5月 健康づくりコラム
管理栄養士のひとりごと
備えよう、災害時の食事

石原管理栄養士
「ローリングストック」を知っていますか?少し多めに買い置きして、日常生活で消費し、減った分を買い足すことで、災害時に備えて一定量の食料を備蓄する方法です。ポイントは、水、レトルト食品や缶詰、乾物など普段から活用できるものをバランスよく備えることです。災害時は、パンやカップ麺などの炭水化物に偏り、体調不良を招きやすくなります。肉や魚などのレトルト食品や缶詰に、野菜ジュースやタマネギ・ニンジンなどの日持ちする野菜を組み合わせることで、タンパク質やビタミン類が摂取でき、栄養バランスの偏りが防げます。また、災害時の緊張感を和らげるために、食べ慣れた物や嗜好(しこう)品もあると安心です。最低でも3日分備えましょう。
【問合せ】健康増進課(0798・26・3667)