【甲東分署】甲東地区消防団が林野火災訓練を実施しました!
更新日:2025年11月14日
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はじめに
今年の初旬頃から全国各地において多くの林野火災が発生しました。令和7年2月26日(水曜日)には岩手県大船渡市で大規模な林野火災が発生し、甚大な被害をもたらしたことは記憶に残っているかと思います。
空気や土壌が乾燥し、林野火災が多くなる季節を迎えるにあたり、林野火災に対応できるように甲東地区消防団は、令和7年10月19日(日曜日)に兵庫県立甲山森林公園内の甲山自然観察池において林野火災訓練を実施しました。
この訓練は、甲東地区の6つの消防団(段上・門戸・上ケ原・下大市・神呪・上大市)が消防団員の技術力向上を図る目的で毎年行っているものです。
今年の訓練内容
今年の訓練では3つのテーマについて訓練を実施しました。
- 消防車両での取水訓練 自然水利での取水及びポンプ操作の注意点の確認
- 可搬式ポンプ取扱訓練 取水ポイントの確認及び吸管の投入方法
- 長距離ホース延長訓練 長距離延長時の役割分担
消防車両及び可搬式ポンプを使用し、甲山自然観察池から取水し、長距離ホース延長を行い放水するという訓練内容でした。
訓練の成果
この訓練を通じて、消防団員の技術力向上と消防団員と消防職員がより顔の見える関係が構築され、消防力が劣勢となる火災現場で連携を取り火災を早期に消火する技術を習得することができました。
林野火災防止のための注意点
- 風が強い・空気が乾燥している時や枯れ草のある場所等、火災が起こりやすい条件下では、火気を使わないこと。
- 火気を使用する際は目を離さずに、周囲の可燃物の状況に十分注意し、使用後は完全に消火すること。
- たばこは指定された場所で喫煙し、吸い殻は投げ捨てないこと。
- 火遊びをしないこと、させないこと。
- 火災とまぎらわしい煙が出るときは、消防署に届出すること。

おわりに
市民の皆さんも防災意識を高め、日常生活に潜む火災危険を把握するとともに、有事の際に対応できるよう備えていただければと思います。

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