【消防局】高機能救命ボートの取扱訓練を実施しました！！

西宮市津門大塚町1番38号、西宮消防署にて高機能救命ボートの取扱訓練を実施しました。

このボートは、令和2年4月に総務省消防庁無償使用資機材として、兵庫県下で唯一、西宮市消防局に配備されたもので、特徴として長さが6.7m、横幅が3.05m、ボートのみの重さが約200kg、最大2,000kgのものを載せることができ、市内で一番大きなボートとなります。瓦礫等がある水辺での活動や一度に最大20名を乗せることもできます。また、船の先にスロープが取り付けられており、開閉することにより段差をなくすことができ、車椅子に乗られている方もスムーズに乗船できるといった様々な機能を持ち合わせています。

台風シーズンに入る時期になり、市内でも今後、大雨が予想されるため、その対策の1つとして本訓練は実施されました。当日は、ボート納入業者から取扱説明を受け、実際にボートの組み立てや装備の確認など、西宮消防署の隊員達は真剣な眼差しで取り組んでいました。

前日の業者説明に引き続き、武庫川において「高機能救命ボート操船訓練」を実施しました。

実際に現場を想定し、ボートの設定や水辺への吊り降ろし、船外機での操船や救出訓練など、充実した訓練を実施することができました。

このボートは、自然災害によって市内で大規模な冠水被害が発生した時などに現場へ出動し、市民の皆様の安心・安全を守る重要な資機材として活躍が期待されています。

今後も充実した資機材をうまく活用できるよう、職員一同、精一杯訓練に励んでまいります。