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ノロウイルス食中毒予防について

更新日:2023年3月20日

ページ番号:70252460

ノロウイルスの特徴

  • 乳幼児から高齢者まで、幅広い年齢層に、胃腸炎をおこします。
  • 特に冬場に多いですが、一年中発生があります。
  • ノロウイルスはヒトの腸管内で増殖し、患者や感染者のふん便や嘔吐物には大量のウイルスが含まれています。
  • 回復した(症状が消えた)後も長期間、ふん便中にウイルスを排出します。
  • 感染しても症状が出ない場合(不顕性感染)があります。不顕性感染でもふん便中にウイルスを排出します。
  • 海水中にノロウイルスがいる場合、二枚貝が取り込み蓄積していることがあります。
  • 感染力が非常に強く少量でも発症するため、食中毒の他に、ふん便や嘔吐物、手指を介してヒトからヒトへ感染します。
  • ノロウイルスは乾燥すると空気中にただよい、これが口に入って感染することがあります。

原因食品

  • 生あるいは加熱が不十分な二枚貝
  • ウイルスに感染した食品取扱者を介して汚染された食品

症状

  • 潜伏期間(感染後症状が現れるまでの期間)は1~2日です。
  • 主な症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度です。

予防方法

手洗い!

  • 調理や食事の前、トイレの後、おむつ交換等を行った後は、流水で石けんを使ってしっかり手を洗いましょう!(二度洗いが効果的です。)
  • ノロウイルスの手洗いは、手についたウイルスを洗い流すことがポイントです。

加熱!

  • 加熱が必要な食品は中心部までしっかり火を通しましょう(85~90度で90秒間以上)。
  • カキなどの貝類には「生食用」と「加熱調理用」の表示区分があります。加熱調理用は生では食べられませんので注意が必要です。できれば貝類の生食は避け、加熱しましょう。

洗浄・消毒!

  • まな板、ふきん等の調理器具は、よく洗いましょう。
  • 消毒には塩素系消毒剤または煮沸が有効です。
次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系漂白剤の使い方(市販の5~6%の塩素系漂白剤を消毒に使用するとき)
消毒するもの濃度薄め方
調理器具類や手すり、ドアノブなど0.02%ペットボトルのキャップ半分弱(2ミリリットル)の塩素系漂白剤に、500ミリリットルの水
ふん便や嘔吐物が付着した床など

0.1%

ペットボトルのキャップ2杯(10ミリリットル)の塩素系漂白剤に、500ミリリットルの水

  • 必ず製品の「使用上の注意」をよく確認してから使用してください。
  • 使用の都度作ることとし、作り置きしてペットボトル等に入れたまま保管しないでください。また、ペットボトル等には消毒液であることをはっきり明記するほか、小さいお子さん等が手の届くところに置かないようにして、誤って飲むことがないように注意しましょう。

嘔吐物やふん便の処理

 患者のふん便や嘔吐物には、大量のウイルスが含まれているため、処理の際には手袋やマスクを着用し、塩素系消毒剤で消毒しましょう。

【参考】

 

事業者の方へ

 下記リンクを参考に、ノロウイルス等による食中毒予防の徹底に努めてください。

【参考】

集団給食施設などの大量調理施設における食中毒予防のための重要管理事項です。

リンク

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西宮市六湛寺町10-3 西宮市役所西館1階

電話番号:0798-26-3668

ファックス:0798-26-6080

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