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ねずみの種類と駆除の方法

更新日:2023年2月24日

ページ番号:32794549

はじめに

ねずみは感染症の運び屋の代表的なもので,さまざまな病原菌を持っています。
直接噛まれて起こるそ噛症。糞や尿から感染するサルモネラ症、レプトスピラ症、腎症候性出血熱、E型肝炎、寄生虫から感染するペスト、発疹熱、ツツガムシ病などがあります。
また建材や家具、食品、電気コードやガス管をかじり家電製品の故障や火災の原因にもなります。

ねずみの習性

警戒心が強く通り道が一定している。
学習力、環境適応能力が優れています。
雑食性だが住み着いたところで食べ慣れたものを食す。
頭が通り抜ける穴があれば体も通り抜く事ができる。

市内で見かけるねずみたち

イラスト
3種類のねずみ3種類のねずみの特徴

ドブネズミのイラスト

ドブネズミ
目が小さく耳も小さく耳を前に倒しても目に届かない。体が大きくズングリしており、尾が胴よりやや短い。色は背中が灰褐色でおなかは白い。
泳ぎが得意で下水道内に生息することがあります。平面的な動きをするのが特徴的です。

クマネズミのイラスト

クマネズミ
目が大きく耳も大きく前に倒すと目に届く体が細く尾が胴より長い。色は背中が灰茶褐色でおなかは黄渇色。
登りや綱渡りが得意で家の屋根裏などで潜んでいることがあります。立体的な行動をします。

ハツカネズミのイラスト

ハツカネズミ
体は全体的に小さく足も小さい。耳は大きく丸い。尾は胴よりやや短い。体の色は背中が灰茶褐色でおなかは灰白色。
警戒心が乏しい

野山で見かけるねずみ

アカネズミは目と耳が大きく尾の長さは体長とほぼ同じ。色は背中が茶褐色でおなかは白い色。
ハタネズミは目と耳が小さく尾の長さは短く体長の半分以下。色は背中が茶褐色でおなかは灰白色。
このねずみたちにもさまざまな寄生虫が潜んでいます。中には人間に危害を加えるものもおり、ツツガムシやマダニです。

ねずみに寄生している虫たち

家で見かけるねずみにはイエダニ・ノミ
野山で見かけるねずみにはツツガムシ・マダニが寄生しています。登山やキャンプに行くときはできるだけ長袖、長ズボンを着用し座るときも白っぽいシートを敷くようにしましょう。

ねずみの侵入場所

イラスト

ネズミの侵入口のイラスト


ねずみはもともと外で生活する生き物。もしかすると家のどこかにねずみの通り道があるかもしれません。例えばイラストの矢印に記したところです。ねずみにはラットサインといって普段よく利用する通り道があります。その場所は黒ずんで汚れています。
大きなねずみでも2センチほどの穴があれば通り抜けれます。隙間があればなくしましょう。
食べ物はしっかりと保管してください。生ごみにも注意。
毒エサを仕掛けるときは説明書をお読みください。(特に夏場だと死がいに虫が発生することがあるので注意してください)
粘着シートやカゴを仕掛けるときは、隅に置き腐りにくいものをエサにしましょう。(警戒心の強いねずみはすぐにかからないことがあります。じっと動かさず待ちましょう)
まれに下水道から排水溝やトイレに侵入するねずみがいます。(できるだけトイレのふたを閉め排水溝にも気を配りましょう)
マンションや隣の家とつながった構造の家でも上記の内容を守れば巣になりにくいです。

お問い合わせ先

環境衛生課

西宮市西宮浜3丁目4

電話番号:0798-35-0002

ファックス:0798-35-0010

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