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市長コラム 令和4年(2022年)11月

「エコ」を文化に、ファッションに

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地球温暖化やプラごみ問題など地球環境問題は、今を生きる私たちにとって最大級に重要な課題の一つです。西宮市においては、2050年ゼロカーボンシティを宣言、またプラごみ削減にも積極的に取り組んでいます。そうした中で、これら対策がいかに成果を出せるかは、行政の姿勢が大切であることはもちろんですが、同時に、すべての市民が自分ごととして取り組んでいただくことが重要であると考えています。


そうした中で、市としては市民の皆さんが環境問題を自分ごととして取り組んでいただく仕組みをこのほど用意することとなりました。私たちは、大量生産大量消費社会を作り上げ、プラスチックの普及によって便利で衛生的な生活を送ることができています。ただこのスタイルが、果たしてこの先永続的なのだろうか、私たちはこうした現代社会のあり方を見直すべき時にも来ているのではないか、というのが私の問題意識です。一方で、便利で快適な社会を手放すのはそう簡単ではありません。そこで、私たちは単に地球環境問題に取り組むことを面倒なこととしてとらえずに、まさに文化として、ファッションとして根付かせることができないか、と考えています。そうした思いに呼応していただく形で、このほど新たに二つの取り組みを西宮市でスタートすることと致しました。


ひとつが、ジモティーさん、おいくらさん、メルカリさんと協定を締結した、粗大ごみのリユース促進に向けた取り組みで、市民の皆さんに粗大ごみとして捨てるのではなく、必要とする方に譲り渡す、リユースを実践してみませんかと働きかけるものです。さらに、メルカリさんについては、グループ会社のソウゾウさんとも協定を締結し、西宮市に粗大ごみとして出された家具などのうち再利用できそうなものを、市がメルカリショップで出品するという試みも始めました。西宮市の粗大ごみ処理申込件数は、令和元年度が年間173,494件だったものが、2年度は184,293件、3年度には193,719件と、増加傾向にあります。中には私も欲しくなるようなものも含まれており、とてももったいないなと感じていました。そこで、市がメルカリショップを通じて粗大ごみの一部を販売することで、市民の皆さんにリユースのきっかけを作りたいと考えたものです。この取り組みは全国で3事例目、西日本では初ということもあり、メディアを通じて大きな反響をいただきました。とてもありがたいことですが、この反響をみて感じたのは、多くの市民の皆さんもまだ使えるものが粗大ごみとして捨てられることにもったいなさを感じていたのだなぁということです。一方で、市としてこの取り組みは、収入確保のための事業とは考えてはおりません。目指すところは、市民の皆さんがご自身でメルカリ等を使って出品をしてもらえるようになればと考えています。そのため、今後はメルカリへの出品の仕方などを公民館などでレクチャーする機会を作り、西宮市においてはリユースがエコな文化として根付いていくようにしていきたいと考えています。


もう一つの取り組みが、リターナブル容器を使う仕組みLOOPを、兵庫県初で西宮市が取り入れることとなったことです。このほど西宮市は、LOOPを運営されるテラサイクルジャパンさんと協定を締結し、10月31日から、イオン西宮店とイオンスタイル甲子園店において、容器の再利用を前提とした商品が販売されることとなりました。


日々の暮らしの中で、私たちはさまざまなものを買って生活していますが、そのほとんどにはプラスチックやアルミなどの容器や包装がついてきます。今はそれらを分別してリサイクルにまわすのが基本ですが、もう一歩踏み込むには、プラごみの発生そのものを抑制する必要があります。となると、一度きりのための容器でなく、何度も使える仕組みが大切ではないかと考えられます。これは今に始まったことではなく、瓶ビールなどはかつてはビールの主流でありました。一方で、便利な容器の出現で、重く面倒な瓶などが廃れていったのは皆さんご認識の通りです。ここで改めて、エコの観点からリターナブルを文化として採り入れよう、という試みが今回のLOOPです。


LOOPの仕組みは、商品に容器代が含まれており、使用後にその容器を専用BOXに返却すると、後日、容器代分が返却される、という仕組みです。私も早速、瓶のスポーツ飲料を飲み(230円)、専用BOXに返却をしました。専用アプリを通じて、後日、77円が返ってくるはずです。また、洗濯洗剤も購入、これは1300円強と高かったですが、後日770円が返ってきます。一般に販売されているものと比較して、中身だけみると割高ではないそうですが、この取り組みが今後普及していけば、値段も下がってくると期待しています。今回は、イオンさんが先駆者となってこの仕組みに協力していただきましたが、これが他店や商店街にも拡がっていき、市民の文化、ファッションとして根付いていくことが私の夢です。


便利で快適な現代社会の暮らしを変えていくことは、そう簡単ではないと思っています。それを変えていくには、文化として根付かせること、そしてそれがファッションでもあり、格好良い、つまりCOOLなものと私たちが受け止めるようになれば、エコはもっと拡がりを見せ、地球環境問題にも寄与するのではないかと考えています。市民の皆さんの参画をどうぞよろしくお願いします!

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令和4年11月2日

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