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令和5年度国際交流事務研修生 研修生だよりNo.3

更新日:2023年12月6日

ページ番号:22902435

令和5年度国際交流事務研修生として8月28日から12月22日まで、陳丹(ちんたん)さんが中国・紹興市から西宮市へ派遣され、市役所や西宮市国際交流協会で西宮市の行政や国際交流、日本文化や日本語について研修を受けています。様々な研修やイベントへの参加など11月1か月間の研修について、感想を書いていただきました。

研修生だよりNo.3

10月に引き続き11月も充実した研修生活を送ることができ、満足感でいっぱいでした。
今月はすまいづくり推進課、建築開発指導部、上下水道局、施設操作課などの部署に行って研修を受けたり、政策推進課・三都市宣言周年記念式典や地域学習推進課・大学交流祭のスタッフとしてお手伝いをしたり、読書振興課のビブリオバトルに参加したり、宮水学園や紹興ウィークの特別講座、中国語でエンジョイトーイング、地球っ子クラブでお話をしたりしました。週1回の中国語入門講座も順調に進んでおります。
西宮市が住宅都市であることは前からお聞きしていましたが、関係部門での研修を通して、一層詳しく知ることができました。高齢化や人口減少が進む中、住宅についても色々な問題に直面していることが分かりました。また、行政としては安全で安心な住まいを維持するために積極的に取り組んでおり、あらゆる面から市民の住まいをサポートしようとしていました。日本は山や海に囲まれて実際に使用できる土地がとても限られています。更に台風や地震などが多く、土砂崩れや津波などの災害も発生しやすく、建築する際に、ルールを守って土地を丈夫にし、いざというときに人の命を守ることが非常に大切されていると痛切に感じました。緑豊かな西宮市がこれからももっと自然を保ち、自然と融合した町づくりができるように願っております。
上下水道局と施設操作課の研修では、普段何気なく使っている水道の水、流す水、捨てるゴミ、これらはどのように提供され処理されているかを資料の説明や現場見学を通して身をもって感じ、知ることができました。
また、スタッフの一員として西宮三都市宣言周年記念式典や大学交流祭のお手伝いをすることができて、とても貴重な思い出となりました。職員や大学生の皆さんのきめ細かい配慮やサービス精神などには感心させられました。そして、受賞したロゴマークやキャッチフレーズもさすがで、なるほどと思いました。いずれもシンプルで覚えやすく、見ていてわくわくする印象に残るものばかりでした。また、大学交流祭のために何回も打ち合わせし、発想がユニークで、いろいろな案を考えて計画を立てて、当日もバリバリ働く日本人の大学生の姿はとても美しいと思いました。
宮水学園や紹興ウィークの特別講座、地球っ子クラブの授業、ビブリオバトルの参加などを通して、日本の方々や子供たちに紹興のことについて少しでも理解を深めていただけたなら嬉しいです。皆さん積極的に質問をしてくださったので、興味を持って聞いてくださったのだと思います。話が終わったときに、「紹興の古い町の建物はとても素敵です。」「紹興へ行ってみたいです。」「お話はとても面白かったです。」「日本語がお上手です。」などといただいた言葉にはたくさんの感動と励みをもらいました。そして、さまざまな場合において人の前でお話しすることは自分自身にとって、一つの試練でしたが、このような経験は今後の授業のやり方や、話し方などにつながるものが多く、ありがたい体験でした。
また、モニターツアーに参加することによって、能の神秘性と難しさが分かるようになりました。特にすり足体験はとても面白かったです。一見簡単そうに見えますが、自分でやってみるとかなりバランスが取りにくく如何に大変なことなのか身をもって体験できました。そして宮水を使って作られた日本酒はどれもおいしくて思わずフルーツ風味の酒を一本買いました。様々な体験と勉強ができるとてもよいツアーでした。
西宮での残り時間もあと1か月を切りましたが、一層真剣な気持ちで前向きに進みたいと思います。
令和5年度国際交流事務研修生 陳丹

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