更新日:2023年3月16日
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人生100年時代、長い人生をできるだけ元気に過ごしたい、そのカギは「フレイル」予防です。
ご自身のからだやこころのサインを見逃していませんか?ささいな衰えがフレイルのサインです。
年をとってからではなく、40代、50代など若いころから、意識しても早すぎることはありません。
「フレイル」とは、年をとって筋力や認知機能、社会とのつながりなどが低下した状態のことです。
下の図で、「健康」と「要介護状態」の中間にあたります。
要介護となるリスクが高い状態ですが、早めに気づき、対応することで健康を維持・改善して、自立した生活を送ることもできます。
フレイル(虚弱) 【公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット ホームページ】(外部サイト)
高齢期のやせは肥満よりも死亡率が高くなります。65歳を過ぎて、病気でもないのにやせてきたら、メタボ予防からフレイル予防に切り替えどきかもしれません。
まずはかかりつけ医に相談しましょう。
※厚生労働省 高齢者の特性を踏まえた保健事業ガイドライン第2版(令和元年度)「後期高齢者の質問票」一部改変
0個・・・フレイルではない
1~2個・・・プレフレイル(フレイルになりかけている)
3個以上・・・フレイル
フレイルは予防できます。今からでも遅くないので、ぜひ取り組んでみましょう。
フレイルチェックに当てはまった人も、当てはまらなかった人も、いつまでも健康に過ごすための予防法を確認してみましょう。
⇒フレイルを予防する
また、お住まいの西宮市高齢者あんしん窓口へご相談ください。
高齢者が住み慣れた地域で安心して生涯を通じた健康づくりに取り組めるよう、関係各課や関係団体と連携し、フレイル対策のための事業を実施しています。
長寿健康診査や問診票をもとに、医療機関への受診や治療が必要だが受診していない人を対象に、受診勧奨や健康相談を実施します。
また、保健指導等を通して介護サービス等が必要と判断した場合は、関係部署と連携して支援します。
地域の通いの場などで、フレイル予防(転倒・骨折予防、栄養、口腔)についての健康講座や健康相談を実施しています。
また、相談等を通して介護サービス等が必要と判断した場合は、関係部署と連携して支援します。
武庫川女子大学栄養科学研究所と「新型コロナウイルスとの共存下での西宮市の在宅高齢者に対する新しい包括的栄養支援モデル開発プロジェクトに関する覚書」を締結し、西宮市の高齢者5,000人(無作為抽出)を対象に、「コロナ禍の外出制限期間中の生活状況の変化などに関するアンケート調査」を2020年8月に行いました。
調査結果から、コロナ禍では社会活動、友人との交流が阻害されると、身体活動が低下することや、
食生活と筋力の低下に関連するフレイルが、特に一人暮らしの方で強い関連が明らかになりました。
以下のファイルに詳細を記載しております。
2020年に実施した「コロナ禍の外出制限期間中の生活状況の変化などに関するアンケート調査」の回答者のうち、継続調査に同意いただいた約1650名を対象に2021年8月に追跡調査を行いました。
追跡調査結果から、1年前と比較して、フレイルスコアの上昇や、フレイルに該当する人の割合が上昇すること、食生活の状況でフレイルの発生頻度に影響があることや、オーラルフレイルの発生頻度が高くなることが明らかになりました。以下のファイルに詳細を記載しております。