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平成30年度国際交流事務研修生 研修生だよりNO.2

更新日:2018年11月14日

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平成30年度国際交流事務研修生として8月27日から12月21日まで、胡燕静(こえんせい)さんが中国・紹興市から西宮市へ派遣され、市役所や西宮市国際交流協会で西宮市の行政や国際交流、日本文化や日本語について研修を受けておられます。様々な研修やイベントへの参加など10月1カ月間の研修について、感想を書いていただきました。

研修生だよりNo.2

10月に入り、だんだん秋めいてきて、木々がいよいよ色づいてきました。
今月から中国語講座が始まりました。私は長年日本語を教える経験を積み、一生懸命音韻学を勉強してきましたが、今回、異なる対象にどのようにしてよりきれいな発音を教えたらいいか、すごく緊張しました。皆さんが優しくサポートしてくださいましたし、学習者の皆さんからも理解していただきましたので、発音の学習は順調に進みました。これからは、学習者の勉強の情熱を励みに頑張っていきます。
今月は広報課をはじめ、都市総括室、都市計画部、建築・開発指導部や上下水道局、住宅部、中央病院などの部署を回って研修を受けました。中国にも見習うべきところをたくさん体験させていただきましたので、本当に勉強になりました。
広報課は市政運営を住民の方々に周知させるために取り組みをしている部署です。市政ニュースを発行してすべての世帯に配布すると同時にCATVを生かし、フェイスブック・ツイッターなどのSNSを活用して積極的に発信しているそうです。10月10日初めて一眼レフカメラを使って撮った写真を市役所のフェースブックにアップさせていただきましたので、嬉しいです。甲山、夙川、御前浜などを眺めて、すっかり魅了されました。
ずっと前から日本の水道水は直接飲めると聞きましたが、なかなかその浄化過程を見るチャンスはありませでした。このたびは上下水道局見学のおかげで、丸山浄水場を見学ができ、よかったです。活性炭や薬を利用して、水に含まれていた泥や微生物を取り除くので、大変繊細な作業だとわかりました。私たちの日常無意識に使われている水道水が家に流れてくるまで、なんと一週間もかかるそうです。
また、建設・開発指導部、住宅部、都市総括室、都市計画部などの部署では、街づくりの政策や関連法令、そして住宅に関する支援策などを勉強しました。日本は、低所得者への住宅支援の面が進んでいて、募集資格の設定、募集、選考などの一連の過程は公平、公正、透明という原則のもと行われていて、制度の面からいえば、整っています。また、中央病院での見学から思いついたのは、高齢者支援のことです。高齢化が進んでいる日本社会では、高齢化社会の対策として、いろいろ工夫しているようです。法令、住宅、サービス、医療環境‥いろいろな面が整備されています。同じ高齢化社会となった中国には、見習うべきところが多いと思います。
10月27日、だんじりを鑑賞しながら賑やかな「市民祭り」を楽しく体験させていただきました。外国人も参加できるような「市民祭り」を通して、外国人に親しんでもらうチャンスを与え、外国人とのふれあいによって、国際化の意識を植え付け、それぞれの違う文化の相互理解を促進し、グローバル人材の養成にもプラス効果があると思います。
平成30年度国際交流事務研修生胡燕静

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