令和4年度　西宮市民文化賞受賞者紹介（大江与喜子さん）

更新日：2022年12月22日

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大江与喜子（おおえよきこ）さん

　（一社）西宮市医師会名誉会長　
　　(医)樹徳会上ヶ原病院理事長

大江与喜子さん　プロフィール

　
　昭和53年（1978年）に兵庫医科大学を卒業後、昭和54年（1979年）、西宮市内に医療法人財団樹徳会上ケ原病院を開設・院長に就任。以来平成28年（2016年）まで院長を務められ、平成21年（2009年）には同病院理事長に就任、病院経営のかたわら現在でも同病院において診療を行い、43年もの永きにわたり地域医療の推進に力を注がれている。
　また、平成12年（2000年）より西宮市医師会理事・副会長・会長を歴任され、優れた指導力と積極的な姿勢で会の発展と会員の資質向上に尽力。救急医療体制の構築や在宅医療の推進等、重要課題の検討や、様々な事業の展開により、本市の保健衛生の普及と地域医療の充実に大きく貢献される一方、兵庫県民間病院協会の理事として、西阪神支部長を務められ、西宮市内の病院同士の連携と病診連携にも尽力された。
　また、県立阪神特別支援学校等の学校医の経験により、長きにわたり本市の学校保健の促進に力を注がれるとともに、西宮市民健康づくり活動推進協議会、西宮市地域保健推進協議会をはじめ幅広い分野で各種委員に就任し、豊富な専門知識で的確な指導・助言を行い、公衆衛生の普及・向上と市民の健康増進にも寄与された。さらに近年の新型コロナウイルス感染症に対し、検査・診療を幅広く展開し、障害者の感染への対応等、本市の感染症対策の推進にも尽力された。
　これらの功績により平成27年（2003年）には兵庫県知事表彰（健康づくり功労）、平成29年（2005年）には西宮市長感謝状（社会福祉事業貢献医師）、令和2年（2020年）には兵庫県功労者表彰（健康功労）及び兵庫県知事表彰（救急業務等功労）を受賞。