結核について
更新日:2022年11月7日
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結核とは
現在でも結核は日本において最大の感染症です。西宮市でも令和2年は48名が新たに結核を発病されています。近年では高齢化に伴い西宮市でも70歳以上の結核発病者が7割以上を占めています。しかしながら、若い世代での結核の発病も少なくありません。これは、若い世代には結核に対する免疫力が低い方が多く、不規則な生活や無理なダイエットなどで免疫力が落ちているときに感染すると結核を発病しやすくなるためです。
結核の正しい知識を持ち、予防と早期発見を心がけましょう。
結核の予防のために
- 毎年胸部X線検査を受けましょう。
- 子どもの結核予防にBCG予防接種を受けさせましょう。BCG予防接種は「生後5ヶ月に達したときから生後8ヶ月未満」が標準的な接種期間とされており、世界で広く用いられています。
- 栄養と休養を上手にとり、免疫力を低下させない体作りを心がけましょう。
- 結核(BCG)の予防接種
もしかして結核?と思ったら
結核の症状は風邪の症状とよく似ています。
2週間以上咳が続く、痰(たん)が出る、痰に血が混じる、体がだるい、微熱が続く、体重が減った・・・など、気になる症状があれば早めに医療機関を受診しましょう。
結核と合併症
糖尿病、人工透析をされている方、ステロイド剤や免疫抑制剤を使用されている方、HIV/AIDSの感染者などは結核発病のリスクが高いとされています。
市民のみなさまへ
以下のページでも結核に関する情報を掲載しています。クリックしてご覧ください。
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医師が行う届出
- 結核発生届
※「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」第12条第1項の規定に基づき、医師が診察の結果、受診者が結核患者等であると診断した際、ただちに最寄りの保健所長に届け出るものです。
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病院管理者が行う届出
- 結核患者入院届出票
- 結核患者退院届出票
※「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」第53条の11に基づき、病院の管理者は、結核患者が入院したとき、または退院したときには、7日以内に西宮市保健所へ届出票の提出をお願いいたします。
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結核の医療
結核の医療には結核患者の費用負担を軽減し、安心して適正な医療を受けられるように、医療費を公費で負担する制度があります。
入院勧告を受けない結核患者(感染症法第37条の2申請)の場合
人に結核を感染させるおそれのない結核患者の結核医療費の対象項目(抗結核薬など)について、医療費の95%を医療保険と公費で負担します。その場合、医療保険の種類は問いません。
結核で入院勧告を受けた患者(感染症法第37条申請)の場合
都道府県・保健所を設置する市は、結核のまん延を防止する必要があると認めるとき、人に結核を感染させるおそれのある患者を結核病床を有する病院へ入院することを勧告することができます。その場合、結核入院医療費の全額を医療保険と公費で負担します。 ただし、その世帯の市町村民税所得割の額により一部自己負担が生じる場合があります。
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結核指定医療機関とは
結核指定医療機関は感染症法による公費負担患者の医療を担当する機関です。指定医療機関でないと、原則として結核公費負担医療を行うことができません。
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お問合せ先
西宮市池田町8-11 池田庁舎3階
電話番号:0798-26-3675
ファックス:0798-33-1174
https://www.nishi.or.jp/cgi-bin/formmail/formmail.cgi?d=011500265060
