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令和2年11月13日 市長定例会見

更新日:2022年5月6日

ページ番号:63513089

発表項目

はじめに

  1. 体験型ふるさと納税返礼品の取扱開始について
  2. 平和啓発事業について
  3. 西宮市コロナ離職者就労支援事業「Re:workにしのみや」事業実施について
  4. その他

はじめに

市長:まずは新型コロナウイルス感染症に関して、本市においても10日に過去最多の17件という感染者数を確認をいたしまして、今日も13件ということで、今週はずっと10件以上ですね、月曜を除きますけれども出ておりまして、大変拡大を危惧しているような状況でもあります。昨日私のメッセージも発出させていただきましたが、保健所のほうもですね、急にこういう事態、もちろんいつ来てもという心の準備はしておりましたけれども、実際大変な業務量であります。今はなんとか回っておりますが、入院調整とそれから行動履歴の把握と、それから濃厚接触者の特定というような3つの要素が大変業務として負担があるのですが、それに関してですね、もし感染された方々、すべての方が感染するリスクがあるわけですので、もしそうなったときにですね、スムーズに対応を保健所もしてまいりますし、そうなられた方々がスムーズに対応していただけるような呼びかけを、ということで昨日メッセージを発出させていただきました。いずれにしましても、今週、前回の7月の感染拡大期よりも年齢層が幅広くなっていることなどがですね、大変心配の点であります。皆さん方のご協力によって何とかこれ以上の拡大をしないように、というようなことで市としても全力をあげてまいりたいと思いますが、市民の皆さんにご協力をお願いするところであります。これに関しては、またご質問等あれば後ほどやりとりさせていただければと思います。

1.体験型ふるさと納税返礼品の取扱開始について

市長:今日は3件ですね、大きくあります。一つが11月13日から体験型ふるさと納税返礼品の取り扱い開始というようなことで、キッザニア甲子園さんの入場券を返礼品に、というようなことをスタートします。ふるさと納税に関しましてはですね、本市におきまして大変市政の大きな課題の一つという風に認識いたしております。この制度に対しまして、市長として思う所が無いわけではありませんが、制度としてある以上ですね、当然努力をしていかなければいけない。その中で西宮らしい視点でですね、何か考えられないかというようなことで、関連する事業者の皆さん方と継続的にお話をさせていただいているところでありますが、この中で今般キッザニア甲子園さんの入場券を返礼品にということで整理をさせていただくことができました。返礼内容については書いているとおりでございますが、主に寄附金額1万円から、そして入場のギフトパスというようなものを返礼をさせていただくと。寄附の申し込みの方法は、さとふるから申し込んでいただくと、キッザニアさんの方から送られていくというようなことであります。返礼品の利用については、申し込んでから2週間くらいまででですね、お手元に届くのではというようなところであります。そしてギフトパスの有効期間が1年間という風になっていますのでですね、いまこういう目下の状況ではありますが、1年間の間、長い間にですね、使っていただける機会は選んでいけるわけです。クリスマスの前にですね、ちょうどいいんじゃないか、というようなこととかですね、色々な活用の仕方を考えていただければと思います。先日も昨日キッザニアの方とお話をいたしました。感染症対策に大変気を遣っておられまして、そしてそれぞれの体験をするお子さんたちが、いわゆる密にならないような工夫を重ねてですね、やっておられるというようなこともお聞きをしたところであります。そういう意味では、今こういう状況でありますけれども、しっかりと対策をした中では社会をしっかり回していくということが、このことに限らず今の方向性と思っておりますので、こうしたふるさと納税で、西宮の甲子園にあるキッザニアの返礼品をですね、活用いただいてですね、対象はどうしても本市の市民の方は返礼をさせていただく対象にはならないわけですね、制度の関係上。しかし近隣の方、もしくは少し遠くの方でもですね、ぜひふるさと納税にこうした中でも西宮市にも目を向けていただければと思っております。まずは私からは以上です。
記者:キッザニアのこうした券というのは他の自治体でもされているのですか。
市長:東京はなかったですよね。
当局:ないです。
市長:キッザニアは西宮だけです。というか西宮にあるのでですねキッザニアが、逆にキッザニア甲子園の返礼品を作れるのは西宮しかない、そういうことです。東京にあるキッザニアはこの返礼品はございませんので。ちなみに今回のこのパスは甲子園の方だけ使えるやつなんですね。キッザニア入場券、というものはこの世にあるらしいのですが、うちの今回のものとは別ですよ。それはどっちでも行ける、という券はあるらしいですけど、今回のためにキッザニア甲子園の入場券というものを、それでキッザニア甲子園は西宮市内にあるのでですね、これを返礼品に出せる権利があるのはここしかない、そういうことでございます。本邦初、ということですね。

2.平和啓発事業について

市長:次は令和2年度平和のつどいの開催について、ということでお配りをしているものでございます。例年本市においては原水爆禁止西宮市協議会、教育委員会とともに平和意識の高揚を図るために平和のつどいを毎年行っております。今年はこういう中ではありますが、今回はリアルな会と合わせてオンライン参加というような形でですね、ズームアプリなども活用して、カンボジア・プノンペンに生まれてポルポト政権下の暴政において親族を失い、自身も1980年、命からがら来日をされ、今命の大切さを訴える活動をされておられる久郷ポンナレットさんをお招きをして、こうした平和のつどいを開催させていただく、というようなことでご案内をさせていただきます。大変私も関心を持っておりますので、今のところ私もお話を聞かせていただこうと思っておるところであります。
それから2つ目ですね、同じく親子劇場の開催ということで、これも原水爆禁止西宮市協議会、それから親子劇場共に親子で平和について考える機会を持っていただきたいとうことで、例年であれば夏休みに実施しておりましたが、今回はコロナの影響もあって時期を変更して行うと。12月13日に大学交流センターにおいて行いますが、平和に関するアニメーションの上映ということで、広島平和記念資料館からお借りをした作品、「つるにのって~とも子の冒険」、「命の水~ひろしま水道物語」というような2つの作品をご紹介をさせていただくということであります。
3つ目が平和啓発パネルの展示というようなことでございまして、これに関しても毎年パネルの展示などをさせていただいていますが、今年は12月4日から20日まで北口図書館でですね、「戦時下の西宮展」というようなこと、それから12月23日から1月24日までは北部図書館ロビーで「平和と学びのポスター」ということですね。それから1月27日から3月3日までは鳴尾図書館視聴覚室で「戦時下の西宮展」を行うというようなことでご案内をさせていただいております。以上でございますが、先日も市の市長ブログに書かせていただきましたが、手柄山のですね慰霊式典に行って参りましたけれども、本市においても800名以上の方が亡くなられたということでありまして、そういうような歴史を背負うまちでもありますので、様々な観点で平和非核都市ということでもありますので、こういうご時世ではありますけれどもこういう事業をしっかりと市民の皆さんに平和を考える機会として浸透していく、そういう手段としてやっていければと思っております。私からは以上です。
記者:久郷ポンナレットさんは西宮にゆかりの方とかでしょうか。
当局:特にございません。今は神奈川県在住でいらっしゃいます。
記者:申し込み状況はどんな感じでしょうか。
当局:申し込みは今週から始まったところでありますが、なかなか低調でございます。かなり会場参加に対する恐れがあると思われる部分と、あとは初めてのオンラインでの取り組みでございますので、なかなか低調でございまして、しっかりと宣伝が必要かなと思ってございます。
市長:なかなかこういう事業を立てていくのが難しい時期でもありますね。

3.西宮市コロナ離職者就労支援事業「Re:workにしのみや」事業実施について

市長:次はですね、新型コロナウイルスの対策事業として今回の幾多の補正予算の一つでお認めいただいたものでございますが、本市において新たに就労支援事業「Re:workにしのみや」を10月から開催をしております。これは今コロナのこうした大きな経済的な波の中で、離職を余儀なくされた方、内定を取り消された方、離職の恐れがある方、転職を検討されている方々を対象としてですね、今回そのお一人お一人のご希望をお伺いをして、そしてその必要に応じてセミナー研修を実施するということでございます。もっと別の言い方をいたしますと、このRe:workにしのみやで就職先を探してきているわけでありますが、1.2週間のインターン期間、テスト就労をして、その間の賃金は出ると。賃金は出るのだけれども、その賃金はRe:workにしのみやの事業から出るということでですね、企業の方はその間の1.2週間働いてもらっているインターンシップと言いますか、テスト就労の際の人件費は、企業の側が出すというわけではない。それで一定期間の就労でマッチングをしてですね、お互いですね、というようなことになると本採用へ繋がっていくと、こういうようなことであります。ですので、お互いの1回2回の面接では分からないミスマッチみたいなことがこれで解消されるというか薄まっていくというか、スムーズな就労につながっていくような風に考えております。この事業を始めるときに、今雇用情勢がどうなのかな、ということが分からなかったのですが、企業側が40・50社ぐらいですね、もうすでに受け入れますよ、と手を挙げていただいているということであります。申込の方もちょっと最初認知が今一つ行き届いていなかったのですが、数十件徐々にです。
当局:今日の午前中の段階で60件面談の方がおられます。
市長:それはいきましたね。数日前に聞いたよりも数が伸びているというようなとこなので、そういう意味では離職者就労支援事業というようなことがですね、それぞれの実習をするというようなことであるとかですね、マッチングをするというようなところ、一歩進んだところでありますので、一人でも多くの該当される方に知っていただいて、それで良きご縁を市の方で紡いでいければと思っているところでございます。冒頭私の方からは以上にさせていただいて、ご質問等あればお聞かせいただければと思います。
記者:60件面談が午前中の時点であったということなのですが、これは10月1日の開設からの累積ということでしょうか。
当局:延べ人数です。
記者:実際この期間に就労就職に至ったというケースはありますか。
当局:現状で2件ございます。
記者:補正予算を組まれたということなのですが、いくらですか。
当局:4千万円です。
市長:それで目標としている就職者数は50名ということです。
記者:面談60件というのは、人数というか一人の人が何回も来ている可能性もあるのですか。
当局:これはまだ1回目の方が多いのですけれども、これから何度かお話をする中で適正度を見極めてですね、お一人につき何回かの方もいらっしゃいます。
記者:いま60人来ているという言い方でも語弊はないのですか。
当局:大丈夫です。
記者:この事業事体は、今年度中とか期間の区切りはあるのですか。
市長:一応今年度中というようなことで、今のところ考えているというところです。考えているというか、そういう実施期間としては今年度中ということで10月1日から3月31日までということです。
記者:9月補正でしょうか。
当局:8月の臨時議会です。
記者:いま40・50社から受入の申し出があったとおっしゃいましたが、西宮市内の企業ですか。
当局:市内の企業を100件近く訪問してまして、その中で登録いただいたのが52件です。
市長:全部が全部西宮市内ではないですよね。
当局:基本的には西宮市内です。
記者:市内の52社ということですね。
市長:採用意欲があるところが少なくともそれだけ出ているという意味では、そういうところもそれなりにある、ということですね。
記者:これはずっと働く、という理解で良いのですか。
市長:マッチングのあとですか。
記者:そうです。
市長:そうですね。
当局:基本はマッチングしていただいたあと、長く正式にご就職していただくのが目標の事業です。
記者:マッチングの期間というのが今年度いっぱいまでということですかね。
当局:事業としてはこのマッチング自体は今年度までですが、そのあとも当然長く勤めていただきたいということです。
記者:そこが目的ということですか。
市長:例えば2週間出入りしている間は、企業はお金を払わないけれども、そこからその先もお願いします、となったらあとは企業に正社員として入ると、そういうことです。
市長:これも知っていただくことが大変重要だな、と思っておりますので記事化してもらえるとうれしいな、と思います。
記者:目標が50人ですでに52社が登録していて、60人がきているということは、目標はほぼ達成されそうな気はするのですが、そういう簡単なものでもないのですか。
市長:それはまた後で課長から補足させますけども、一方でベストなマッチングが理想通りいくのかというと、そうなのかというところもあるでしょうから。
当局:一人に何社か紹介していく中で見つかっていくものですから、必ずしも全員がということは難しいかもしれませんので、徐々にかと思います。
記者:コロナのことですけれども、西宮市内の失業率とかは高まっているのでしょうか。
当局:市内の失業率というのは出てないのですけれども、ハローワーク西宮がですね、所管しているのが宝塚、芦屋、西宮ということもありますので、失業率としては全国では3%でして、これは8月9月で維持している形であります。

4.その他

市長:その他は先ほどコロナのお話をさせていただきました、そこは重複しないようにいたしますが、また何かお答えすべきことがあれば、コロナに限らずともその他ということですので、もしあればいかがでしょうか。
記者:今日の話とは関係ないのですが、丹波少年自然の家のことなのですが、尼崎市が脱退の意向を示していると。西宮市としては市長としてはどういう風な今後なっていくという。
市長:まずですね、前々回の丹波の定例会で私が申し上げたのが、尼崎市さんが脱退を言う一つ前の回ですね。やはり西宮市の利用者数からすると、基礎負担額が2,400万ほど、人口割ですから。ちょっと重すぎると。これに関して是正をしてもらわないと、今後西宮市として厳しいぞということは申し上げました。私が市長になる前からですね、時の西宮のある議長がそういう発言をしていただいたこともありました。市当局それから議会の方もですね、うちの場合は山東自然の家もございますので、そして41校のうち6校か7校程度しか使っておりませんのでですね、ちょっとこれは問題だという認識はそもそもありました。一方で、尼崎市さんは美方にお持ちで、それでうちとは状況が違うのは使わずとも回るようにされた上でですね、今回に至っているということです。今後ですね、尼崎市さんがそういうような発言を意志決定をされる前であればですね、尼崎市さんと一緒にですね、本来の運営の基本料割りをですね、もうちょっと使用している頻度に見合うようにしていくようにするのが一つの方向性として持てたらな、と思っておりましたが、ちょっともう尼崎市さんが刀を抜いたところになったものですから、ちょっと展開は変わってくるのかなと思っております。ただ、ひとつ市として言えるのがですね、今の利用頻度で西宮市が今までどおりのベースを西宮市の使用割合で払っていくということは、これはそうとう難しいのではないか、と思っているところであります。なので今は副市長級のですね、会議体でその割合についてどういう可能性があるのか協議をしてもらっているのでですね、その協議の推移を今の段階では見守っております。ただもうひとつ次のことを言いますとですね、一部事務組合ということがですね、意志決定をするにあたって、それぞれの議会とそれぞれの首長が当局が、のべつ幕なしにうん、と言わないと何も変わらないというのがこの一部事務組合ですよね。良い時代ならいいですよ、だけどこの手の話が果たしてこのまま一部事務組合というような形でこの手の施設がこの先未来永劫いくのかというとですね、それは別の形も含めて頭の体操も必要かなと思っています。
記者:脱退も一つの選択肢であると。
市長:あらゆる選択肢はもちろんありますけれども、一方でこれは西宮市だけの問題ではなくて、阪神間の各市と阪神間と丹波篠山、丹波市とそういうようなことと、それから兵庫県内における都市と農村の交流というようなそういう課題でもありますので、可能性はあるかと言われたら、あらゆる可能性は排除しませんが、今の段階ではその程度しか言えないと思います。
記者:芦屋とのごみ処理のですね、検討会議がこの間10月にあって、6:4ですかね、効果額の6:4ということで、それともう一つが西宮市の新しい焼却場を作るということを考えると、11月中には芦屋市さんの方から基本的なことについて合意が必要だと。芦屋市さんの方としての受け止め方を答えていただきたい、という話があって、ただそのあとの委員会でその11月というのは希望ではあるけれども、多少の融通は利くというようなニュアンスの話はあったのですが、市長として今後の進め方とかですね、それについてコメントをいただければと。
市長:まずこの課題は一番の目的は何かと言えば、やはり一番は地球温暖化の対策、地球環境の対策に資する、そういう大義があるものだという風に私は思っております。そして同時に経済効果もある話でもあるのでですね、当然願わくば成就させたいと思っています。一方で11月ということはですね、逆算していくとですね、令和12年の稼働ということがですね、見据えるとそういう日程感ではりますが、とはいえそれもひとつの目安でもありますので、精力的に私の立場からも今後成就に向けて知恵を絞っていきたいと思っております。
記者:地球温暖化対策というのは、二酸化炭素が13%くらい統合することによって削減できると、それがその温暖化で、経済効果というのは統合すれば規模のメリットとして全体の建設費とかが下げられると、そういう理解でよろしいですか。
市長:まさしくそういう理解です。
市長:私が市長になった直後からすぐにまとめなければいけません、と言われてそれでちょっと1年2年経ちました。今の状況は議論、この前の検討会、それから両市の市議会における報告、議会に対するそれぞれの、うちでいうと所管事務報告の内容を聞いたところですけれども、すごい色んな議論が出ていますよね。この議論をそれぞれ聞くとですね、なかなか大変だなと正直思うわけですが、ただ私からするとですね、こちらで言うと環境局であり、こちらの副市長なり、そして私も時折報告を受けて議論はしていたのでですね、常々議論をしているという認識はあったのですが、やはりこう芦屋も水銀が出たりとかですね、色々あると間が空きますよね。間が空くと議会の皆さんに対する報告が間があいたがためにですね、あれは棚の上にあがったのかと思われてですね、そして今回8月9月くらいからそろそろアクセル踏まなきゃまずいぞ、という段階でそれぞれの当局がそれぞれの議会の皆さんにお話しに行ったときにですね、しばらく冷蔵庫に入れていたのに何急に出してきているんだ、みたいな捉えられ方をされてしまったのかな、という風に思っています。なので、今は市民の代表である議会のお一人お一人がですね、それぞれの議会でですね活発な議会をしていただく、活発な議論をしていただく、とても民主主義のプロセスとしては素晴らしいとまではあれですけれども、活発な段階にあるのだろうなと、そしてこの活発な段階、鉄が今熱くなっているところですけれども、何とか整理をしてですね、形にしていきたいなと思っているところであります。
記者:その点は芦屋の伊藤市長も同じような考えということでしょうか。
市長:それは芦屋市長に聞いていただく以外にありませんが、地球環境問題というものに対して重きを置いているという点では共通していると思っております。
記者:それともう一点、やわらかい、というとあれなのですが、リゾ鳴尾浜が11月で閉鎖すると。あそこになんかレオポンがいるのですかね、私も初めて聞いてですね、どんなものなのかと、ライオンとヒョウの、その昔の阪神パークの象徴的な動物だということを伺ってですね。その閉鎖された後どうなるのかというのは、これからリゾ鳴尾浜の詰めの作業もあるということで、なかなかすぐにというのはどうかなと思っているのですが、何か考えてらっしゃることがあれば伺えればなと思います。
市長:実はですね、それに関しては私も担当に聞いたんですね。何を聞いたかと言うと、「あれは誰のものですか」と。あれは市の物なんですって。それであれは阪神のものなのかと、阪神パークで、阪神さんとやっているリゾ鳴尾浜だから。でもあれは市の物なんです。今はもちろんありますので、この先どうなるのかというのは現時点では未定であります。未定でありますが、3体あるらしいです。あれが唯一のはく製ではないのだけれど、どこかとどこかとリゾ、という風に聞いたのですが、正確に3体かは確認がいりますけれども。いずれにせよ価値ある物であるようでございまして、市の物だというようなことでありまして、それも今後要検討していかなければならない課題なのかな、と思っております。何かいいアイデアがあれば。
記者:市長も気にはなってたということですか。あれは誰のものなんだと。
市長:ほんとにこれ1週間前に、レオポンって誰のものなのですか、と聞くと、市です。と聞きまして、だからほんとに気になっていたんです。
記者:レオポンはご存じでいらっしゃったのですか。
市長:レオポンは知ってましたし、あのレオポンと目も合いましたし、見に行きましたよ。3か月くらい前に行ったときに。
記者:その前から昔から、レオポンというものは市長ご自身も知っておられたのですか。
市長:それはリゾにある前から、阪神パークに合いの子がいるっていうのは話には知っておりましたが、リアルなはく製がいるっていうので見たのは5年くらい前でしょうか、鳴尾浜で。
記者:何年か前に天王寺動物園にいる2体が里帰りで展示されたという機会があったようです。
記者:北口で2体、何だったでしょうか市制の周年記念で。
市長:大阪のですか。
記者:いいえ西宮の。西宮市制の周年行事で、アクタで2体の展示が、天王寺動物園で保管されていたものが展示されていたというのが記事でありました。
市長:そうですか。
記者:そういう展示とかをどこかで改めて機会を持ってというのは、まだそこまでは考えておられないですか。
市長:こうして記者さんからお話がでたことを踏まえると、積極的に考えてもいいのかなと思いますが。
記者:市長も気になっていたのであればと思ったのですが。
市長:そういう歴史は職員の方が詳しいと思いますので、どこがふさわしいとか保管に必要な条件がどうなのかとか、そういうところを聞かないといけないですね。
記者:その展示のときの記事を読むと、レオポン自体が生命の倫理に反しているというか、不自然な繁殖によって生まれたものだから、それを展示するのがいいのかということは一考した方が良いという意見もある、みたいなこともあったのですが、そういうことについては。
市長:いまそう言われたらたしかにそういう面もあるのかなと思いますが、ただそれがどのくらいの倫理に反しているのかというご意見なのかについては、しっかり勉強しなければいけないことだなと思います。
市長:過去の生まれたときの記事を見ると、第1報が朝日さんらしいのですが、当時は世界的大発見というか、世界的な大成功ということで、園舎もボロかったのがレオポン舎という豪華なものになったりとか、結構取り上げ方としては。ただその時は昭和30年代だから、人造猛獣というようなことで、それが素直に受け入れられる時代だったからですけれども、たしかに今じゃ人造猛獣という言葉がどう受け止められるかというところはあるなと思ったのですけれども。
市長:倫理の話も含めて色んな議論があることも含めて、教材というとレオポンに失礼なのかな。ただそういうことも含めて、この世にないですから、ひとつの物を考えるきっかけにはなるでしょうね。だから色んな意味で貴重なんだろうな、とは思いますね。
記者:ごみの話に戻るのですが、今話合われているのが、統合の検討会議、可能性を検討する会議みたいなのがちょっとだいぶばくっとしていると思うのですが、それが一定11月くらいにはそろそろ何らかの合意をしなければいけないんじゃないか、という名目のもと動いていると思うのですけれども、最終的にあの委員会はどこかに結論を市長に持っていくとかいうことが結論ではないのですよね。
市長:可能性について検討するというのが建付けです。なので、ただそれをどこまで言い切るのかということについても、完全に決まっているというよりは、つまりは多少の、いやとにかく完全にできますできませんという結論を出す終わり方もあるだろうし、それぞれがこういう条件を維持したうえで、それが越えられるのであれば実現すべきである、というような終わり方をして、最終的な判断を首長、議会にというような在り方もあります。いずれにせよ可能性を検討するということなので、終わり方についても。いずれにせよ検討が長く続いてますから、私が市長になる前からずっと検討していますので。そこの最終的な検討会議のクロージングについても考える時期が迫っているのかな、というところじゃないでしょうか。
記者:市長としては、しめ方について見えているものがあるのですか。
市長:私の思いはありますけれども、ただ一方で前回の議論を見るとですね、お互いがお互いの組織を背負ってものを言っていますから。最終的には成就させたいですけれども、しかしそこで、あの検討会議をどういうような形にするのかというようなところまでは正直まだ確実に見えているものはありません。最終的にとにかく成就するにあたってどう持っていくかということを、いま中で協議をしているところです。色々な自治体の例がありまして、それこそ一部事務組合でやっているところもあれば、事務委託で受けようとしていますが、事務委託でやっている例もあって、それの所謂割合の割り方みたいなものも、百者百様ですよね。ただ共通しているのは、よっぽどでかいのはちょっと無理があるけども、このぐらいの規模だったらくっつけちゃったら良いよね、というのは国の方向性だし、経済合理性によってはそうですよね。それがそろうのであれば、なんとかそろわせたい、ということです。
記者:そこの議論を聞いていると、そろうのかなぁ、という感じだったので。
市長:検討会議に行かれましたか。
記者:10月の時に行ったのです。
記者:コロナについてなのですが、全国で全体的に感染者数があがっている中でなのですが、西宮市は阪神間の中でもぐぐっとあがってきていますよね。
市長:そうですね。
記者:尼崎市さんとかよりも、大阪のベッドタウンというか大阪との通勤の行き来が多い尼崎市さんと比べてもちょっと増え方が大きいのかなと思うのですが、これは何か理由というか原因というかはわかっているものなのでしょうか。
市長:尼崎市さんとの対比において明確なエビデンスに基づいてものというのは、すぐにぱっとは言いかねるものがありますが、一方でこの1週間でものすごい数になっていますけれども、1か月前はですね、実は最初の4月から8月くらいまでは西宮が行っていたのだけれども、9月10月くらいで尼崎に抜いていただいたんですね。尼崎に抜いていただいたんだけれども、この1週間でばーっと抜き返しちゃったんですね。
記者:昨日か一昨日に抜いてしまったのですか。
市長:なのでずっと距離を保って西宮がリードしているのではなくて、別に尼崎と競っているわけではないのですけれども、それは色んなモノの見方はあります。向こうの方が距離は近いけれども、西宮市民の方が移動が多いんじゃないだろうか、とか。しかしそこに根拠まで明示はできませんし、一方で広い意味で言うと、それは西宮も尼崎も生活圏は一緒でありますし、それは10万人当たりで言ったら芦屋の方が上のはずですから、そういう意味ではこのあたり一帯的に多い、そういうことなんではないでしょうか。ですから、この1週間で抜きかえしたので、それはしばらく10月末くらいの段階では尼崎市さんの方が多いのは多かったのです。ただそれは聞かれればそうであった、というだけであって、そういうことじゃないでしょうか。
ただ傾向としてですね、バラけているんですね。どこかでクラスターが起きたらイヤですけれども、しかしクラスターだったら一塊という形で、同じ10でも塊の10ということなんですけれども、バラけているのがちょっと中々厳しいなというところですね。

会見の動画配信

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