インフルエンザ関係情報
更新日:2023年12月1日
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インフルエンザ流行状況について
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等全身の症状が突然現れます。また、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。高齢者の方や免疫力の低下している方は肺炎を伴うなど重症化することがありますので、特に注意が必要です。インフルエンザは例年12月~3月頃に流行しますが、今年はほぼ1年中流行しています。
現在の定点医療機関(注1)あたりの患者数は以下のとおりです。
集計期間 | 西宮市 | 兵庫県 |
---|---|---|
第47週(11月20日~11月26日) | 14.64 | 20.97 |
第46週(11月13日~11月19日) | 9.43 | 17.69 |
第45週(11月6日~11月12日) | 10.07 | 17.66 |
第44週(10月30日~11月5日) | 9.36 | 23.73 |
(注1)感染症法に基づき、保健所に1週間あたりの患者数を報告する医療機関。西宮市内では14医療機関が指定されています。この定点医療機関あたりの患者が30を超えると警報レベル開始の目安となり大きな流行が発生または継続しつつあることが疑われます。
インフルエンザの予防について
インフルエンザの予防法は、新型・季節性ともに同じです。
1インフルエンザの流行前にワクチンを接種しましょう
2咳エチケットをおこないましょう
- 咳、くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクをもっていない場合には、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から1m以上離れて顔をそむけましょう。
- 鼻汁、痰などを含んだティッシュはすぐにフタ付きの専用のゴミ箱に捨てましょう。
- 咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。
3外から帰ったら、手洗い、うがいをしましょう
4適度に湿度を保持しましょう
- 空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。
- 特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
5十分な休養、バランスの良い食事を摂りましょう
6流行時には
- 不要不急の外出はできる限り避けましょう。
- 外出時にはマスクを利用しましょう。
- 十分な栄養、バランスの良い食事を摂りましょう。
- 十分な休養をとりましょう。
インフルエンザにかかった場合について
早めに治療し体を休めることは、自分のからだを守るだけでなく、他の人にインフルエンザをうつさないためにも重要なことです。以下のような点に注意しましょう。
- 具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。
- 安静にして、休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
- 水分を十分に補給しましょう。(お茶、ジュース、スープ等飲みたいものでかまいません。)
- 咳やくしゃみ等の症状のある時は、周りの方へうつさないために、不織布製マスクを着用しましょう。人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間はウイルスを排出するといわれています。そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。
学校・医療機関等におけるインフルエンザ発生状況の報告について
現在、学校や医療機関等が必要な報告については下記のページをご覧下さい。
事業所の皆様へ
事業所におかれましても、感染予防に努めるとともに、来場者や従業員の方にも啓発を行っていただきますようお願いします。
なお当ホームページに掲載しているチラシ等は自由にご活用ください。
インフルエンザ様疾患罹患時の異常行動に係る全国的な動向調査研究に対する協力について
インフルエンザ様疾患罹患時及び抗インフルエンザ薬使用時に見られた異常な行動が、医学的にも社会的にも問題になっており、2007年から国立感染症研究所が研究を行っております。次のとおり、当該研究にかかる調査へのご協力をお願いします。
【調査依頼対象】すべての医療機関
【報告対象】
・インフルエンザ様疾患と診断され、かつ、重度の異常な行動(注2)を示した患者・軽度の異常な行動を示した患者
・インフルエンザ様疾患と診断され、かつ、出血症状を示した患者
(注2)飛び降り、急に走り出すなど、制止しなければ生命に影響が及ぶ可能性のある行動(詳細は報告様式参照)
【報告方法等】以下の報告様式をご確認ください。