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貝毒の発生について

更新日:2023年9月11日

ページ番号:15543310

 近年、兵庫県瀬戸内海海域では貝毒が周年発生しており、局地的に毒化することが確認されています。貝毒原因プランクトンの急激な増加に伴い、二枚貝が毒化する可能性があるため、管理された潮干狩り場以外でアサリ、ムラサキイガイ及びカキなどの二枚貝を採取して食べないで下さい。貝毒は熱に強く、家庭での加熱調理では分解されません。
 発生海域及び、その周辺状況については、下記ホームページをご確認下さい。

貝毒とは

 二枚貝が一部の有毒プランクトンを食べることで、貝自体が毒素を蓄積します。それを人間が食べることで食中毒を起こすことがあります。
※プランクトンをえさとする二枚貝にのみ起こるため、二枚貝以外の貝類(アワビ・サザエ)や、魚類は食用としても問題ありません。

※一度毒化した貝でも、海水中の有毒プランクトンが減少することにより無毒となります。

症状について

症状により麻痺性貝毒と下痢性貝毒に分けられます。

  • 麻痺性貝毒
    食後30分で舌、唇などがしびれ、重症の場合、体が思うように動かなくなります。最悪の場合には、12時間以内に呼吸困難などで死亡に至る場合がありますが、12時間を越えれば回復に向かいます。
  • 下痢性貝毒
    食後30分から4時間で下痢、腹痛、嘔吐などの症状がでますが、3日以内には回復します。

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