松くい虫防除事業
更新日:2019年4月1日
ページ番号:50681899
松くい虫とは・・
青々とした松が夏から秋にかけて急に赤くなって枯れてしまうことがあります。これは「マツノザイセンチュウ」という小さな線虫(体長約1ミリメートル)が、松の材内に侵入し、生理異常を引き起こすためだと考えられています。
松くい虫被害発生のしくみ「春」
前年に枯れた松から「マツノマダラカミキリ」が「マツノザイセンチュウ」を体につけて飛び出し、健全な松に移動します。
松くい虫被害発生のしくみ「夏」
カミキリムシは、健全な松の若枝の樹皮を食べながら成長し、その傷口からマツノザイセンチュウが松の内部に侵入します。
松くい虫被害発生のしくみ「秋」
侵入したマツノザイセンチュウは、急激に増殖して松の生理に異常をもたらし、松を枯らしてしまいます。また、マツノマダラカミキリムシは衰弱した松の中に卵を産み付けます。
松くい虫被害発生のしくみ「冬」
卵からふ化したマツノマダラカミキリムシの幼虫は、松の内部で越冬し、暖かくなり、飛び立つ日まで松の中で成長し続けます。
松くい虫防除事業、補助金交付制度について
西宮市内の松樹所有者、管理者で松くい虫防除事業(伐倒駆除)を実施した方に対して、市がその費用の一部を補助することにより、松くい虫による松樹枯損の被害を防止することを目的とします。
リンク
お問い合わせ先
本文ここまで