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【甲東分署】上ケ原中学校で救急講習実施

更新日:2025年10月28日

ページ番号:67221449

はじめに

令和7年9月29日に上ケ原中学校で、2年生を対象とした救急講習を実施しました。
例年、中学校2年生のカリキュラムの一つとして、「応急手当」の内容があります。
今年度についても消防職員が講師となり、「心肺蘇生法」や「AEDの取扱い」の説明を行い、生徒の皆さんにも「胸骨圧迫」や「AED使用」の実技体験をしていただきました。
救急講習の授業を通して、次世代を担う中学生に対し、「命の大切さ」を考え、「自分に出来ることを知る」といったバイスタンダーとしての第1歩を経験してもらうことができました。

救急講習の様子

冒頭、講師から救急講習の目標として、
「自分に出来ることを知る」「胸骨圧迫(心臓マッサージ)を覚える」「AEDの使い方を知る」
の3つの目標を伝えられ、講師の説明や動画に対して、生徒の皆さんは非常に熱心に聴講されていました。

実技体験では心肺蘇生法のトレーニングツールである「あっぱ君」を用いて「胸骨圧迫」を体験し、胸骨圧迫のポイントである「強く・早く・絶え間なく・戻す」を意識することで、正確な胸骨圧迫を習得することができました。

また、AED(自動体外式除細動器)の使い方も体験し、AEDパッドの貼る場所やパッドを貼る際の注意事項についても確認することができ、講師からは、中学校内の何処にAEDが置かれているかを調べておきましょうと宿題が出ていました。

講習全体を通して、中学生という年齢層には少し難しい内容もあったとは思いますが、
生徒の皆さんが積極的に救急講習へ参加してくれたことで、大変有意義な授業になったと思います!

※救急講習の写真撮影の許可、掲載については学校側から承諾を得ております。

救急講習を受講した生徒の皆さんの声です!

・自分の一つの知識や行動で命を助けることができると知りました。

・AEDの使い方や胸骨圧迫の方法を知っているだけで救える命があると思い、それらの大切さを改めて感じました。 今回の救急講習で学んだことを生かす日が来てもいいようにしっかり知識を蓄え、万が一に備える事が自分や周りの為になると思いました。

尊い命を大切にし、自分でもできることを探して いざと言う時は今回の講習会で学んだことを活かしたいと思います。

・難しいように見えて簡単に助ける方法があることを知ったので、ないほうがいいと思いますが、もしそう言う場面があれば勇気を持って声を掛け、助けることへの一歩を踏み出したいと思います。

誰か1人の行動が人を救うこともあることを実感しました。 講習会で学んだことや知ったことを、無駄にしないように、行動を起こせる人になりたいです。

おわりに

令和7年度は、6クラスで233名の生徒の皆さんが救急講習に参加してくれました。

終始、生徒の皆さんが熱心に救急講習を受講されているのが印象的で、短い時間ではありましたが、今回の講習を通して「命の大切さ」「自分たちに出来ることを知る」という目標は達成できたと思います。

生徒の皆さんには、今回の講習を通して、更に応急手当や救急講習に興味を持っていただけると幸いです。

今後も、西宮市消防局では「手を伸ばす先に救える命がある!」をスローガンに応急手当の普及啓発に努めてまいりたいと思います。

上ケ原中学校2年生の皆さんをはじめ、学校関係者の皆様、ご協力ありがとうございました。

※救急講習に関するお問い合わせは甲東分署までご連絡ください!


西宮市消防マスコット ウーちゃん・カンちゃん



お問い合わせ先

甲東分署

西宮市上ケ原一番町1-64

電話番号:0798-54-0119

ファックス:0798-51-5411

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