上ケ原地域コミュニティ
更新日:2025年1月28日
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歩いて感じてほしい上ケ原地域の魅力
ウイリアム・メレル・ヴォーリズ設計のスパニシュ・ミッション・スタイルに統一された美しい関西学院大学キャンパスや、平成26(2014)年に国の重要文化財に指定された神戸女学院の校舎など、県立西宮高等学校、小中学校、幼稚園などの教育施設が集中する上ケ原地域周辺は、昭和33(1958)年に西日本初の文教地区に指定されています。
学園花通りから関西学院正門、中央芝生、時計台(関西学院大学博物館)、甲山へとつながる眺望は西宮を代表する景観になっています。春を告げる甲東梅林は多くの人で賑わい、桜並木、新緑、紅葉、住宅地に点在する田圃、宝塚の境界を流れる仁川など、緑豊かな澄んだ空気の中、野鳥の鳴き声が聞こえる静かな環境の町です。
江戸時代に仁川から掘って水を通した苦労を伝える上ケ原用水分水樋(市の指定史跡)、現存する関西学院構内古墳や上ケ原浄水場古墳など歴史的な遺跡も数多くあります。地域内に四季を通じて流れる水路の水は今も地域の農業用水として使われています。
阪神・淡路大震災の地すべりにより大規模な地滑りが発生した仁川百合野町地区。その後、対策工事をされ、地すべり資料館周辺の水路や斜面は、地域の人たちに手入れされ、花の名所になっています。
遠い昔からその時代の人々の営みによりつくられ維持されてきた上ケ原地域は、今も、地域の人々の手で景観と豊かなコミュニティーが育まれています。
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