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学校給食が出来るまで

更新日:2022年8月17日

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西宮市の学校給食が出来るまでを紹介します。

(1)献立作成

学校給食の献立は、栄養教諭及び学校栄養職員が栄養のバランスや食品構成を考慮し、給食実施月の約4ヶ月前に作成しています。献立内容は、小学校(Aブロック・Bブロック)、中学校の3ブロック制の統一献立となっています。なお、特別支援学校は単独献立で実施しています。

(2)献立検討委員会

栄養教諭及び学校栄養職員が作成した献立案について、学校給食課長、校長、食育(給食)担当教諭、調理員、保護者で構成された献立検討委員会で栄養、調理、食材等について検討したうえで教育委員会が実施献立の決定をしています。

(3)物資評価委員会

実施が決定した献立のうち、加工食品・調味料については、小・中学校長、栄養教諭、保護者で構成された物資評価委員会で、物資登録業者から提出されたサンプルをもとに価格、味、見た目、原材料等を総合的に評価したうえで教育委員会が購入を決定しています。

(4)配送

給食食材については、毎朝、午前8時20分から9時30分までに(冷凍物、根菜類については前日)各学校へ配送しています。

(5)ミーティング

毎朝、調理前に調理員全員の健康状態を確認し、あらかじめ作成した作業動線図に基づき当日の役割分担を確認しています。作業動線図とは、二次汚染を起こす可能性の高い食品(肉、魚、卵など)と汚染させたくない食品(非加熱調理食品や和え物など)との交差を防ぐことを目的に作成するものです。

(6)検収

調理員は、配送された食材について数量、規格、鮮度等に問題がないか確認します。冷蔵品、冷凍品については、表面温度も計測し検収簿に記録します。検収後、50gの保存食を採取します。
※保存食とは、食中毒及びその疑いが発生した場合、発生原因を探るため、原材料、加工食品及び調理済食品からそれぞれ50g程度採取し、専用冷凍庫(-20度以下)で2週間以上保存することになっています。(学校給食衛生管理基準)

(7)洗浄

野菜の洗浄は、泥落としの洗浄を行なった後、虫等を確実に除去するため水槽を替えて最低3回の洗浄をしています。

(8)調理(自校調理)

大釜等の調理機器を使用し、多い学校では、約1,100食の給食を調理しています。衛生管理面から加熱調理するものは十分に加熱し、中心温度が75度1分間以上(ノロウイルス感染のおそれのある二枚貝については、85度~90度90秒間以上)を確認しています。

(9)検食

児童生徒の喫食開始30分前に学校責任者が安全性や味付け等に問題がないかを確認しています。

(10)配食

出来たての料理を提供するため、給食当番が給食室に受け取りにくる直前にクラスごとの食缶に配食します。

お問い合わせ先

教委 学校給食課

西宮市池田町13-3 JR西宮駅南庁舎5階

電話番号:0798-35-3862

ファックス:0798-35-9854

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