平成27年度国際交流事務研修生　研修生だよりNO．4

平成27年度国際交流事務研修生として王秀英（おうしゅうえい）さんが中国紹興市から派遣され、8月24日から12月18日まで市役所と西宮市国際交流協会で西宮市の行政や国際交流、日本文化や日本語について研修を受けられました。帰国に先立ち、西宮市での4ヶ月間の研修について感想を書いていただきました。

今年の8月24日、西宮市に到着したとき、こらからの4ヶ月の生活をどう過ごすのだろうか期待していたことが昨日のようです。あっという間に時間が過ぎ、もう研修が終わります。

　今月は観光振興課、大学・生涯学習推進課、商工会議所、秘書課、国際交流協会などで研修をさせていただきました。また、いろいろな講座の講師を担当しました。例えば、宮水学園の講師、東高校の講師、鳴尾南中学校のゲストティーチャー、大手前大学のゲストティーチャーです。講座では、紹興についていろいろ紹介しました。皆さんが中国に対してあまり興味を持っていないのではないかと心配しましたが、予想に反して多くの方が参加してくださいました。また、真剣に聞いて、質問もしてくださいました。研修のスケジュールはとても詰まっていましたが、充実した毎日を送り、とても楽しかったです。

　帰国する前には、松永副市長、掛田副市長、議長、教育長などに帰国挨拶をさせていただきました。私ははじめ緊張していましたが、とても親しくお話ししてくださったので、緊張も解け、西宮での4ヶ月の研修生活を報告しました。また、日中議連、市民クラブ改革、日中友好協会、国際交流協会、秘書課など私のために盛大な送別会を開いてくださいました。本当にありがとうございました。

　この4ヶ月を通じて、いろいろなことをはじめて体験させていただき、また、中国や紹興のこと、中国語を教えて、とても楽しい時間を過ごしました。これからの人生にとっても、貴重な体験だと思います。この間、皆さんとの交流を通じて、中国及び紹興を紹介しながら日本や西宮の社会、文化と言語への理解を一層深めることができました。帰国してから、ここで体験したことを知り合いに伝え、微力ながら紹興と西宮との友好交流をいっそう深めるために頑張りたいと思います。

　最後に、この場をお借りして、西宮市役所の方々をはじめ、研修中にいろいろお世話になった人たちに、感謝の意を申し上げます。今年はいろいろお世話になり、誠にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。では、少し早いですが、皆さまがよい年をお迎えになるよう、ご健康を心からお祈り申し上げます。

　平成27年度国際交流事務研修生　王秀英