東京大学大学院情報学環と情報通信技術に関する技術交流及び学術交流のための連携・協力に係る協定を締結
更新日:2025年11月21日
ページ番号:62689617
実施日:2025年11月20日


11月20日(木曜)、国立大学法人東京大学大学院情報学環と情報通信技術に関する技術交流及び学術交流のための連携・協力に係る協定を締結しました。
この協定は、情報通信技術(AI活用やデータ利活用を含む。以下「ICT」という。)に関する技術交流及び学術交流を通して、行政課題の解決に資する取組を行うことを目的とし、「行政課題の解決に資する研究や助言に関すること」や「最先端のICTの研究成果と行政課題とのマッチング研究に関すること」等について連携して取り組むものです。
同大学院情報学環学環長の目黒公郎(めぐろ・きみろう)教授はビデオメッセージにおいて「本取組は、行政と大学が連携してAIやデータ利活用といった先端ICTを地域行政の実務に結びつけるものであり、国内でも先進的な試みです。東京大学大学院情報学環としても、本協定を通じて、学術的知見を社会実装へと発展させることを期待しています。」と話されました。
同大学院情報学環副学環長の越塚登(こしづか・のぼる)教授は「東京大学大学院情報学環は、幅広い分野をつなぐ組織であり、人材も多岐にわたります。そのため、さまざまな課題に対して、色々な方面からのアイデアを出すことに適しています。本協定をスタートとして、西宮市の皆さまと共に課題解決を進めていきたいと考えています。」と話されました。
石井市長は「昨今、ICTの技術開発は大きく進展しています。一方で、その技術を私たちが十分に使いこなせていないという課題もあります。そうした状況において、最先端の知見をお持ちの東京大学大学院情報学環様と一緒に取り組めることは大変心強く、感謝申し上げます。単に協定を締結するだけでなく、具体的な検討課題を定め、実行に移してまいりたいと考えています。」と謝辞を述べました。
お問い合わせ:デジタル推進課(0798-35-3519)