このページの先頭です

高齢者の肺炎球菌感染症の予防接種(成人の定期接種)

更新日:2024年2月20日

ページ番号:86825797

令和6年度(令和6年4月1日から)以降は、接種日時点で65歳の方のみが定期予防接種の対象となる予定です。

(制度)概要

この制度は、平成31年3月20日施行の予防接種法施行令の一部を改正する政令(平成31年政令第48号)により、年度年齢65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の方を対象とする経過措置が延長されることになりました。

肺炎球菌性肺炎は、成人肺炎の25%から40%を占め、特に高齢者での重篤化が問題となっています。予防接種には肺炎球菌性肺炎の重症度と死亡のリスクを軽減させる効果があります。この予防接種は平成26年(2014年)10月から予防接種法及び関係法令で市が行う定期接種に位置付けられました。対象者の方は、対象期間内であれば、市が規定する費用(自己負担金)で接種することができます。

使用するワクチン

23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(商品名:ニューモバックスNP)
※新型コロナウイルスワクチンを接種する場合、前後13日以内に他のワクチンを接種することは原則不可とされています。

接種回数

1回

定期接種の対象者

接種時に西宮市に住民登録があり、次のいずれかに該当する方
※対象の方が定期接種を受けられるのは、該当する年度の1年間のみに限られます
5年毎に対象となるものではありませんので、ご注意下さい)
※全額自費での接種含め、過去に1度でも23価肺炎球菌ワクチンを接種した人は、この制度を利用して接種することはできません
※令和6年度(令和6年4月1日から)以降は、接種日時点で65歳の方のみが対象となる予定です。

  1. 以下の対象生年月日に該当する方で接種を希望する方(以下は年度末年齢であり、誕生日を迎えていなくても実施期間内において接種することが可能です
令和5年度(2023年度)対象生年月日・年度末時点の年齢
対象生年月日年度末年齢
昭和33年(1958年)4月2日から昭和34年(1959年)4月1日まで65歳
昭和28年(1953年)4月2日から昭和29年(1954年)4月1日まで70歳
昭和23年(1948年)4月2日から昭和24年(1949年)4月1日まで75歳
昭和18年(1943年)4月2日から昭和19年(1944年)4月1日まで80歳
昭和13年(1938年)4月2日から昭和14年(1939年)4月1日まで85歳
昭和8年(1933年)4月2日から昭和9年(1934年)4月1日まで90歳
昭和3年(1928年)4月2日から昭和4年(1929年)4月1日まで95歳
大正12年(1923年)4月2日から大正13年(1924)4月1日まで100歳

  1. 接種当日に60歳から64歳で、心臓腎臓呼吸器の機能ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有し、身体障害者手帳1級をもつ方

再接種(2回目以降の接種)はこの制度の対象にはなりません

国において、「再接種については、効果持続期間や再接種の対象者に関するデータがまだ少ないことや、再接種の臨床的な有効性の検証結果は明確になっていないことから、引き続き検討を行うこと」、とされています。そのため、現時点では市が行う定期接種、各個人で行う任意接種ともに接種歴がある場合は、この制度の対象にはなりません。

対象期間(期限)

2023(令和5)年4月1日から2024(令和6)年3月31日まで

手続き方法

接種券(はがき)の送付

  • 令和5年4月1日現在で住民登録のある対象の生年月日の方に、令和5年6月頃に接種券(はがき)を郵送する予定です。(なお、過去に定期接種対象者としてすでに23価肺炎球菌ワクチンを接種した人は、今年度の定期接種対象者ではありませんので、接種券を送付しておりません。
  • 4月以降に転入された場合は、申請に基づいて接種券を交付しますので、西宮市保健予防課(0798-35-3308)までご連絡下さい。
  • 紛失した場合など、お手元に個別案内がない場合でも、申請に基づいて接種券を再交付しますので、西宮市保健予防課(0798-35-3308)までご連絡下さい。

接種場所

予防接種は市が委託している医療機関で実施しています。医療機関の中には、接種対象者をかかりつけ・通院中の方等に限定している医療機関がありますので、接種可能かどうかを含め事前に医療機関へお問い合わせください。

接種費用(自己負担金)

4,000円

次に該当する人は接種費用が減免されます(それぞれ受給証明書の提出が必要です)

  • 生活保護世帯の方
  • 中国残留邦人等支援給付受給者の方

当日に持参するもの

  1. 接種券(はがき)
  2. 健康保険証など名前、住所、生年月日が確認できるもの

上記の2点に加えて、以下に該当する方はそれぞれ指定の書類をご持参ください

  • 接種当日に60歳以上64歳以下で、心臓、腎臓、呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害により身体障害者手帳1級をもつ方

⇒身体障害者手帳の写し

  • 減免対象の方

⇒(生活保護世帯の方)生活保護証明書

⇒(中国残留邦人等支援給付受給者の方)中国残留邦人等支援給付受給証明書


市外での接種について

西宮市に住民登録がある方が他の市町村で定期予防接種として予防接種を実施するためには、接種前の事前申請手続きが必要です。必ず、接種の10日前までに保健予防課にお問い合わせください。接種後の申請は受け付けることができません

1.阪神6市1町(尼崎市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町)の委託医療機関で接種

  • 申請に基づいて、接種時に必要な書類を交付します。接種時に医療機関に持参してください
  • 接種費用は、市内委託医療機関での接種と同じ4,000円です
  • 申請前に、接種予定の医療機関に他市民の受入れが可能かご自身でご確認ください

2.兵庫県内の他市町(阪神6市1町を除く)の実施協力医療機関での接種

  • 申請に基づいて、接種時に必要な書類を交付します。接種時に医療機関に持参してください
  • 接種費用は、市内委託医療機関での接種と同じ4,000円です
  • 申請前に、接種予定の医療機関に他市民の受入れが可能かご自身でご確認ください

3.兵庫県外及び上記2以外の兵庫県内(入所中や入院中等のため上記2での接種が困難な方)の医療機関での接種

  • 申請に基づいて、接種時に必要な書類を交付します。接種時に医療機関に持参してください
  • 接種費用は、実施する医療機関が設定する金額となりますので各自でお問い合わせください。(一旦全額自己負担となります)

接種費用の償還払い

市が定める自己負担金を上回る額を負担している場合は、その超過分について償還払いする制度をご利用いただけます。(上限額あり)

対象者

接種前に市外接種の申請をした人

申請時に必要な書類

  • 予防接種費用助成申請書
  • 領収書の原本(接種に要した費用のわかるもの)
  • 予防接種履歴のわかる書類(予診票の写し・接種済証など)
  • 身体障害者手帳の写し(60歳以上64歳以下の方の場合)
  • 生活保護受給証明書または支援給付受給証明書(減免対象者の方の場合)

申請方法

郵送または担当課窓口へ持参
(受付から約2か月程度でご指定の口座に振り込みます)
〒662-0911
西宮市池田町8番11号
西宮市保健所保健予防課予防接種チーム宛

申請期限

接種日から2年以内

施設等関係者の方へ

施設に入所中や病院に入院中の西宮市民の方が市外で定期接種として実施する場合で、本人または親族からの申請が困難な場合、施設や医療機関の関係者の方が市外接種の手続きを行うことができます。

申請方法

以下の申請書に必要事項を記入のうえ、保健予防課予防接種チームまで郵送または窓口で提出してください。

ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。西宮市定期予防接種実施依頼書交付申請書(施設等用)(PDF:578KB)

ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。西宮市定期予防接種実施依頼書交付申請書(施設等用記入例)(PDF:618KB)

※申請者が2人以上の場合は、ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。(2人目以降申請用)申請者一覧(エクセル:14KB)(エクセル:14KB)をダウンロードし、必要事項を入力して申請書に添付して下さい。

留意事項

  • 個人情報保護のため、ファックスでの提出は受付けておりません。
  • 接種後の申請は一切受け付けておりませんので、必ず接種前にご連絡下さい。
  • 申請受付後から予防接種実施依頼書等の交付までは10日程度かかりますので、余裕をもって申請して下さい。
  • 申請者の人数が2人以上の場合、2人目以降は上記指定の様式で作成し、申請書と合わせて提出して下さい。
  • ご提出いただく際には、可能な限り返信用封筒を付けてご提出いただきますようお願いいたします。

※返信用封筒のサイズと切手の金額の目安は以下のとおり。(2及び3の場合、1と比べて送付する書類が増えるため、目安が異なります)

ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。返信用封筒のサイズ及び切手の金額の目安一覧(PDF:314KB)

〒662-0911
西宮市池田町8番11号
西宮市保健所保健予防課予防接種チーム宛

よくあるご質問

1.成人用肺炎球菌定期予防接種の効果と副反応について

2.過去に自己負担で接種している場合について

3.2回目以降の接種について

4.接種歴がわからない場合について

5.肺炎の予防接種の種類について

肺炎球菌という細菌による肺炎は、成人がかかる肺炎の25~40%を占めています。接種することで、90種類以上ある肺炎球菌の血清型のうち、特に感染頻度の高い23種類の肺炎球菌による肺炎を予防し、また重症化を防ぐ効果があります。ただし、誤えんによる肺炎など、全ての肺炎を防ぐものではありません。
また、接種により注射部位のはれや発熱が見られることがありますが、通常は2、3日で症状はなくなります。なお、ごく稀に重篤な副反応が見られることがあります。

過去に自己負担で接種している方は、定期予防接種の対象にはなりません。2回目以降の接種を希望する場合は、以下をご参照ください。

2回目の接種を希望する場合は、前回の接種から5年以上あけることで、接種することができます。ただし、任意接種となり、接種費用は全額自己負担となります(任意接種の接種費用は医療機関によって異なります。接種を希望する医療機関にご確認ください)。接種5年後以降も効果が期待できるとされており、5年以内に再接種すると副反応が強く出る可能性があります。

以前接種した可能性のある医療機関への問合せや接種済証などの記録の有無の再確認など、ワクチンの効果が残っている5年以内の再接種を防ぐために可能な限りの確認をお願いします。

肺炎の予防接種には以下の3種類があります。(2)(3)のワクチンは任意予防接種となり、全額自己負担での接種となります。接種を希望される場合は、かかりつけ医の先生にご相談ください。
(1)23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(商品名:ニューモバックスNP)
※定期予防接種対象ワクチン
(2)沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(商品名:プレベナー13)
(3)沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン(商品名:バクニュバンス)

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader(新規ウインドウで開きます。)

お問い合わせ先

保健予防課

西宮市池田町8-11 池田庁舎3階

電話番号:0798-35-3308

ファックス:0798-33-1174

お問合せメールフォーム

本文ここまで