認知症の予防・備え・早期発見
更新日:2017年12月12日
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認知症の予防
完璧な予防法はありませんが、発症のリスクを少なくすることができます。
脳梗塞や脳出血によっておこる脳血管性認知症は、基礎疾患として高血圧、糖尿病、脂質異常、心疾患などの生活習慣病が存在しますので、生活習慣を見直し、生活習慣病の予防に努めましょう。
また、脳の活性化を図ることも認知症の予防につながります。キーワードは、“笑顔”・“コミュニケーション”・“役割”。心地よい刺激や、笑うことにより、意欲をもたらす脳内物質(ドーパミン)がたくさん放出されます。
認知症の予防には、「何をしたらよいか」ではなく、どうやって刺激のある日常を送るかが重要です。
認知症への備え
誰もが認知症になる可能性があります。認知症になった場合を想定して“備え”もしっかりしておきましょう。
備えとは、次の5つのポイントが挙げられます。
(1)認知症に関する正しい知識をもつこと
(2)相談窓口はどこにあるのか?知っておくこと
(3)利用できる制度やサービスはどんなものがあるか?知っておくこと
(4)元気な時から地域の中に出かけて行って、知り合いをたくさん作って、助け合い、支え合う仲間をもつこと
(5)自分の思いを口頭で周囲に言うだけでなく、書面で示しておくこと
認知症の早期発見の重要性
『直前の出来事を忘れる』『同じことを何度も言う』といった症状に気づいたとき、その気づきを放置せず、医療機関でしっかり診断してもらうことが大切です。
認知症の原因疾患は、70種類以上あり、原因疾患を治療することで認知症の症状も改善されるものもあります。また、アルツハイマー型認知症は、初期から薬の服用を開始することで、症状の進行を遅らせることができると言われています。「あれ?」と感じた場合は放置せず、早期受診をしましょう。
認知症の早期発見のために、気になる方は認知症セルフチェックをしてみましょう。
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