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県内初! 透析医療機関を対象とした応急給水訓練

更新日:2018年2月26日

ページ番号:23186865

実施日:2017年9月13日

状況写真

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9月13日、西宮市上下水道局と西宮市保健所との連携のもと、西宮市内の透析医療機関を対象とした、合同応急給水訓練が実施されました。これは県内初の取り組みで、市内6つの医療機関が参加しました。
平成7年の阪神・淡路大震災の際、西宮市では全世帯の94%で断水が発生し、医療活動にも大きな影響がありました。そのことを踏まえ、西宮市地域防災計画では「断水地区における緊急性の高い医療機関や福祉施設等の重要施設に対し優先給水を行う」と規定されています。今後、南海トラフ巨大地震の発生も予想される中、医療行為に大量の水を必要とする透析医療機関にも、災害時の迅速な応急給水が求められます。
今回の訓練では、まず越水浄水場(奥畑6-35)で座学が行われ、上下水道局の災害対策や災害を乗り切るための3つの「助」(自助・共助・公助)などについて説明がありました。
その後、実動訓練として参加機関の1つである大植クリニックに移動し、敷地内の受水槽と上下水道局の給水車を20mのホースでつなげ応急給水する段取りを参加者全員で確認しました。災害時には、上下水道局が保有する4台の給水車で断水地区における応急給水活動を行います。
「阪神・淡路大震災の際は自衛隊からの給水が有難かった」と振り返る大植クリニックの大植奈帆(おおうえ・なほ)事務長は「実際の流れを掴めて良かった。院内で情報共有して有事に備えたい」と訓練の感想を述べられました。
合同応急給水訓練は9月21日にも宮本クリニックで行われ、別の5つの医療機関からの参加がありました。

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