【消防局】第48回消防救助技術近畿地区指導会に伴う出場隊員選考会の実施結果
更新日:2021年5月19日
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概要
令和元年4月16日(火曜日)17日(水曜日)と5月29日(水曜日)5月30日(木曜日)の4日間にわたり、西宮市消防訓練施設で、第48回消防救助技術近畿地区指導会の出場隊員選考会を実施しました。
選考会では、任命救助隊員・救助隊員有資格者が、ロープブリッジ渡過・はしご登はんの【基礎訓練】と、ほふく救出・引揚救助・ロープブリッジ救出・障害突破の【連携訓練】を実施し、競技の正確性と迅速性を競いました。
出場隊員選考会について
選考会は、消防救助活動に関する基本的技術を習得することと、訓練を通して消防救助活動に不可欠な体力・精神力・技術力を養うことを目的に実施しています。
また、全国の消防救助隊員も同一種目を実施しており、他市消防本部の隊員と救助技術の迅速性や正確性を競うことで、更なる知識技術の共有・高度化に寄与するとともに、他の消防職員の模範となる隊員を育成し、市民の消防に対する期待に応えることを目指しています。
各種目の成績上位者は、令和元年7月20日(土曜日)に兵庫県三木市にある兵庫県広域防災センター(兵庫県消防学校)で開催される第48回消防救助技術近畿地区指導会に出場し、全国消防救助技術大会の出場を目指します。
競技紹介
ロープブリッジ渡過
訓練塔の間に水平展張された渡過ロープ20メートル(往復40メートル)を、往路はセーラー渡過、復路はモンキー渡過を実施するロープ渡過訓練です。
はしご登はん
自己確保の命綱を結索した後、垂直はしごを15m駆け上がります。
災害建物への進入等、消防活動には欠かせない訓練です。
ほふく救出
救助者・補助者・要救助者の3人1組で、1人が空気呼吸器を着装して長さ8メートルの煙道内を検索し、要救助者を屋外に救出した後、2人で安全地点まで搬送します。
ビルや地下街等で煙に巻かれた人を救出するための訓練です。
引揚救助
救助隊員と要救助者の5人1組で、2人が空気呼吸器を着装して地上に進入し、検索活動を実施したのち、要救助者を塔上に救出し、隊員がロープ登はんにより脱出します。
地下やマンホール等での災害を想定した訓練です。
ロープブリッジ救出
救助隊員と要救助者の4人1組で水平に展張された渡過ロープ20メートルにより対面する塔上に2人が進入し、要救助者を救出ロープに吊下げてけん引し救出した後、救助隊員が脱出します。
要救助者を隣の建物等から進入し、救出することを想定した訓練です。
障害突破
救助隊員と要救助者の5人1組で、4人が一致協力し「乗り越える」「登る」「渡る」「降りる」「濃煙を通過する」の基本動作により、5つの障害を突破します。
災害現場の様々な状況を想定した訓練です。
第48回消防救助技術近畿地区指導会・出場隊員
種目 | 所属 | 隊員 |
---|---|---|
ロープブリッジ渡過 | 西宮 | 串田 和也 |
鳴尾 | 高橋 昂平 | |
はしご登はん | 浜 | 滝内 太志 |
瓦木 | 山田 貫二郎 | |
ほふく救出(1) | 瓦木 | 五百尾 元貴(救助者) |
西宮 | 長谷川 卓登(補助者) | |
瓦木 | 菊川 真央(要救助者) | |
ほふく救出(2) | 北 | 神明 政文(救助者) |
津島 尚史(補助者) | ||
甲斐 宣晃(要救助者) | ||
ロープブリッジ救出 | 瓦木 | 大塚 健司 |
中岡 健 | ||
中村 多助 | ||
中林 健(要救助者) | ||
引揚救助 | 鳴尾 | 大谷 淳樹 |
越智 隆浩 | ||
高野 孝則 | ||
野呂 勇大 | ||
石川 葵(要救助者) | ||
障害突破 | 西宮 | 釣 恭士 |
廣澤 達也 | ||
酒井 勇次 | ||
高比良 勇次 | ||
井上 桂(補助者) |
お問合せ先
消防局警防課
西宮市六湛寺町8-28
電話番号:0798-26-0119
ファックス:0798-36-2475
s_syobo@nishi.or.jp
