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西宮中央運動公園再整備事業について

更新日:2024年4月19日

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西宮中央運動公園は、南部市街地における貴重な緑の空間であるとともに、
中央体育館や陸上競技場とあわせて、本市のスポーツ・レクリエーション活動の拠点となっておりますが、
近年、中央体育館や陸上競技場などの老朽化が進行しており、各施設の早急な更新が課題となっています。
また、西宮中央運動公園は、市南部地域の防災拠点として位置づけられ、中央体育館は避難所となっているため、
災害時の活動拠点としての機能の充実も求められています。
これらの課題を解決し、市民にとって魅力的な公園となるよう、西宮中央運動公園再整備事業に取り組んでいきます。

西宮中央運動公園再整備、はじめます。

スポーツ・レクリエーション活動の拠点である西宮中央運動公園。
市は、西宮コネクトパーク(清水建設を代表とする企業グループ)をパートナーに迎え、再整備事業を進めていきます。
令和9年(2027年)4月に新陸上競技場を、同年12月に新中央体育館を先行オープンし、
令和11年(2029年)3月に「西宮CONNECT PARK」として全面オープンします。
再整備事業の概要は、「西宮中央運動公園 再整備事業概要」をご覧ください。

工事スケジュールについて

工事スケジュールについては、事業者のホームページにてご確認ください。

全体配置図(案)について(令和6年3月)

令和6年2月に開催した工事概要説明会でご要望のあった、再整備事業の全体配置図(案)を公表します。
なお、この配置図(案)は、提案時点のものであり、今後変更する可能性があります。

全体配置図(案)

工事概要説明会議事録等の公表について(令和6年2月)

令和6年2月13日に開催した、本事業に関する工事概要説明会の議事録等を公表します。

スポーツ施設・公園の閉鎖について(令和6年2月)

西宮中央運動公園再整備事業に伴い、
令和6年4月1日から西宮中央運動公園内の施設等を一部閉鎖します。
また、公園内の南北方向の園路が通行止めになります。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
なお、中央体育館・武道場、中央テニスコート、西宮スポーツセンターは、通常通り営業いたします。

令和6年4月1日から閉鎖する施設

・遊具広場
・陸上競技場
・中央多目的グラウンド
・壁打ちテニスコート
・公園内の南北方向の園路(通行止め)
※太線内は工事範囲となります。

工事概要説明会のお知らせ(令和6年2月)

本事業に関する「工事概要説明会」を開催します。
詳細は添付の文書でご確認ください。
※なお、当日配布する資料や説明内容等は、後日ホームページで公表する予定です。
1.説明会日時
(1)日時:令和6年2月13日(火曜日)18:00開始 ※質疑応答も含めまして、1時間半程度を予定しております。
(2)会場:西宮市立中央体育館1階会議室
2.工事概要
(1)場所:西宮中央運動公園(西宮市河原町・中屋町)
(2)工期:2024(R6)年4月1日から2029(R11)年2月28日まで(予定)
3.主な説明内容
(1)陸上競技場及び中央多目的グラウンドの解体工事
(2)上記に伴い立ち入り禁止となるエリアについて
(3)各種安全対策について
(4)工事スケジュールと今後の予定について

落札者の決定について(令和5年12月)

西宮中央運動公園再整備事業の落札者が決定しました。
3事業者が入札に参加し、清水建設株式会社関西支店を代表とする企業グループが落札しました。
今後、契約締結に向けて各種手続きを進めていきます。


西宮中央運動公園の完成イメージ図(提案時点)

ダウンロード

有識者が考える西宮中央運動公園再整備事業のあり方について(令和5年11月)

本事業を実施する事業者の選定手続が始まっています。
本事業は、公園・体育館・陸上競技場等の整備から、施設の維持管理、運営、民間提案施設の営業など、事業内容は多岐にわたります。
そこで今回は、実際の審査に関わっていただく、各分野の有識者の皆様からいただいた事業のポイントについてご紹介します。

スポーツ科学専門 上林 功 先生

日常生活の中で体を動かすことと、競技スポーツが切り離されているように感じています。
そこを読み解く方策のうちの一つに公園があると思います。
公園で遊んでいる子どもが、運動施設でスポーツをしている青年や大人を見て、
スポーツをする子どもたちが増えていくようなストーリーが必要だと思います。
そこの繋がりがうまくできれば、20年後、30年後、西宮のスポーツがとても強くなっているかもしれません。

建築学専門 大坪 明 先生


西宮中央運動公園の一施設で完結するのではなく、市内のスポーツ施設や市民サービスと、
どう連携して、広がりを持たせられるのかが課題の一つです。
一方で、小中学校では徐々にチームをつくるスポーツのクラブ活動ができなくなっています。
先生方に負担をかけないという流れの中で、指導者がいなくなってきているのです。
子どもたちのスポーツを指導できる人を育てるのも、西宮中央運動公園の役割だと思います。

都市計画専門 北原 鉄也 先生


事業の計画、建設、運営の各段階において、利用者や地域住民が何らかの形で参画できる仕組みがとても大切です。
公園は、人々がそこで様々な活動をしたり、交流をするための公共空間ですので、
その関係者の参画も当然必要です。そして継続して参画できる仕組みであるべきです。
地域コミュニティーの土台をつくる視点をもって、事業を進めていくことに期待しています。

スポーツ社会学専門 永田 隆子 先生


スポーツが様変わりしていこうという世の中の動きに対応していく必要があります。
健康増進、楽しみのためのスポーツ政策をどうしていくのか。
自由な時間に気軽にできるスポーツプログラムの充実を図るなどの課題があります。
最終的には、スポーツを通じた地域の活性化、共生化の実現に期待しています。

公認会計士 難波 隆幸 先生


人が集まる、活気あふれる公園を、長期間維持するためには、財源の確保が大きな課題です。
西宮中央運動公園の運営には、民間事業者が参画します。
民間事業者ならではのアイデアを取り込み、官民が一体となって、財源面からも活気あふれる
西宮中央運動公園を長く保つ仕組みを作り出していくことが必要と思います。

都市緑地計画・緑環境マネジメント学専門 平田 富士男 先生


西宮中央運動公園は、決して大きな公園ではありませんが、市街地の真ん中にあり、
多くの人々が気軽に、西宮ならではのパークライフを楽しめる潜在力を持っています。
その潜在力を最大に引き出すのは、公園と市民のコラボレーション。
そんなコラボレーションで、気軽にパークライフを満喫できる公園が西宮にはある!
そんな西宮の暮らしやすさを発信していく公園になってほしいと期待しています。

ダウンロード

有識者のご意見の詳細は、「有識者が考える西宮中央運動公園再整備事業のあり方(完全版)」をご覧ください。

公園とスポーツが共鳴し、様々な遊び・楽しみ・コミュニケーションを誘発する公園(令和5年4月)

本事業は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響をを受けて一旦中止しましたが、
その間、私たちの日常生活は様々な影響を受け、公園やスポーツが果たす役割も変化しました。
本事業を再開するにあたり、昨今の社会情勢の変化に対応し、より魅力的な事業とするため、
市の考え方を整理しました。

公園全体のランドスケープに配慮した、だれもが利用しやすく環境にやさしい公園

街中にあって、誰もが気軽に利用でき、居心地の良いリビングのような公園を目指します。

スポーツと公園の相乗効果による、にぎわいとコミュニティを創出するしかけ

市の基幹となるスポーツ施設が立地する公園の特色を活かし、地域の活性化を図ります。

市民大会をはじめとした「する」スポーツが中心のスポーツ施設

誰もがスポーツをする喜びを日常的に感じられる施設となるよう機能を強化します。

多様な活動やイベントを受け入れる公園空間と一体となったスポーツ施設の整備

公園とスポーツ施設を一体的に利用できるような、開かれたスポーツ施設の整備を目指します。

変化するライフスタイルにふさわしい魅力的なサービス提供及び施設運営

市民の生活に彩りを与えるとともに、西宮の魅力を高めるような取り組みを継続して実施していきます。

西宮中央運動公園再整備事業の主な整備内容について(令和5年4月)

西宮中央運動公園再整備事業の主な整備内容についてご紹介します。


市の構想イメージ(実際の計画図ではありません)

新中央体育館

現在の中央体育館 新中央体育館の整備内容

体育室:バスケットボールコート2面分相当
観覧席:1,344席
サブアリーナ:なし

メインアリーナ:バスケットボールコート3面分相当
観覧席:1,500席以上
サブアリーナ:バスケットボールコート1面分相当

武道場:剣道場1面、柔道場1面、格技室1面
武道場観覧スペース:なし

武道場:柔道・剣道場を計4面設置
武道場観覧スペース:200人程度収容


新陸上競技場

現在の陸上競技場 新陸上競技場の整備内容

第4種公認
トラック:土質400m×8レーン
インフィールド:土質
照明設備:なし
観覧席:500席程度(屋根なし)

第4種公認
トラック:全天候型400m×9レーン
インフィールド:人工芝(投てき競技対応)
照明設備:夜間利用を想定した照明設備を新設
観覧席:1,000席程度(一部屋根付き)


公園施設

・みんなが集い遊べるインクルーシブ広場に再整備
※インクルーシブ広場とは、障害の有無や国籍などに関わらず、誰もが一緒に遊べる広場のことです。
・1~3歳児向けの専用遊具広場を新設
・各種イベントが開催できるエントランス広場・にぎわい創出広場を新設
・球技など多目的な利用ができる屋外コートを新設
・テニスコートは引き続き利用(壁打ちテニスコートは再整備)
・ウォーキング・ランニングコース、健康遊具を新設

防災施設

・新中央体育館は、災害時に避難所として利用できるよう整備
・新陸上競技場は、災害時に臨時ヘリポートとして利用できるよう整備
・防災備蓄倉庫、マンホールトイレ、防災行政無線屋外拡声子局等を整備

その他の施設

・駐車場は300台程度を整備(臨時駐車場・中屋町駐車場を含む)
・公園西側の道路改良、歩道整備
・雨水貯留槽の増設
※中央多目的グラウンドは解体します。
※西宮スポーツセンターの建物は解体します。

民間提案施設

公園とスポーツの相乗効果による、にぎわいとコミュニティ創出をテーマとした、
民間事業者による魅力的な施設の提案を求めています。

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お問い合わせ先

スポーツ推進課

西宮市六湛寺町10-3西宮市役所本庁舎8階

電話番号:0798-35-3426

ファックス:0798-35-4045

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