、中国や紹興市の紹介にも積極的に取り組まれました。研修を通じて感じた様々な感想を書いていただきました。

　西宮市にきたばかりのようにも感じますが、あっという間にもう三ヶ月がたち、冬に入りました。道路計画課、教育総務課、大学 生涯学習推進課、施設操作課、環境 エネルギー推進課、秘書課、国際交流協会などで研修させていただきました。また、中国語でエンジョイ、中体連、特別講座講師、宮水学園ゲスト、バスツアー、地球っ子小学生ティーチャー、中国映画会、太極拳友好交流講座、病院体験フェア、ラジオ収録などいろんなイベントに参加させていただきました。研修のスケジュールがとても詰まっていて、忙しかったです。でも、充実した毎日を過ごしましたので、とても楽しかったです。また、中国語講座の講師を担当して、皆さんが真面目に中国勉強に取り組む姿に感心しました。

　この間、市民の皆さんとの交流を通じて、中国及び紹興を紹介しながら日本及び西宮の社会と文化への理解が一層深められました。微力ながら紹興と西宮との交流をすこし広められれば嬉しいと思います。

　一番感心したのは、日本人が環境保全に積極的に取り組んでいることです。先週、外部環境監査会議に参加させていただきました。その会議では、専門家、市民代表が、市役所の各部署が環境についてしたことについて監査して、意見を提出していました。中国にはいま環境の問題がいろいろありますが、政府が積極的に力を入れて解決しているところです。日本に比べると足りないところがあるかもしれませんが、中国政府の努力によって必ず解決できると信じています。

　滞在時間はあと三週間しかありませんが、西宮で楽しいことがまだたくさん残っていると思います。最後まで有意義に過ごしたいと思います。

　平成27年度国際交流事務研修生　王秀英