改善しよう!禁煙編
更新日:2022年7月7日
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禁煙にチャレンジして生活習慣病予防!
喫煙は、がん、脳卒中、心筋梗塞、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの様々な病気の危険因子となります。
目次
喫煙により心筋梗塞や狭心症などの心疾患や脳卒中、糖尿病の合併症などのリスクが上昇します。
タバコをやめることにより生活習慣病予防、重症化予防に繋がります。
タバコの煙には、ニコチン、タール、一酸化炭素などの5000種類以上の有害物質を含みます。
タバコの害はタバコを吸う人と吸わない周囲の人の両方に影響を与えます。吸わない周囲の人を巻き込む『受動喫煙』は、特に妊婦や子どもが受ける影響は大きいです。「加熱式タバコ」も「紙巻きタバコ」同じように『受動喫煙」が起こります。主なタバコの影響は以下のとおりです。
子どもをタバコの煙から守るために禁煙してみませんか(PDF:824KB)
Q:換気扇の下でタバコを吸っているので、周りの人に害はありませんよね?
A:換気扇では十分に換気できません。家族周りの人にも害はあります。タバコの煙がなくても、タバコの匂いを感じれば受動喫煙しているのと同じです。
Q:ベランダでタバコを吸っているので、周りの人に害はありませんよね?
A:ベランダでタバコを吸っても周りの人にも害はあります。窓を閉めていても、サッシやレールの隙間から室内にタバコの煙が流れ込んでいる場合があります。また、タバコの有害物質は、吐く息・服・髪の毛等に残り、あなたとともに部屋の中に入ってきます。
Q:空気清浄機の近くでタバコを吸っているので、周りの人に害はありませんよね?
A:空気清浄機では、タバコの有害物質を除去できません。タバコの煙の成分は、気体と粉じんを含んでいます。95%以上が気体ですが、空気清浄機で除去できるのは、粉じんの一部のみで、気体は素通りしてしまうからです。
Q:加熱式タバコに変えたから、家の中で喫煙しても、周りの人に害はないですよね?
A:加熱式タバコを吸った後の部屋には、有害物質が検出されています。加熱式タバコでも、周りの人の健康へ悪影響を及ぼす可能性があります。
喫煙と健康問題について簡単に理解したい方のためにQ&A(厚生労働省)(外部サイト)
「長年タバコを吸っているから、今更禁煙しても・・・」なんて思っていませんか。今すぐタバコをやめる事で、以下のような効果があります。
- 朝の目覚めがよくなる
- 節約になる(1日20本禁煙することで、年間約14万6千円の節約になります)
- ごはんがおいしくなる
その他にも、心肺機能が向上し、歩行が楽になったり、心疾患・脳血管疾患・がんのリスクが低下します。
禁煙方法は、いくつかあります。
- 自分で頑張る
- ニコチンガムを使う
- ニコチンパッチを使う
- 禁煙外来を利用し、飲み薬を使う(禁煙外来については「禁煙を考えている方へ」をご覧ください。)
自分にあった禁煙方法を探しましょう。禁煙相談も実施していますので、詳細は以下をご覧ください。主な禁煙方法(PDF:866KB)
生活習慣病や禁煙以外の改善方法については、「生活習慣病予防」をご覧ください。
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