このページの先頭です

通学路の交通安全に関する取組みについて

更新日:2024年4月2日

ページ番号:28810354

1.「西宮市通学路交通安全プログラム」に基づく安全対策

平成24年に全国で登下校中の児童生徒が死傷する事故が相次いで発生したことから、各小学校の通学路において関係機関と連携して緊急合同点検を実施し、安全対策を行ってまいりました。また、引き続き、通学路の安全確保に向けた取り組みを行うため、関係機関の連携体制を構築し、「西宮市通学路交通安全プログラム」を策定しました。このプログラムに基づき、児童生徒が安全に通学できるよう、歩道整備や防護柵設置などのハード対策、交通規制や交通安全教育などのソフト対策を実施するなど、通学路の安全確保を図ってきました。

しかしながら、策定以降においても、下校途中の児童が殺害される事件、自然災害をきっかけとした登校中の児童の死亡事故など、相次ぐ通学路上での事件・事故が発生したことから、交通安全だけでなく、防犯・防災の観点も含めた総合的な安全確保が求められています。
そのため、これまでの取組をさらに強化し、関係機関が連携する中で児童生徒の登下校の安全確保ができるよう、より効果的な安全対策を進めて参ります。

ダウンロード



考え方
通学路安全対策の考え方

通学路の安全対策は、以下の4つの観点から複合的に取り組むものであり、学校、家庭、地域、市役所、警察などの関係機関が協力し合って、児童の安全を守るものであると考えています。


A「交通の安全と円滑」
付近を通行する車両が安全な運転を行い、円滑な交通環境が整えられていること。
B「見守りの実施」
保護者やボランティアなどによる見守りを実施し、児童の誘導を行うこと。
C「通学環境の改善」
安全な経路を通学路として設定し、交差点での安全対策など道路の改良を行うこと。
D「児童が自らの身を守る安全意識の醸成」
学校や家庭で安全教育を実施し、交通安全の意識を醸成すること。

2.通学路合同点検について

平成24年に実施した通学路緊急合同点検以降、平成26年度からは抽出校(毎年8校程度)において通学路合同点検または通学路総点検を実施し、平成30年度には全校の点検が終了しました。平成31年度より改めて危険箇所を見直す通学路合同点検を実施しています。
また学校や地域からの危険箇所に対する安全対策要望が提出された際には、道路管理者や警察と共に対応を検討しています。


 合同点検実施校総点検実施校
平成31広田段上東山台平木北六甲台甲子園浜   浜脇小松
令和2夙川上ケ原南山口大社樋ノ口鳴尾東神原春風   
令和3苦楽園甲東北夙川津門南甲子園生瀬上甲子園高木北   
令和4安井瓦木今津用海名塩瓦林段上西鳴尾北   
令和5西宮浜香櫨園甲陽園上ケ原深津鳴尾高須西高木高須  
令和6広田段上東山台平木北六甲台浜脇甲子園浜小松   
令和7夙川上ケ原南山口大社樋ノ口鳴尾東神原春風   
令和8苦楽園甲東北夙川津門南甲子園生瀬上甲子園高木北   
令和9安井瓦木今津用海名塩瓦林段上西鳴尾北   
令和10西宮浜香櫨園甲陽園上ケ原深津鳴尾高須西高木高須  

※来年度以降については実施を予定している学校です。

3.令和5年度の通学路合同点検について

令和5年度には市内小学校,義務教育学校の9校で通学路合同点検を行いました。通学路合同点検には、学校、教育委員会、警察、西宮市道路管理者、交通安全対策担当者、PTA、地域などが参加し、必要に応じて兵庫県道路管理者、国道管理者や、防犯担当者、公園管理者などの関係者が参加します。学校やPTA,地域などの抱える課題をお話しいただき、どのような対策ができるのかを話し合う貴重な機会となっています。

安全点検
通学路合同点検の様子

通学路合同点検対策一覧

4.安全対策の実施例

5.登下校見守り活動ハンドブックについて

子供たちの安全な登下校のための取組である地域の方による見守り活動について、文部科学省より参考資料として「やってみよう!登下校見守り活動ハンドブック」が作成されています。

「やってみよう!登下校見守り活動ハンドブック」(外部サイト)新規ウインドウで開きます。

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader(新規ウインドウで開きます。)

お問い合わせ先

学事課

兵庫県西宮市六湛寺町10番3号
四宮市役所本庁舎 6階

電話番号:0798-35-3800

ファックス:0798-22-7019

本文ここまで