屋上に設置されたミニハウスや大型倉庫による台風被害について

　近年、大型台風によるミニハウスや大型倉庫の転倒被害が多くなっています。これらが、屋上などの高い位置に設置されている場合、強風による転倒落下などにより、周辺家屋や人に甚大な被害をもたらす恐れがあります！

　ミニハウスや倉庫などで、人が中に入って作業などができるもの、又は容易に動かせない大きさのものは、建築基準法上の建築物に該当します。設置する場合は、建築確認申請が必要な場合がありますので、建築士等にご相談ください。

　ミニハウスや大型倉庫などを建築物の屋上に設置する場合は、建築物と一体構造となり強固に固定されていなければなりません。又、高さ規制に抵触するなど、建築基準法違反になるおそれがあります。

　大型台風により、思いもしないものが転倒又は飛散することがあります。それらが周辺家屋や人に被害をもたらさないように、台風接近にあわせて屋内に移動できないようなものは、屋上等に置かないようにしましょう。