【山口分署】市立山口中学校で救急講習を実施しました

今年も、市立山口中学校において「救急講習」を開催しました。
10月3日、体育館に集まった2年生107名が救命処置について学びました。
救急隊員が救命処置について実演を交えて説明した後、生徒の皆さんが実際に胸骨圧迫を体験したり、トレーニング用のAEDを使って心肺蘇生について理解を深めました。

胸骨圧迫は、「強く」「速く」「絶え間なく」行うのが重要です。
生徒の皆さんには、2分間の胸骨圧迫を体験していただきました。
「しんどい！」「疲れる！」という声もありましたが、それは力強い胸骨圧迫ができている証拠です!

もうお気付きかもしれませんが、生徒の皆さん、救急隊員とは違う、青い上下の服の方々がおられますよね？
実は、今年の救急講習では兵庫医科大学の医学生さんにも協力いただきました。
心肺蘇生の実演に、生徒の皆さんへのアドバイスに、と大活躍でした！
AEDの実践を通して、「AEDは簡単に使える」と理解していただけたと思います。

短い時間ではありましたが、生徒の皆さんは非常に真剣に、また熱心に講習に取り組んでいました。
この講習を通して、「自分も胸骨圧迫ができる！」「AEDを使える！」と感じていただけたのではないかと感じています。
救命に必要なことは、心肺蘇生法もさることながら、
「勇気をもって一歩踏み出す」
ことだと思います。
一人でも多くの子供たちが、いずれは勇敢なバイスタンダーとなってもらえるよう、私達は今後も救急講習を続けていきます。