平成28年度　西宮市民文化賞受賞団体紹介（関西学院大学体育会サッカー部）

　大正7年（1918年）に、蹴球部（しゅうきゅうぶ）の名称で創部され、永年にわたり各種大会で数々の栄光を築き上げてきた。これまでに元日本サッカー協会会長の長沼　健氏や元全日本代表監督の加茂　周氏をはじめ、数多くの優秀な選手・指導者を輩出し、日本サッカー界を支えてきた。
　「大学サッカーの正当性を証明する」ことを軸として、「人間的成長」・「感動」・「感謝」という三つのキーワードをチームの目的に掲げ、大学サッカーの可能性を追求するため、総勢144名の部員が日々鍛錬を積んでいる。
　大正12年（1923年）関西学生サッカーリーグに初出場、昭和元年（1926年）に初優勝を飾り、通算29回の優勝回数を誇る。昭和47年（1972年）関西学生サッカー選手権大会に初出場後、平成11年（1999年）に初優勝を果たし、通算5回優勝。これらの功績により、西宮市民体育賞くすのきを2回受賞した。
　また、全日本大学サッカー選手権大会には昭和41年（1966年）に初出場後、通算19回出場、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントには昭和53年（1978年）に初出場後、通算14回出場するなど、たゆみない努力で輝かしい成績を収めている。
　そして、平成27年（2015年）には、関西学生サッカー選手権大会、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント、関西学生サッカーリーグ、全日本大学サッカー選手権大会で見事栄冠を手にした。
　素晴らしいチームワークと日頃の厳しい練習の成果を十分に発揮し、大学サッカー界史上初となる単独でのタイトル4冠の快挙を成し遂げ、新たな1ページを歴史に刻んだ。この快挙は市民に夢と感動を与え、西宮の知名度の向上に大きく寄与した。
　その功績をたたえ平成28年（2016年）に、兵庫県スポーツ優秀選手賞団体・金メダル、一般社団法人西宮体育協会功労者表彰優秀団体賞を受賞。
　各種大会で活躍する一方、市内の小学生チームを対象としたサッカー大会KGカップを毎年開催するとともに、一般社団法人西宮サッカー協会主催の西宮サッカーデーにおいて、サッカー教室のコーチを務めるなど地域貢献活動にも力を注いでいる。

～大学サッカー界の第一戦で活躍～

　大正7年に創部以来、永年にわたり大学サッカー界の第一線で活躍し、各種大会で数々の輝かしい成績を収められました。

平成28年（2016年）6月　三木防災公園陸上競技場にて
「第94回　関西学生サッカーリーグ」試合風景
先制点を決め、喜ぶ選手

　平成28年（2016年）7月　キンチョウスタジアムにて
　「第94回　関西学生サッカーリーグ」の試合後に、
　人間力向上のため、スタジアムの清掃活動を実施

平成28年（2016年）10月　西宮浜総合公園人工芝グラウンドにて
「西宮サッカーデー」のサッカー教室より
130名を超える小学生に、ドリブルやシュートを指導

～西宮市のスポーツ推進と西宮の知名度の向上に大きく寄与～
平成27年度には関西学生サッカー選手権大会、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント、関西学生サッカーリーグ、全日本大学サッカー選手権大会において、日頃の鍛錬の成果を発揮し、史上初となる単独での大学タイトル4冠の快挙を成し遂げたことは、市民に夢と感動を与え、本市のスポーツ推進と西宮の知名度の向上に大きく寄与されました。

　平成27年（2015年）8月　キンチョウスタジアムにて
　「第39回　総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント」初優勝
　「強い気持ち」で悲願の日本一を果たし、歓喜に沸く選手たち

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