JICAボランティア3名が西宮市長を表敬訪問
更新日:2019年2月1日
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JICAボランティア3名が西宮市長を表敬訪問
6月25日(木曜)、独立行政法人国際協力機構(JICA)のボランティアとして海外に派遣される3名の女性隊員らが、出国を前に西宮市役所を訪れ、今村岳司西宮市長を表敬しました。
3名のうち2名は、青年海外協力隊として技術や知識、経験を開発途上国の人々のために生かします。エチオピアに派遣される隊員は現地の小学校で図工・音楽・体育の授業を行います。また、セネガルに派遣される隊員は、学校給食支援活動の実施など、現地の教育環境改善に努めます。
日系社会青年ボランティアとしてブラジルに派遣されるもう一人の女性は、日本語学校や日本人会を巡回し、日本語教育だけでなく茶華道やよさこいなど日本文化に関する授業を行うことにより、日系人社会の発展に貢献します。
派遣先での活動について、エチオピアに派遣される隊員は「通常の授業だけでなく、運動会のような、みんなで踊ったり運動したりする中で協力することの楽しさを感じてもらえるような活動もしたいです。現地での体験は帰国後、子どもたちに還元していきたいです」と笑顔を交えながら話していました。
また、物心ついた頃から国際協力に興味を持ち始めたと言うセネガルに派遣される隊員は、「日本には食育が浸透してきていますが、セネガルでは食がお腹を満たすだけのものとなっているところや、昼食を取るのが難しい子どもが存在するので、現地の人と協力して、どのように食育のプログラムを取り入れるか考えていきたいです」と抱負を述べました。
過去にモザンビークで青年海外協力隊の経験がある日系社会青年ボランティアの女性は、「過去の経験から、日系の子どもたちに何かしたいと思うようになりました。そのためにはブラジルの文化や状況を知りたいと思い応募しました」と希望に満ちた表情で話していました。
JICAボランティアの3名の女性は、今後、約2年間にわたり派遣先で活動を行います。