更新日:2022年4月9日
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所有者のいない猫とは、ペットとして飼われていた飼い猫を逃がしたり、捨てたりした結果、子猫が産まれ増えてしまったものです。
かわいそうだからといって、ただ猫に餌を与えるだけでは、猫は増え続け、糞尿などで周辺を汚し、結果的に猫が迷惑な存在になってしまいます。その猫が地域から憎まれてしまうことがないよう、次のような世話の仕方をして、地域の方々の理解が得られるようにしてください。
※所有者のいない猫不妊手術助成金制度があります。
市には猫の苦情や相談が寄せられますが、猫は愛護動物としてみだりに殺したり、傷つけたりすることが禁止されています。
野良猫の問題は、地域の環境問題であると共に、猫の飼い主や無責任な餌やり者の方々のマナーの問題でもあります。市では次のような支援を行っておりますので御相談ください。
(1)忌避方法の紹介
忌避方法の情報を提供しています。
また西宮市動物管理センターと西宮市保健所3階生活環境課(住所:西宮市江上町3-26、電話番号:0798-26-3692)で忌避剤(木酢液)のサンプルを配布しています。必要な方は、お問い合わせください。
(2)啓発看板・チラシの配布
猫に関する各種啓発看板やチラシを配布しています。必要な方は、お問い合わせください。
(3)所有者のいない猫不妊手術助成金制度
不妊・去勢手術を施すことで、野良猫の数が増えることを抑制します。市では、野良猫の不妊・去勢手術への助成を行っています。
以下のような制度となります。
所有者のいない猫に関する問題は、地域によって生息状況や地域住民の考え方が異なり、その対応もさまざまであることから、動物管理センターでは住民や地域からの要望に応じて、忌避方法の紹介、無責任な餌やり者への啓発、看板・チラシの配布等を行うとともに、猫の繁殖抑制のための不妊・去勢手術費用の助成制度を設けております。
毎年全国の自治体で多くの猫が収容され、処分されています。また、殺処分される猫の半数以上が不妊・去勢手術をされていないために生まれた、生まれて間もない子猫です。所有者のいない猫は生活環境が厳しく、寿命は短いと言われていることから、不妊・去勢手術を行い地域住民で適切な管理を行えば、猫による被害を減らしていくことも可能となります。時間はかかりますが、猫の数を減らすことに成功した事例もあります。西宮市では、所有者のいない猫に不妊・去勢手術を行う際に、その費用の一部(1頭につき最大で雌11,000円、雄6,000円)を助成することにより繁殖を抑制し、良好な生活環境を保全する活動の広がりを促すことを目的として、平成20年7月よりこの制度を開始しています。
西宮市内に住居または勤務先を有する20歳以上の方で、西宮市動物管理センターの職員と面談を行い、「西宮市所有者のいない猫対策活動指針」に基づく活動ができる方を活動員と認定し、活動員が実施する不妊・去勢手術に対して助成金を交付します。
西宮市内に生息する猫に対して、猫が生息する地域からの合意を得た上で、動物病院で不妊・去勢手術を行います。その後、「西宮市所有者のいない猫対策活動指針」に基づく活動を行います。
1匹の猫の不妊・去勢手術につき、雌11,000円、雄6,000円を上限に助成します。不妊・去勢手術が上限以下で行われた場合は、実際に不妊・去勢手術をした費用とします。ただし、助成金の各年度予算の範囲内とします。
詳しくは西宮市動物管理センターまでお問い合わせ下さい。
活動希望者が市へ申請を行い、市が示す活動指針の内容の推進に努めることを確認し、活動員として認定します。
活動員は活動地域(猫の生息する地域)にて、地域代表者に「合意書」へ署名してもらいます。
合意書と活動申請書を市へ提出します。申請の認定後、活動員は猫を捕獲し、動物病院で不妊・去勢手術を行います。手術した猫には耳カットをしてもらってください。
不妊・去勢手術をした動物病院の領収書を添付し、請求書を市へ提出します。市は確認後、口座への振込み等で助成金をお支払いします。