このページの先頭です

改善しよう!食事編

更新日:2023年10月6日

ページ番号:14744404

食生活の改善で生活習慣病を予防しましょう!

目次

  1. バランスよく食べるには?
  2. 外食や惣菜の上手な選び方、食べ方の工夫
  3. お酒の適正量とは?
  4. 間食について
  5. 野菜をたくさん食べましょう!
  6. 減塩について
  7. カルシウムについて~骨粗鬆症予防のために~
  8. 夜遅い時間に食事をとる方へ
  9. あぶらは質と量が大事
  10. その他栄養情報

バランス食レシピ集
野菜・減塩・脂質控えめ・カルシウムたっぷり・鉄分たっぷり・エネルギー控え目なおつまみ等が載っています。


食品中に含まれている体に必須な栄養素のうち、エネルギーの源となる「たんぱく質・脂質・炭水化物」を三大栄養素といいます。
食品は、含まれている栄養素により3つのグループに分けられます。
は、主にエネルギーのもとになる「炭水化物」を多く含みます。
は、主にからだをつくるもとになる「たんぱく質」を多く含みます。
は、主にからだの調子を整えるもとになる「ビタミン・ミネラル」を多く含みます。
献立を立てる時は、(主食:穀類・(芋類))、(主菜:魚・肉・卵・大豆)、(副菜:野菜・(芋類)・果物)のものをそろえて食べましょう!
各色の食品の中でも偏らずに食べることが大切です。例えば、赤グループなら3食とも肉類にしないで、朝食は「卵」、昼食は「魚」、夕食は「肉」というように色々な食品を食べるとよいでしょう。
主食主菜副菜


単品でも「赤」「黄」「緑」を意識してそろえるとバランスがぐんと良くなります。

(例)うどん単品→うどん(黄)+卵(赤)+ほうれん草(緑)

欠食や偏食、暴飲暴食、不規則な時間の食事は、バランスが偏る最大の原因です。規則正しい食生活を目標にできることからはじめましょう。

その他のバランス確認として、「食事バランスガイド」について:農林水産省(外部サイト)新規ウインドウで開きます。があります。

また、食事制限を受けている人は、医師の指示に従ってください。


外食や惣菜、コンビニ弁当は、忙しく時間がない時や楽しみのひとつとして利用するのはよいですが、利用頻度が高い人は、塩分、脂肪分、エネルギーは摂り過ぎになり、ビタミン、ミネラル、食物繊維などは不足しがちになります。
・単品より定食ものを
丼ものや麺類などは、炭水化物の摂り過ぎや野菜不足になりがちです。
食べすぎが続く時は、比較的低エネルギーの和定食や焼き魚などの入った和食弁当を選ぶとよいでしょう。
ただし、和食でも天ぷらなどの揚げ物はエネルギーが高いので注意しましょう。
単品の場合は、特に野菜の多いものを選びましょう。
例)ラーメン⇒五目ラーメン
追加で果物や牛乳などを加えるとバランスがよくなります。
・外食の前後で調整
外食を利用した時は、前後の食事で野菜を多めに摂る、揚げ物や間食は控えるなど調整しましょう。


1日の適正量は、以下の図のとおりです。適正量を守りましょう。
飲みすぎると肥満、高血圧、肝臓病などの誘因になります。
肝臓を休ませる「休肝日」も必要です。週2日以上の休肝日を設けましょう。飲みすぎる人は、ノンアルコールや無糖の炭酸水などを上手く利用しましょう。
また、お酒のおつまみになるものは、味付けが濃いものや揚げ物などが多いです。食べすぎには注意し、不足しがちな野菜などを1品加えるとよいです。

お酒の目安量の図


間食も外食と同様に、楽しみのひとつとして、上手に付き合いましょう。
洋菓子や菓子パンは、コレステロールが高くなる生クリームやバターをたくさん使用しているため、エネルギーも高いです。スナック菓子も塩分や油分を多く含むので食べすぎは注意です。洋菓子より和菓子のほうが比較的脂質は少ないですが、砂糖を多く使用しています。
市販のお菓子にはエネルギー表示が載っています。それを参考に、時間と量を決めてお酒も間食も合わせて1日200キロカロリー以内におさえましょう。

間食は時間と量を決めましょうの図

ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。それでもおやつがほしい…1日おやつはどのくらい食べてもいいの?(PDF:398KB)

ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。ちょっとまって!そのおやつ何キロカロリー?砂糖は何g入ってる?(PDF:708KB)


野菜の1日の摂取目標量は、350gです。緑黄色野菜や淡色野菜など色々な種類の野菜を食べましょう。

1食あたりの目安量は、温野菜だと「片手のひら1杯」ぶん、生野菜なら「両手のひら1杯」ぶんになります。

茹でる、炒める、蒸すなど加熱することによりカサが減り、たくさん食べられます。

野菜の小鉢を1皿とすると「1日5皿」が摂取目標量です。

野菜を食べるとよいこと

  • 野菜に含まれているカリウムがナトリウムを体から排出し、血圧の上昇を抑えてくれます。(カリウム制限がある人は医師の指示に従ってください。)
  • 野菜、海藻類、きのこ類などに含まれている食物繊維は、血糖や脂質の急激な上昇をおさえてゆるやかにしてくれる働きがあります。食事の際、野菜を最初に食べると食べすぎも防ぐことができより効果的です。
  • 野菜に含まれるビタミン類は、抗酸化作用があり、動脈硬化を予防する働きがあります。


1日の食塩摂取目標量は、男性が「7.5g」女性が「6.5g」です。
加工食品や練り製品、漬物類、惣菜、めん類をよく食べる人、外食をよく利用する人は、塩分の摂り過ぎに注意しましょう。

塩分の多い食品例の図

減塩の工夫のポイント

できることから取り組んでみましょう。

  • 新鮮な食材を使い、素材の持ち味を生かす。
  • だしをしっかりとって、味付けは薄くする。
  • 汁物は野菜たっぷりの具沢山にする。
  • めん類の汁は残す。
  • 香辛料やにんにく、ハーブを使用する。
  • だし割りしょうゆを利用する。
  • 柑橘類などの酸味を加える。
  • 調味料は、かけるより小皿に入れてつける。


骨粗鬆症とは、骨がスカスカになりもろくなるため骨折しやすい状態になる病気です。特に高齢者は、骨折により歩けなくなったり寝たきりになったりするリスクが高まります。
若いうちからできるだけ丈夫な骨を維持できるような生活習慣(食事や運動など)を身に付けて、骨粗鬆症を防ぎましょう。
骨の主成分はカルシウムです。食事から不足すると骨がもろくなりますので意識してとるようにしましょう。

ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。カルシウムの多い食品について(PDF:751KB)
ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。骨粗鬆症予防のために(PDF:640KB)(骨を丈夫にするための身に付けたい生活習慣とカルシウムの吸収をアップさせる栄養素について)


残業やシフトワークで夜遅くに食事をとる事が続く方は、血糖が上昇しやすく体脂肪がつきやすくなります。

夜遅くまで仕事する人の絵

食べ方のポイント~朝はしっかり夜は軽め~

  • 朝食をしっかり食べましょう。
    毎日の朝食と朝の光を浴びることで体内時計がリセットされます。
    体が目覚めて体調不良の改善や脳がしっかり働き仕事の効率がアップします。
  • 夜遅くに食事をとる日は、量を軽めにしましょう。
    量は、朝食よりも控え目にして野菜をたっぷりとりましょう。脂肪をおさえた消化の良い食事が望ましいです。
    野菜から食べると食物繊維が血糖の急上昇や、脂肪の吸収を抑えてくれます。寝る2時間前は食事をとらないようにしましょう。
    仕事で夕食が遅くなる場合は、職場でおにぎりなどの「主食」をとり、帰宅後に軽めに「主菜」と「副菜」をとる分食をすると食べすぎを防ぐことができます。

脂質は欠かせない三大栄養素のひとつですが、とりすぎは禁物です。からだの中の脂質代謝のバランスが崩れて脂質異常症にならないためにも、油や脂物が好きな人は、とりすぎに注意しましょう。

油と脂のちがいは?

  • 油は、オリーブ油、ごま油、大豆油などの植物性脂肪と魚の脂肪です。
    常温では液体の状態で、不飽和脂肪酸を含みます。不飽和脂肪酸は、悪玉であるLDLコレステロールを減らし、善玉であるHDLコレステロールを増やします。また、魚に多く含まれる不飽和脂肪酸は中性脂肪を減らします。
    ただし、からだに良いからと思い込んでとりすぎるとエネルギー過剰になり、肥満や脂質異常になります。

    5


  • 脂は、肉類や卵、バター、ラード、生クリームなどの動物性脂肪です。
    洋菓子、菓子パンや肉類をよく食べる人は注意が必要です。
    常温では個体の状態で、飽和脂肪酸を含みます。飽和脂肪酸は、とりすぎるとLDLコレステロールを増やし、動脈硬化が進行します。

    6


◎脂質異常症については、脂質異常症~コレステロール・中性脂肪が高いあなたに知ってほしいこと~をご覧ください。


◎生活習慣病や食事以外の改善方法については、「生活習慣病予防」をご覧ください。

「食育だより」のご案内

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader(新規ウインドウで開きます。)

お問い合わせ先

地域保健課

西宮市染殿町8-3 西宮健康開発センター

電話番号:0798-35-3310

お問合せメールフォーム

本文ここまで