平成30年度　西宮市民文化賞受賞者紹介（河内　厚郎さん）

　文化プロデューサー　
　(公財)阪急文化財団理事

　演劇評論家として執筆業に入り、昭和62年（1987年）から雑誌「関西文学」編集長を2期15年、NHK番組審議員、神戸夙川学院大学教授などを歴任。平成3年（1991年）に個人事務所開設後、文化プロデューサーとして様々な文化事業の企画や、文筆活動、講演活動等を行い、現在、阪急文化財団理事や文化庁芸術祭審査員も務める。
　本市においては、現在、兵庫県立芸術文化センターの特別参与として地元ゆかりの企画を手がけるとともに、西宮市文化振興財団の評議員を務める。「阪神間モダニズム」という言葉の名付け親であり、市民参加の講義事業「西宮文学案内」を企画立案、自らも講師として参加している。
　西宮の埋もれた文化を再発見し、その知識や情報を人々に提供することで、本市の文化振興に大きく寄与した。
　平成3年（1991年）に大阪市「咲くやこの花賞」、平成28年（2016年）に「兵庫県文化賞」など、受賞歴多数。

　～関西文化の振興に尽力～

　文化プロデューサーとして、常に関西地域の発展を念頭に、能、歌舞伎、文楽等日本伝統芸能の継承
についての事業を企画、著作も多く、関西文化の振興に尽力されました。

狂言のイベントで司会を務める河内さん

　～本市の芸術文化の向上に大きく貢献～

　市文化振興財団と協力して、文教住宅都市西宮の原点となった明治以来の阪神間モダニズムについての講義
事業を立ち上げ、自らも講師として参加されるなど、本市の芸術文化の向上に大きく貢献されました。

　文化フォーラムで対談する河内さん

　湯川スミさん（湯川秀樹夫人）を招いたイベントにて