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西宮市卸売市場再生整備事業について

更新日:2019年7月1日

ページ番号:64184500

 市は、公設の西宮市地方卸売市場と民設の西宮東地方卸売市場(以下、「西宮市卸売市場」と称する。)が、開設後70年以上経過し、施設の老朽化などが著しいことから、卸売市場再生整備に係る調査・検討に取り組んできました。

 これまで、平成21年度から4カ年をかけて、西宮市卸売市場の今後のあり方について検討を重ね、平成25年3月には、学識経験者、市場関係者(事業者、地権者)及び行政による「西宮市卸売市場整備検討委員会」によって、「西宮市卸売市場整備基本方針」を取りまとめました。

 その後、当該基本方針に沿った事業の実現に向けた地元との協議検討を進め、平成29年度には、これまでの協議経過及び調査検討の成果を踏まえ、市として「卸売市場再生整備事業を含むJR西宮駅南西地区市街地再開発事業」の事業スキームを取りまとめ、複数回にわたり西宮市議会への報告を行ってきました。
 平成30年12月には、当事業に対するパブリックコメントを行いましたが、引き続き、これまでの経過とともに事業の概要及び進捗状況を随時公開し、市民等の皆さんと直接触れることが少ない卸売市場のことを知ってもらい、より良い卸売市場再生整備事業にしていきたいと考えております。

西宮市卸売市場の現状

 西宮市卸売市場は、JR西宮駅の南西に位置し、国内各地から新鮮な青果物等を集荷し、主に西宮市を含む阪神間に出荷し、消費者へ生鮮食料品を適正価格で安定供給する役割があります。兵庫県内で青果を取扱う地方卸売市場のうち、2番目の取扱高(平成30年度実績)を有しており、阪神間の青果物流通における中心的な役割を担っています。

 西宮市卸売市場は、先の大戦前後に開設され、平成7年の阪神・淡路大震災では甚大な被災を受けながらも卸売市場の機能は継続され、市民生活に貢献してきましたが、抜本的な卸売市場施設の更新はなされず、市場開設から70年以上が経過し、市場施設の老朽化が著しく、市場運営、衛生面、防災面など多くの課題を抱えています。

西宮市卸売市場整備基本方針

 平成25年3月策定の「西宮市卸売市場整備基本方針」では、基本方針を「食の流通拠点として西宮市卸売市場の再整備と機能強化を図る」とし、市場運営のあり方として(1)「2つの卸売市場の一体化」、(2)「民間による戦略的市場運営」、(3)「現在地での整備」の3方針を示しました。

卸売市場再生整備事業の進捗状況

 新卸売市場の整備方法については、市場事業者で構成する「西宮市卸売市場再生研究会」が平成25年に設立され、西宮市卸売市場整備基本方針に沿って検討を行いました。当地区は、老朽木造建築物が密集しており、また、土地・建物の権利関係が錯綜して都市核駅前の好立地を活用できていない状況であることから、都市再開発法に基づく市街地再開発事業の手法を用いて、現在地にて卸売市場施設の機能更新と地区全体のまちづくりを同時一体的に行うことが最適とし、当地区の地権者で構成する「JR西宮駅南西地区市街地再開発準備組合」と連携しながら協議を進めてきました。

 平成29年度には、西宮市卸売市場再生研究会で「卸売市場再生整備事業計画」を取りまとめ、平成30年度には、民設市場開設者の西宮東地方卸売市場協同組合が西宮市場株式会社へと組織変更しました。今後、新卸売市場へ残留する市場事業者が、西宮市場株式会社への増資を行い、安定的な民設市場運営を行うことを目指します。
 現在は、西宮市場株式会社内に、新卸売市場へ残留する市場事業者で構成する「卸売市場検討部会」を設置し、新卸売市場の施設計画及び管理運営計画について協議を進めるとともに、「JR西宮駅南西地区市街地再開発準備組合」と連携を図りながら、協議、検討を重ねています。
 
 

西宮市地方卸売市場の廃止及び西宮東地方卸売市場への統合

 令和元年7月1日には、卸売市場の再生整備に向けて、公設市場を廃止し、民設市場への統合を行いました。
 旧公設市場施設は、現状有姿のままで民設市場との統合を行い、旧公設市場内の卸売業者は、従来と変わらず民設市場内において引き続き営業を継続しています。
 今後は、令和2年度を予定している市街地再開発事業による新卸売市場の建設工事のため、地区内の仮設店舗へ移転する予定です。(新卸売市場の竣工は、令和4年度頃を予定)

食の流通拠点と市民に親しまれる卸売市場へ

 新しく整備する卸売市場は、民営化された市場であり、市は直接経営に関与しませんが、新卸売市場が、流通構造の変化に対応しながら食の流通拠点としての役割を果たしていくとともに、市場休場日の遊休時間を活用して、例えば、ファーマーズマーケットなどの食に関する催しが新卸売市場大屋根下駐車場で定期開催されるなど、市民にも親しまれる市場となるよう、また、近隣の商業施設など地域一帯が活性化するよう、市も連携しながら取り組みます。卸売市場再生整備事業の概要などは次のとおりです。

卸売市場再生整備事業の概要

◎新卸売市場の整備概要
事業手法

地権者で構成される市街地再開発組合が施行する第一種市街地再開発事業によって、新卸売市場施設を整備します。

敷地面積約6,000平方メートル(市:約5,000平方メートル、西宮市場株式会社:約1,000平方メートル)
延床面積約5,700平方メートル(市:約4,900平方メートル、西宮市場株式会社:約800平方メートル)
駐車場

買受人駐車場約58台/営業車両駐車場(JR北側駐車場にて確保)

所有権

市街地再開発組合が整備する新卸売市場施設を、西宮市及び西宮市場株式会社がそれぞれ権利変換による権利床及び増床して取得します。

配置図

地区全体敷地の西側約半分に新卸売市場施設を配置します。
(残り半分の敷地は、新たな都市機能施設(住宅や商業等)を整備)

(注)この図面は、関係者の皆様における協議検討等により見直しを行う場合があります。

整備費等(概算)

約12.4億円(市街地再開発組合が建設する新卸売市場施設整備費等の概算)

・西宮市は約10.1億円(権利変換約5億円、増床約5.1億円)で新卸売市場施設(土地・建物)を取得します。

・西宮市場株式会社は約1.9億円(権利変換約0.9億円、増床約1億円)で新卸売市場施設(土地・建物)を取得します。また、取得に伴う税負担及び開業費として約0.5億円、合計約2.4億円を見込みます。

西宮市場株式会社の資金調達

権利変換 約0.9億円

資本金  約1.5億円(市場事業者出資 約0.75億円/民都機構 約0.75億円)

借入金  約2.1億円(JR北側駐車場の営業車両駐車場敷地)

整備イメージ図

注:本資料は、空間の広さや使い方についてイメージをつかむためのもので、建物の形状などは、実際の整備計画と異なります。

◎スケジュール案
年度主な項目市場事業者の動き

平成29(2017)年度

市場事業者合意形成

卸売市場再生整備計画機関決定

平成30(2018)年度

公設市場廃止条例議案上程

西宮市場株式会社設立(組織変更)

令和元(2019)年度

公設市場と民設市場の統合

仮設店舗運用計画等

令和2(2020)年度

解体工事開始、段階施工(※)

仮設店舗移転等

令和3(2021)年度

新卸売市場部分供用開始

本格稼働管理運営計画確定

令和4(2022)年度

新卸売市場全体竣工

新卸売市場での全店営業開始

※工事期間中の卸売市場機能を継続するため、段階施工の予定

◎新卸売市場の管理運営方針
○民設市場開設者である西宮市場株式会社が、新民設市場開設者として、卸売市場法の市場開設許可を継続します。
○市街地再開発組合が整備する新卸売市場施設を西宮市と西宮市場株式会社がそれぞれ取得するとともに、西宮市が取得する部分は、西宮市場株式会社が西宮市から賃借して、自ら取得した部分と一体的に管理運営を行います。
○西宮市は、取得する新卸売市場施設を次の貸付条件で、土地建物の固定資産評価額に対し、西宮市公有財産規則で定める年利4.8%を年利2.0%程度に減免して貸付けます。
(※新卸売市場施設の整備費等は概算であるため、今後変動する可能性があります。)
※西宮市の主な貸付条件
・施設の維持管理は、西宮市場株式会社が負う。
・大規模修繕は、西宮市場株式会社が負う。
・一定規模の卸売業の利用がない場合は、一定条件のもと、貸付を一部解約し、施設を市に返還する。

○市場事業者は、西宮市場株式会社から自己の利用する新卸売市場施設の一部を賃借します。

◎市民に親しまれる市場

新卸売市場の大屋根下空間は、市場の休場日などに市民向けのイベント広場として開放し、市民活動の場所を提供することや、災害時における物資供給拠点としての活用など、公益性の高い施設運用を目指します。

市民向けイベント広場のイメージ図

注:本資料は、空間の広さや使い方についてイメージをつかむためのもので、建物の形状などは、実際の整備計画と異なります。

市の考える卸売市場の役割と連携

 JR西宮駅前は、本市の玄関口の一つで、かつ、市の中心部となる都市核ですが、長年充分な活用がなされていません。当事業は、卸売市場をおよそ半分にして再整備し、地区全体として再開発することで、すでに整備されたフレンテ西宮や近隣商店街などの今ある施設とともに、地域一帯の商業の活性化を図るものです。また、当事業の施行によって、再開発地区を起点として、人口の増加などにより、新たな消費行動が喚起され、新たな経済循環、地域一帯のにぎわいに繋がっていくものと考えています。

 卸売市場は、「商業振興や産業振興施策」の面では、商業機能を高める役割を期待するとともに、市内に広がるサプライチェーンを通じて、小売店や飲食店等へ質の高い農産物を提供し、スーパー、学校給食等への安定した食の供給基地となります。

 また、「にぎわいの創出」の面では、駅前立地の利便性と全国から質の高い農産物を集められる強みを活かし、フレンテ西宮、エビスタ西宮などの商業施設と連携した物産展を開催するなど、地域の商業施設との連携を深め、地区一帯の活性化に繋がる役割を担うことができます。

 そして、「農業施策」の面では、全国で生産されている質の高い農産物を出荷している農家の販路拡大を支援する産地と消費地を繋ぐ食のプラットホームとなるとともに、市内農業振興に寄与する地産地消を循環させるなど、行政課題の解決ツールとしての活用も期待できます。

所管事務報告資料

 これまで西宮市議会、民生常任委員会等への所管事務報告資料は、下記のとおりです。

西宮市卸売市場のホームページ・SNS

 西宮市卸売市場では、ホームページを開設し、フェイスブック、インスタグラムでも情報発信しています。
 フェイスブックでは、旬の食材や珍しい青果などの紹介や卸売市場で行われるイベント情報を、インスタグラムでは、市場内で見られるレトロな光景などが発信されています。

 フェイスブック、インスタグラムは、西宮市卸売市場のホームページ(下記リンク)から見ることができます。

西宮市卸売市場(外部サイト)新規ウインドウで開きます。

JR西宮駅南西地区市街地再開発準備組合の活動について

 以下のリンク先にて、JR西宮駅南西地区市街地再開発準備組合の活動状況をご覧になれます。

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お問合せ先

産業文化総務課(卸売市場再生担当)

西宮市六湛寺町10-3 西宮市役所本庁舎 8階

電話番号:0798-35-3307

ファックス:0798-35-0051

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西宮市役所

法人番号 8000020282049

〒662-8567 兵庫県西宮市六湛寺町10番3号
電話番号:0798-35-3151(代表)
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