12月1日は世界エイズデーです
更新日:2022年9月26日
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世界エイズデーとは
「世界エイズデー」とは、WHOが、1988年に世界的レベルでのエイズまん延防止と、患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として、12月1日を“WorldAIDSDay”(世界エイズデー)と定め、エイズに関する啓発活動等の実施を提唱するものです。
西宮市でも、“WorldAIDSDay”(世界エイズデー)に賛同し、その趣旨をふまえ、エイズに関する正確な知識等についての啓発活動を推進しています。
国内のHIV・エイズの現状
令和2年の新規HIV感染者報告数は742件、新規AIDS患者報告数は315件、合計1,057件でした。新規HIV感染者・新規AIDS患者報告数に占める新規AIDS患者報告数の割合は約3割となっており、病気が進行した時点で診断される例が多いことから、早期発見が重要な課題となっています。
新規HIV感染者及び新規AIDS患者報告の感染経路は、性的接触によるものが8割以上です。
HIV感染症は予防できる病気です。適切な予防策をとり、感染の可能性があればまず検査を受けましょう。
今年のテーマ「このまちで暮らしている。私もあなたも。12月1日は世界エイズデー」
「HIV=死」のイメージをもっていませんか?
「自分がHIVに感染しているはずがない」なんて、思いこんでいませんか?
HIVに感染しているかどうかは検査してみなければわかりません。
現在は治療法の進歩により、HIVに感染している人もそれまでの生活を続けるようになってきています。
新型コロナウイルス感染症の流行とその対策が長期化する中で、HIV/エイズ対策もその影響を大きく受けてきました。ただし、その影響は負の側面だけでなく、地道な感染症対策の重要性を再認識させることにもなりました。
今年のテーマには、“HIV陽性者の方も陽性でない方もともにこの社会で暮らしていることを伝え、ひとりでも多くの人がHIV/エイズのことを自分事として捉えることで、HIV/エイズに関する検査や治療、支援などの知識を身につけるきっかけとしたい。そして、正しい知識の普及を通じて、HIV検査の受診促進や差別・偏見の解消につなげていきたい。” というメッセージが込められています。
自分や大切なパートナーを守るためにも、まずは検査を受けて、もし感染していたら早く治療を受けましょう。
令和4年度の取り組み
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、事業を縮小して実施中です 。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
西宮市保健所では、HIV即日検査(毎月開催)を匿名・無料で行っています(要予約)。
HIV/エイズの検査・相談に関することは、下記リンク先をご参照下さい。
お問合せ先
西宮市池田町8-11 池田庁舎3階
電話番号:0798-26-3675
ファックス:0798-33-1174
https://www.nishi.or.jp/cgi-bin/formmail/formmail.cgi?d=011500265060
