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受診・診断について

更新日:2024年2月26日

ページ番号:83900536

認知症の早期発見の重要性

『直前の出来事を忘れる』『同じことを何度も言う』といった症状に気づいたとき、その気づきを放置せず、医療機関でしっかり診断してもらうことが大切です。

認知症の原因疾患は、70種類以上あり、原因疾患を治療することで認知症の症状も改善されるものもあります。また、アルツハイマー型認知症は、初期から薬の服用を開始することで、症状の進行を遅らせることができると言われています。「あれ?」と感じた場合は放置せず、早期受診をしましょう。

認知症の早期発見のために、気になる方は認知症セルフチェックをしてみましょう。

まずは、かかりつけ医に相談しましょう!

かかりつけ医とは、日頃から診てもらっている医師のことで、心身の事を何でも相談できる医師です。
認知症かな?と心配になった時は、まず、かかりつけ医に相談しましょう。『(1)いつ頃から(2)こんなところが気になる』と具体的に伝えることが大切です。
かかりつけ医は、認知症に関する、専門医の情報を持っているので、必要に応じて紹介してくれます。かかりつけ医が特にいない場合は、認知症の診療科である精神科・神経科・神経内科を受診してみてください。
また、就労中の方は、産業医に相談してみましょう。

リンク

認知症相談医療機関

日常の診療の中で、認知症に関して患者や家族からの相談を受けることができる医療機関(相談として診療後、他の医療機関へ紹介することも含む)です。
ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。西宮市内の一覧は、こちら(PDF:426KB)をご覧ください。
兵庫県内の一覧は、こちら(外部サイト)新規ウインドウで開きます。をご参照ください。

認知症の診断と受診時の注意点

認知症かどうか診断するには、本人・家族への問診、CT・MRI・脳血流検査などの画像検査や記憶・知能などに関する心理検査、認知症のような症状を引き起こす内科的疾患がないかを調べる検査を行います。

診断の流れ

1.本当に『認知症』なのかどうかを調べる

  • 本人・家族を対象とした問診が中心に行われます。
  • 記憶障害や認知機能の低下を調べる検査をすることもあります。

2.原因となる病気が何かを調べる

さまざまな検査を行うことがあります。

  • 他の病気の有無を見るために…一般内科的診察/運動機能や腱反射検査などの神経学的検査など
  • 全身の状態をみるために…血液・尿検査など
  • 脳内の変化をみるために…CT/MRI検査など

受診時の注意点

  • 本人・家族からの情報は『認知症』の診断をする時の重要な情報になります。そこで、問診では本人に対してだけでなく、家族に対しても症状やその症状に気づいた時期などについて詳しく聞かれますので、家族が同行するようにしましょう。またこれらの情報は診断に役立つだけでなく、介護の上でも大変参考になります。
  • 受診の準備として認知症ではないかと思うエピソード、症状の現れた時期や状態などを整理して、書き留めておきます。受診シートを活用することで、医師に必要な情報を漏れなく伝えることができます。
  • 告知の方法について、本人に告知するか、家族だけなのかなどの希望があれば、事前に伝えておきましょう。

ダウンロード

自立支援医療(精神通院)制度

認知症を含む精神疾患の治療で通院されている方に対して、通院医療費の一部を公費で負担する制度です。窓口での負担は原則1割ですが、世帯の課税状況に応じて自己負担上限額が定められています。

自立支援医療の詳しい内容は、こちらを参照してください。

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お問い合わせ先

地域共生推進課

西宮市六湛寺町10-3 西宮市役所本庁舎 3階

電話番号:0798-35-3187

ファックス:0798-26-2340

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