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夏(6月~8月)

更新日:2023年11月10日

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北山緑化植物園で咲く季節の花々をご紹介します
※見頃は年により多少変動があります。ご了承ください。

【見頃】6月初旬~7月初旬

【場所】ボーダー花壇西、桂の木の花壇他

【ひとくちメモ】5月の半ばを過ぎた頃から、花壇後方より徐々に花茎(かけい)(花のみをつけ、葉はつけない茎)を伸ばして存在感を示し始めます。草丈は70~150センチにも達し、「ハアザミ」の和名通り、切れ込みの入った濃緑色の大きな葉が特徴的です。花は白い花弁が散った後も、がくの部分が残ります。耐寒性・耐暑性に優れた、地中海沿岸地域原産の常緑の多年草です。

【見頃】6月初旬~7月初旬

【場所】桂の木の花壇

【ひとくちメモ】和名を「ハグマノキ」といい、英名のスモークツリー(Smoke tree)の方がよく知られています。“けむり”のように見えるものは花ではなく、不稔花(ふねんか)(おしべ・めしべが未熟で、種子をつくらない花)の花柄(かへい)(花を支える()の部分)が花後に長く伸びて、羽毛状になったものです。別名を「カスミノキ」、「ケムリノキ」といいます。

【見頃】6月初旬~7月上旬

【場所】アジサイ花壇

【ひとくちメモ】シナノキの木陰を利用した斜面地に、ガクが赤く色づく‘ベニガク’や斑入り葉の‘九重山(くじゅうさん)’等、ヤマアジサイの園芸品種約40株の他、北アメリカ原産の‘アナベル’やイワガラミ‘ムーンライト’、タマアジサイ等も植栽されています。ヤマアジサイの花はガクアジサイに似ていますが、枝も細く、全体的に繊細な印象を与えます。タマアジサイの花は、他のアジサイより遅い8月中旬~9月上旬に楽しめます。

【見頃】6月中旬~7月中旬

【場所】ボーダー花壇西、西園路沿い他

【ひとくちメモ】カシワのような大型の葉が特徴的な、アメリカ東南部原産の落葉低木です。がく片からなる白い装飾花(そうしょくか)(大型で美しい花)を円錐状につけ、遠くからでもよく目立ちます。ボーダー花壇西端で見られるカシワバアジサイ‘ハーモニー’は、装飾花が密についてボリュームがあり、時間が経つにつれ淡いピンク色へと色づきます。尚“カシワ似の葉”は、秋になると赤紫色に紅葉します。

【見頃】6月上旬~7月中旬

【場所】桂の木の花壇、花壇各所 

【ひとくちメモ】テッポウユリをはじめスカシユリやリーガルリリーなど、花壇各所において様々なユリが楽しめます。「ユリ」という呼び名は、花が風に大きく揺れている様子を表しているといい、夏の花壇で、ユリの花が静かに風に揺れる姿は大変優美で、目を引きます。また花壇以外の場所で見かける(7~10月)、花弁の内側が純白のユリは、タカサゴユリ(別名タイワンユリ)といい、種子から1年以内に花を咲かせ、繁殖力が旺盛です。

【見頃】6月上旬~7月中旬

【場所】水生植物エリア

【ひとくちメモ】季節を表す七十二候(しちじゅうにこう)のひとつで、7月初旬の「半夏生」の時期に茎の上部につく葉が白くなることに由来します。“半化粧”の意味もあり、別名を「カタシロクサ(片白草)」といいます。白い葉に注目されがちですが、花弁のない小さな白い花をつけ、梅雨空の水辺の花壇に変化を与えてくれます。通路を挟んだ向かい(東側)の池では、葉が白くならない「アメリカハンゲショウ」も見られます。

【見頃】6月上旬~8月

【場所】水生植物エリア、小蘭亭周りの池、北部池

【ひとくちメモ】スイレンは、園芸上熱帯性スイレン(昼咲き系・夜咲き系)と耐寒性スイレンに大きく分類されます。耐寒性スイレン(または温帯性スイレン)の葉は、熱帯性に比べてやや小さく、花は水面に浮かんで昼咲きのみで夜咲きはありません。園内他で見られるスイレンは、すべて耐寒性スイレンです。東屋前の池では、コウホネ(黄色)と紅色の花のベニコウホネ、その周りに浮いているデンジソウ(シダの仲間)と一緒に楽しめます。また、植物園の駐車場から歩いて10分ほどの北部池では、白花のスイレンを見ることができます。

【見頃】6月下旬~8月

【場所】花壇各所

【ひとくちメモ】春には新しい葉を伸ばしてこんもりとした草姿を作り、冬になると黄葉(落葉)する多年草(たねんそう)です。伸ばした花茎(かけい)(花のみをつけ、葉はつけない茎)の先が、橋の欄干などで見かける宝珠(ほうしゅ、またはほうじゅ)に似ていることから、ギボウシ(偽宝珠)と呼ばれます。花は一日花で、花茎の下部より順に咲き進みます。耐陰性があるため、日当たりの悪い場所でも楽しめます。

【見頃】8月中旬

【場所】北山墨華亭前

【ひとくちメモ】中国原産の落葉高木で、別名を「キジュ(喜樹)」といいます。ハンカチノキの向いに植栽された2本のカンレンボクは高さが18メートルほどあり、北山墨華亭周辺には他に何本か植栽されています。果実は、バナナ形をした1個1個の果実(2~3センチ)が球状に集まったユニークな形で、11月頃薄い黄色に熟します。

【見頃】10月上旬~11月下旬

【場所】北山墨華亭前

【ひとくちメモ】秋が深まるにつれ色が変化し、初冬にはバラバラになって地面に落ちます。(2018年10月2日撮影)
 

【見頃】8月中旬~11月

【場所】芝生広場 

【ひとくちメモ】パンパスグラス(Pampas grass)は英名で、パンパスは南アメリカ、特にアルゼンチンの“大草原”を、グラスは“草”を意味し、主に南アメリカに分布しています。和名を「シロガネヨシ」といいます。ススキなどと同様、秋に観賞するイメージがありますが、出穂(しゅっすい)したての穂は、淡く透けるような黄緑色をしています。植物園では、毎年冬場に地際付近まで切り戻して、人の背丈程度になるよう管理しています。

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