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11月号 「百太夫」にちなみ 西宮に夢を

更新日:2020年11月24日

ページ番号:83366526

西宮徹底解剖11月号「『百太夫』にちなみ 西宮に夢を」
ゲストティーチャー/文化プロデューサー 河内厚郎さん
放送日
月曜20時30分~
テーマ音声配信
11月2日人形芝居の祖神、百太夫
【クイズ】
百太夫祭が行われるのはいつでしょうか?
【答】1月5日
ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。11月2日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):25,135KB)
11月9日エビスの前身、ヒルコ
【クイズ】
ヒルコの神を祀っている神社はどこでしょうか?
【答】西宮神社
ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。11月9日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):25,152KB)
11月16日えびす信仰の広がり
【クイズ】
百太夫広場をどこに建設したいと考えているでしょうか?
【答】阪神西宮駅周辺
ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。11月16日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):25,409KB)
11月23日西宮の太夫/質問コーナーファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。11月23日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,142KB)

※この放送は、さくらFM78.7MHzでお聴き頂けるほか、インターネットからもお聴き頂けます。
 詳しくは、さくらFMのホームページ(外部サイト)新規ウインドウで開きます。をご覧ください。
※このホームページからの音声配信は、著作権等の関係により、一部配信できない個所があります。

11月号概要

室町時代、西宮神社の北側、散所村(現在の産所町)には、「傀儡子(くぐつし)」と呼ばれる人形遣いが多く住んでいました。彼らの操り人形が淡路に伝わって人形浄瑠璃に、さらに大阪の文楽に発展したことから、西宮は「人形操り発祥の地」であると言われています。
今回は、そんな歴史のある阪神西宮駅周辺を、芸能・芸術・文化の拠点にしようという壮大なプロジェクトのお話です。想像を膨らませながらお聴きください。

【第1話】人形芝居の祖神、百太夫

1月5日、人形芝居の祖神を祀る「百太夫祭」が西宮神社の境内で開催されます。私は百人の太夫(=百太夫)を顕彰する広場を百年かけて建設しよう!という構想を提唱してきました。ここにいう太夫とは、人形芝居にとどまらず、優れた技能をもつ芸能者や芸術家、文学者などを広く指し、既にNTTの前には傀儡子(人形遣い)の像がありますから、残り99人を99年かけて顕彰すればよいことになります。

【第2話】エビスの前身、ヒルコ

イザナギ・イザナミの子に生まれながらも、海(茅渟の海=大阪湾)に追放されてしまったというヒルコ。その運命に同情してか、海上に浮かび上がったヒルコを(百太夫正清が)摂津国の海浜に祀り、人形芝居で慰めたのが、西宮神社の起源とされています。わが西宮の、外にひらかれた、包容力ある風土を物語る伝説といえないでしょうか。

【第3話】えびす信仰の広がり

ヒルコはいつしかエビス神に転じて、幅広い信仰を集めるようになっていきました。これが阪神間独特の開放的な市民文化を形成していった原動力ではなかったでしょうか。芸能はじめ文化人ゆかりの神様を祀った、百太夫の由緒に始まる「百太夫広場」を、中世以来の門前町へとつながる、阪神西宮駅前に建設することになれば、市政百周年にふさわしい事業になることでしょう。

【第4話】西宮の太夫/質問コーナー

舞台芸術の殿堂・県立芸術文化センターが成功を収めている、西宮という町は、どんな(広義の)太夫を輩出し、住まわせてきたのでしょう。近年の物故者では、文楽の人形遣いで人間国宝の吉田文雀、大衆芸能で初の文化勲章を受けた名優・森繁久彌、作詞家で文化功労者の岩谷時子などが候補にあがります。ほかにも多くの芸術家や芸能者が思い浮かぶのではないでしょうか。

プレゼント

毎月第1~3週に1題ずつクイズを出題し、4週目に答え合わせをします。
全問正解者の中から抽選で1名様に、クオカード3,000円分をプレゼントします!
3週分のクイズの答えと、番組への感想・質問を書いて、さくらFMまでお送りください。
また、「こんなことが知りたい!」というリクエストもお待ちしています。
【FAX】0798-37-5514
【E-mail】787★sakura-fm.co.jp(★を@にしてください)
【ハガキ】〒662-0911 池田町9-7 フレンテ西館3F さくらFM「西宮徹底解剖」係

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