西宮市立大社中学校教育環境整備事業基本設計実施設計業務に係る公募型プロポーザルの実施について
更新日:2025年8月29日
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事業者の選定について(令和7年8月29日)
令和7年6月20日までに6者(うち1者辞退)からプロポーザル参加表明があり、西宮市立学校施設整備設計等事業者選定委員会による審議(書類審査・プレゼンテーション)の結果、令和7年8月29日、山下設計・三弘建築事務所設計共同企業体を最優秀提案者として特定しました。
【選定方法】
公募型プロポーザル
【審査の日程】
■提案書締切 令和7年7月18日(金曜日)
■1次審査(選定委員会)令和7年8月1日(金曜日)
■2次審査(選定委員会)令和7年8月22日(金曜日)
【プロポーザル提案者】
株式会社坂倉建築研究所大阪事務所
CAn・早川綜合設計共同企業体
平田・長大設計共同企業体
山下設計・三弘建築事務所設計共同企業体
山本・才本・日下部設計共同企業体
【審査講評】
今回のプロポーザルにあたっては、短い作業期間にもかかわらず5者から提案書を提出いただきました。これまでの経緯や、基本計画を正確に理解したうえで提案いただいたことに、審査員一同、厚く御礼申し上げます。厳正な審査の結果、最優秀提案者(受託事業者候補)として、山下設計・三弘建築事務所設計共同企業体を選定いたしました。
同設計共同企業体を選定した第一の理由は、整備コストに係る課題を真摯に受け止めたうえで、コスト縮減に対する個別具体的な提案が多くあったことが挙げられます。基本計画との対比説明が明瞭であり、金額など具体的な削減効果の提示は理にかなっているものが多く高く評価しました。具体的で実現性の高い提案は、業務を進めるうえで重要となるコスト管理を的確に実行される可能性が高いことを評価しました。
第二の理由は、基本計画に忠実でありながら、適材適所に教育環境改善に関する効果的な提案が盛り込まれていたことが挙げられます。今後必要とされる教育の考え方を的確に捉えたうえで、建築物としてどのように実現したいかが明確に示された提案でした。編集可能な空間づくりや、フレキシブルラーニングエリア、学びの拠点となるエリア等、学習意欲の促進につながる効果的な考え方が表現されていたことから、学校が抱える課題に対しても、より良い教育環境の実現につながる提案を期待できることを評価しました。
プレゼンテーションにおいては、提案書のポイントを的確にまとめたうえで、情報整理された説明であったこと、質疑応答においては、質疑の意図を正確に理解したうえで適切な意見を述べられていたことを評価し、学校や地域等の意見を聞きながら、より良い教育環境を創っていく力を感じることができました。
ただし、恒久仮設校舎や、ランドスケープの整備に係る提案については、将来性、及び費用対効果に十分留意したうえで整備方針を決定する必要があることから、市と十分に協議を重ねたうえで是非を判断いただきます。
今後は、基本設計・実施設計の策定にあたり、事業者、行政、学校関係者、近隣住民の方々との意思疎通を十分に図り、地域に根ざした中学校として、西宮市立大社中学校を生徒にとってより質の高い教育環境を提供する場にしていただくことを期待しております。
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質疑回答について(令和7年6月13日)
実施要領及び貸与資料に関する質疑への回答を公表いたします。
なお、本回答に対する質疑、及び再質疑は予定しておりません。
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応募について(令和7年5月12日)
公募型プロポーザル実施要領等を公表します。
本プロポーザルに係る質疑につきましては、様式3「質問書」にて書面で受付いたします。その他の方法による質疑に対しては、回答いたし兼ねますのでご留意ください。
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