青年海外協力隊員がスリランカでの活動内容を報告のため市役所を訪問

2月16日、青年海外協力隊のボランティアとしてスリランカで平成25年1月から平成27年1月まで2年間活動し、任期を終えて帰国した西宮市在住の男性が西宮市役所を訪れ、今村岳司西宮市長に活動内容などを報告しました。
　男性は農村（ラージャンガナヤ郡）の地方行政事務所を拠点にソーシャルワーカーとして活動し、障がいのある人々の社会参加促進を目指して、地域に根ざしたリハビリテーション事業に従事しました。作業所運営の技術やノウハウを伝える出前講座を精力的に行なった結果、着任前には2郡2ヶ所しかなかった作業所の数が5郡7ヶ所に増えたことなど、男性隊員が取り組んだ様々な活動事例やその成果を今村市長に説明しました。
　男性隊員は、「家の中にこもりがちだった人たちが作業所に通いだしたことで、仲間と知り合い、地域の会合やお祭りにも出かけるようになるなど、生活レベルの向上が実現しました。今回のボランティア活動の経験を生かして、今後も開発途上国などで保健や福祉

関係の支援活動に携わっていきたいと考えています」と話していました。