このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
サイトメニューここまで

本文ここから

市民ボランティアとの協働により夙川の松を元気にしています!

更新日:2018年4月1日

ページ番号:33098617

2017年3月7日資料提供

3月13日(月曜)午後1時半から

 本市の特色ある緑地軸を形成する夙川河川敷緑地における健全な松並木を維持するため、市民ボランティア団体(きのこクラブOB会)との協働により、夙川で採取された菌根菌(きんこんきん)を活用した松の健全化作業(本格施用)を実施します。

内容

菌根菌は砂地のような栄養の無い場所で松が生きていくために必要なもので、松と共生関係にあります。全国的には白砂青松の海岸松林を守るため、樹木医などが菌根菌資材を専門業者から入手し、施用している例はありますが、市民と共にきのこ採集や菌根菌資材の作製を行い、その資材を現地の松に施用する試みは全国的に見ても珍しいものです。
西宮市植物生産研究センターは、市民ボランティアと共に夙川の松の健全化に取り組んできました。平成22年度より菌根菌資材を活用した施用方法についての調査・検討、および試験的な施用を開始し、平成26年度より、それまでに得られた結果を基に施用方法を確立し、本格施用として実施しています。平成28年度の今回は3回目にあたります。

実施日時・場所

  • 実施日時:平成29年3月13日(月曜)13時半より
  • 場所:夙川河川敷緑地(西宮市結善町)
  • 施用対象のクロマツ:7本
  • 使用する菌根菌の種類:ショウロ、チチアワタケ、コツブタケ

作業の流れ

松の根元周辺を数箇所掘り上げ、出てきた根を剪定し、新しい根の発根を促すための資材として木質炭化物を敷き均し、その上に菌根菌資材を入れて埋め戻します。特に人の踏圧がかかる場所については踏圧防止マットを設置します。
翌年11月以降に同じ場所を掘り上げて、根の発生状況や菌根菌の形成状況などを測定し、施用の効果について評価します。

これまでの経過

  • 平成22年度より試験施用開始
  • 平成26年度より本格施用開始(1回目は平成27年2月に実施)
  • 平成28年度きのこ採集会(平成28年10月14日、10月25日)

⇒きのこクラブOB会と共に夙川河川敷できのこを採集しました。本格施用で使用する菌根菌
資材は、きのこ採集会で採取されたきのこより作られています。

  • 本格施用(平成27年度実施)の効果測定(きのこクラブOB会参加、平成29年1月27日)
  • きのこ畑の保全と育成(平成29年1月27日)

⇒きのこクラブOB会と共に夙川河川敷のきのこ発生地に菌根菌資材(胞子液)をまきました。

夙川河川敷緑地について

夙川河川敷緑地は全体が河川敷緑地(総延長4キロメートル、開設面積17.94ヘクタール)として整備されている阪神間でも類を見ない都市公園です。
昭和26年3月に戦災復興事業の一環として夙川河川敷緑地が都市計画決定され、河川敷を公園化することで、河畔松林の全面的な保全を図ることになりました。それに先立ち、昭和24年に当時の辰馬卯一郎市長の提唱で1,000本の桜(ソメイヨシノ)の若木が植樹されました。元々クロマツなどの松が1,400本程植えられており、現在、その大半の松が樹齢100年を越えています。松並木の中で桜が開花する様子は独特の景観を示しており、後世に残すべき西宮市の財産と言えます。

菌根菌について

菌根菌は菌類の仲間で、土の中で菌糸を広げて松などの樹木の根に感染します。主にリン酸や窒素を樹木に供給し、代わりにエネルギー源として樹木が生産した光合成産物を得ることで菌自身も成長することができ、菌と樹木は共生関係となります。多くの場合、菌根菌は共生関係の樹木に対し成長促進効果をもたらすことが認められています。実験で菌根菌を取り除いた土壌で栽培した植物は生育が悪くなることが確認されています。
夙川の松においても、現況調査において菌根菌の一種であるチチアワタケなどとの共生関係が確認されています。

きのこクラブOB会について

きのこを通して身近な自然について考える市民対象講座「きのこクラブ」(主催:西宮市植物生産研究センター)の卒業生有志によって作られた市民ボランティア団体。北山や甲山周辺におけるきのこ調査や、きのこの標本作製・展示などを行っています。きのこをきっかけに身近な自然を楽しみ、多くの方にきのこや自然に関心を持っていただくための活動を行っています。
(きのこクラブOB会の主な活動内容)

  • 植物生産研究センター「きのこ見本園」の管理
  • きのこクラブにおける実習およびきのこ採集会のサポート
  • きのこの標本作製および展示
  • 甲山周辺などにおけるきのこの定点観測、など

西宮市植物生産研究センターについて

植物バイオテクノロジーを活用し、市民とともに特色ある花と緑のまちづくりを進めています。
(内容)
西宮市オリジナル植物など特色ある緑化植物の研究・開発、環境学習事業として「さし芽教室」の実施、甲山湿原など市内の希少植物の保護、夙川河川敷緑地の特色ある景観の維持、市民に対する緑化推進のための普及啓発、など
(場所)西宮市北山町1番1号 北山緑化植物園内

アドバイザーについて

市では、松の本格施用やきのこの採集・培養、菌根菌資材の作製などについて、株式会社環境総合テクノスと委託契約を結び、アドバイスを頂いています。株式会社環境総合テクノスは松の樹勢回復資材の開発などで実績があります。
3月13日(月曜日)の作業当日も本格施用の指導にあたります。
株式会社環境総合テクノス(住所:大阪市中央区安土町1丁目3-5)

(問い合わせ)

西宮市 土木局 道路公園部 花と緑の課(植物生産研究センター)
 担当:船越・南部
 電話:0798-74-5970 FAX:0798-71-2299

お問合せ先

植物生産研究センター(花と緑の課)

西宮市北山町1-1 北山緑化植物園内

電話番号:0798-74-5970

ファックス:0798-71-2299

お問合せメールフォーム

https://www.nishi.or.jp/cgai-bin/formmail/formmail.cgi?d=019000462570

本文ここまで


以下フッターです。

西宮市役所

法人番号 8000020282049

〒662-8567 兵庫県西宮市六湛寺町10番3号
電話番号:0798-35-3151(代表)
執務時間:午前9時から午後5時30分(土曜・日曜・祝日と12月29日から1月3日の年末年始は除く)

支所・サービスセンターなどについてはこちら

Copyright 1997 Nishinomiya City
フッターここまでページの先頭へ