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カメ等のは虫類を原因とするサルモネラ症に係る注意喚起について

更新日:2021年9月23日

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カメ等のは虫類については、国内外を問わず、多くのもの(50~90%)がサルモネラ属菌を保有しており、人がこれらの動物との接触を通じてサルモネラに感染すると、胃腸炎症状を起こしたり、まれに菌血症や髄膜炎等の重篤な症状を引き起こす場合があります。特に新生児や乳児、高齢者等、免疫機能の低い人では重症化しやすいことから、家庭でカメ等のは虫類を飼育される際には感染予防に注意してください。

サルモネラ症について

感染経路

通常、サルモネラ症は汚染された食品を介して感染しますが、は虫類等の動物との接触を通じて感染することもあります。飼育中のは虫類を触った又は飼育箱を洗浄した手指などにサルモネラが付着し、これが口に入ることにより感染します。

感染状況

今般、米国より、2011年5月以降、主に乳児を含む子どもがカメに触ったことを原因とするサルモネラ症の集団発生が、米国で広域的に繰り返し発生している旨の情報提供が世界保健機関(WHO)を通じてありました。日本でも、は虫類が原因と判明したサルモネラ症の事例がほぼ毎年発生しており、子供がペットのミドリガメから感染し、重症となった事例があります。

予防方法

  • ペットの飼育環境を清潔に保ち、特に下痢をしている動物やは虫類の世話をした後には石けんを使って十分に手を洗いましょう。
  • 免疫能力の低い人(新生児や乳児、高齢者等)がいる家庭でのは虫類の飼育は控えましょう。特に感染する危険性の高い方がいる家庭等では飼育方法を十分検討しましょう。
  • カメ等の飼育水を交換する場合は、食品や食器を扱う流し台などを避け、排水により周囲が汚染されないように注意しましょう。

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