上下水道事業経営のしくみ

上下水道事業の財政経営

　西宮市上下水道局は地方公営企業法に基づいて、水道事業、工業用水道事業および下水道事業という3つの事業をそれぞれの事業ごとに会計を設けて独立採算制で運営しています。
　水道事業および工業用水道事業は、施設の建設や維持管理に必要な経費のほとんどを水道料金および工業用水道料金で運営しています。
　下水道事業は、国からの補助金を活用しつつ、下水道使用料のほか「汚水私費・雨水公費」の考え方による市からの補助金や負担金といった繰入金で、施設の建設や維持管理に必要な経費をまかなって運営しています。
　3つの事業とも、施設の耐震化や安全性を高めるための整備、老朽化した上下水道管や施設の更新をするためには多額の資金が必要なため、経営戦略を策定し実行するなど、財政状況の改善に向けた取組みを行っています。