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平成30年度国際交流事務研修生 研修生だよりNO.4

更新日:2018年12月25日

ページ番号:33667253

平成30年度国際交流事務研修生として8月27日から12月21日まで、胡燕静(こえんせい)さんが中国・紹興市から西宮市へ派遣され、市役所や西宮市国際交流協会で西宮市の行政や国際交流、日本文化や日本語について研修を受けられました。帰国に先立ち、西宮市での4カ月の研修について感想を書いていただきました。

研修生だよりNo.4

寒い日が続いて、冬らしくなってまいりました。西宮に来てあっという間に、もう4か月が過ぎようとしています。そろそろ帰国できて家族に会える嬉しい気持ちと、いつもお世話になっている西宮の皆様方と「さようなら」を告げる日がくるさみしい気持ちとが、こもごも入り混じっています。
日本では今年の漢字「災」のように、大雨・台風・地震などの自然災害が頻繁に訪れてしまいましたが、この4か月間西宮の方々から温かく協力していただいた私は、楽しく充実した毎日を過ごすことができました。本当にありがとうございました。
この4か月間の研修は本当に実りのあるもので、4か月間滞在する中でたいへんいろいろ勉強になりました。今回の研修が成功裏に終えられたのも関係者の皆様のご協力があったおかげです。皆様の温かいご指導とご支援がなければ、これほど大きな収穫は得られなかったと思います。ここで、支援していただいた皆様に心より感謝の意を表させていただきます。
今年の研修では、西宮市の市議会をはじめ、いろいろな部署を回り、研修させていただきました。市行政の在り方や町づくりの考え方、ガバナンスの面でたいへん有益な示唆を得ることができました。特に、政策の設立過程や政策の評価に外部の目線を入れて公開、公平、公正といった原則で行われていった面では、西宮市の経験が紹興にとっても大変有益な参考になると思います。また、西宮は多文化共生のためいろいろな努力を尽くしていますから、それを見て・体験しているうちに、しみじみと感動させられました。私自身もこれから学校の管理職として、これからそれら研修の体験を生かしていこうと思います。
この度、諸関係者をはじめ、西宮市のいろいろな方々にお目にかかることができました。紹興のことを会った方々に紹介さていただくチャンスにも恵まれましたし、西宮市民の方々のお考えを伺うこともできました。この4か月間深く感銘を受けたのは、日本の方々のやさしさと思いやりです。高度成長を経た中国もこれからもっと思いやりのある「和」の社会を作っていくだろうと思います。
最後になりますが、今回の研修でお世話になった方々に改めて感謝の意を表したいと思います。私は何らかのご「縁」で西宮市で研修を受け、皆様との出会いもこのご「縁」があったからだと思います。漢詩の「雖知縁似指縫砂、何妨拭涙笑別時」のように、私は、名残りを惜しみながら、このご「縁」を大事にしていきます。また、今回の研修を通じて「縁」の輪を広げられると思います。紹興と西宮はこれからきっともっと広範囲で友好交流ができると信じておりますし、自分も帰国したら、自分の職場でこの研修で得た成果を生かし、この友好交流の架け橋になって、頑張っていきます。また、皆様にもお会いできるように、期待しております。
皆様のこれからのご健勝とご活躍をお祈りいたします。
皆様、長い間お世話になりまして、ありがとうございました。よいお年を!さようなら!

平成30年度国際交流事務研修生 胡燕静

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