台風・大雨時には、お風呂や洗濯の排水をお控えください

西宮市の下水排除方式は、合流式と分流式の2つがあります。

合流式の場合、トイレやお風呂、台所から排水される汚水と雨水を同じ下水道管で流す仕組みになっています。
大雨が降れば、雨水は、トイレなどから出た汚水が流れる下水道管に流れ込むため、下水道管内は雨水で溢れることになります。
下水道管が雨水で溢れると、下水道管に圧力がかかり、一時的に下水が詰まっているのと同じ状態になります。
そうすると、ご家庭内のますやマンホールなどから溢れてしまい、下水が逆流する原因となります。

分流式の場合、汚水と雨水を別々の下水道管で流す仕組みになっています。
しかし、マンホールや汚水ますの隙間、老朽化した下水道管、外流しの排水口などから雨水が浸入し、汚水だけを流すはずの下水道管に雨水が流れ込むと、下水道管や下水処理場の能力を超えてしまいます。
その結果、ご家庭内のますやマンホールなどから下水が溢れ、場合によっては、トイレやお風呂などを使用できなくなることが考えられます。

台風・大雨時のように大量の雨水が流入する恐れがある際には、ご不便をおかけいたしますが、下記のような下水排水削減のご協力をお願いいたします。
（1）お風呂のお湯を抜かない
（2）洗濯機を回さない
（3）洗い物をするときは節水を心掛ける　　　等
台風や大雨時にお風呂などで使用した水は、雨がやみ、しばらくしてから排水していただきますようお願いいたします。

こちらをご覧ください。「もしも下水道が流れなくなったら・・・」