医療的ケアが必要なお子様の保育所等のご利用について
更新日:2023年4月3日
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西宮市では、令和5年4月より市内認可保育施設において、日常生活及び社会生活を営むために、経管栄養や吸引等の医療的ケアを必要とする児童の受入れを以下のとおり開始します。ご利用を希望される場合は、利用申込前にお早めに保育所事業課(電話0798-35-3033)までご相談ください。
なお、看護師確保の状況により受入開始時期が変更となる可能性がありますので、あらかじめご了承をお願いいたします。
受入体制について
受入対象となる児童
原則、在宅生活が一定期間あり、身体状況(病状、治療、医療的ケアの内容等)が安定している児童。
対応可能な医療的ケア
- 経管栄養(鼻腔・胃ろう等)
- 吸引(口腔・鼻腔、気管カニューレ等)
- 酸素療法
- 導尿
保育時間
原則、月曜から金曜までの8時30分から16時30分です。(※看護師が常駐する時間となります。)
そのため、ご希望に沿った保育時間(預かり時間)とならない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
入所時期、受入施設および受入人数
入所時期 | 受入施設 | 受入人数 |
---|---|---|
毎年4月のみ | 芦原むつみ保育所 | 計2名(0歳児から5歳児まで) |
申込から利用開始までの流れ
※令和6年4月入所にかかる日程については、確定次第、市のホームページでお知らせします。
1.利用申込前の相談
医療的ケアが必要なお子様についての状況をお聞きし保育の概要をご説明しますので、利用申込前にお早めに保育所事業課(電話0798-35-3033)までご相談ください。
2.利用申込手続きおよびお子様の面接
利用申込にあたって必要な書類をご提出ください。
また、主治医意見書(様式あり)の提出が必要です。保育所事業課にご相談いただいた後に様式をお渡しします。医療機関によっては、主治医意見書の発行に時間を要する場合がありますので、お早めに発行を依頼してください。
お子様の面接では、現在の病状、治療(療育)状況、医療的ケアの内容等の確認などを行います。
3.医療的ケア委員会
主治医意見書等をふまえて、お子様が必要な医療的ケアを受けながら保育所等において集団生活が可能かどうか検討します。
4.利用調整(入所選考)
医療的ケア委員会において集団生活可能と判断された児童を対象に、市が定める利用調整基準に基づき利用調整(入所選考)を行います。
5.結果発表
利用調整(入所選考)後、結果を文書にて通知します。利用決定となった場合は、その後、入所前面接や保育体験、慣らし保育を行います。
6.入所前面接および保育体験
保育所において、病状や治療状況、家庭での過ごし方など詳細な聞き取りを行います。また、保育にあたって配慮すべきことや緊急時の対応などについて、保護者と保育所の間で認識を共有するとともに、親子で保育所での生活を体験していただき、入所後の生活の流れをイメージしていただけるよう保育体験を行います。
7.慣らし保育
親子で通園することから開始し、少しずつ環境に慣れるとともに、保護者の方が行う医療的ケアの手技等を看護師等が確認し、保護者の方と一緒に健康観察を行うなど、安全な保育および医療的ケアの実施に向けての準備期間として、慣らし保育を行います。
慣らし保育の期間は、お子様の状況により異なります。保育所と相談しながら慣らし保育期間を決定します。
また、育児休業からの職場復帰に伴う申込の場合、4月1日入所の場合は5月15日までの復職が必要ですが、慣らし保育が5月15日までに終了しない場合は、保育入所課にご相談いただきましたら復職期限を延長します。
お問い合わせ
- 医療的ケアが必要な児童の受入れについて…保育所事業課(電話0798-35-3033)
- 利用調整(入所選考)について…保育入所課(電話0798-35-3160)
