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令和2年8月20日 市長定例会見

更新日:2022年5月11日

ページ番号:56361580

発表項目

はじめに

  1. ヤフー株式会社との連携協定について
  2. 令和2年度西宮市生涯学習大学「宮水学園」ラジオ版教養講座の開催について
  3. その他

はじめに

市長:皆さんお疲れさまです。8月お盆を過ぎまして、また定例の会見ですが、今日のお示しをしている項目に入る前に、新型コロナウイルスの感染対策の方ですね、保健所を中心にさせていただいているところでありますが、一時期は1日に10人を超えるような日が続いたり、あとは2週間ほど前まではですね、10万人あたりの1週間の感染者数が10人を超えるというような状態でございました。今ももちろん予断を許さない状況にあることは変わりませんが、一方で7月の4連休以降ですね、市民の多くの皆さまのご理解ご協力の中で、今いちばん7月8月の新規感染者数が相当多かった時期と比べるとですね、少しマシと言いますか、その時よりはひどくない状況になってきているところではあります。

 昨日今日のところで1週間10万人あたり5人をこえたり、もしくは下回ったりというところでありますが、引き続き感染防止を呼びかけながら、保健所の方では積極的に疫学調査を行って、感染経路を断つなど、しっかりやって参りたいと思います。また、先般起こりました個人情報の問題につきまして、まず私の方からも関係者の皆様に、対象となられた皆様方に特にお詫びを申し上げます。市民の皆さまにも、西宮の個人情報の体制をしっかりせよという、お叱りの声もいただきましたので、今後こうしたことが二度と起きないように、しっかり対応してまいりたいと思います。

 それでは今日お示ししております内容について、今日は大きく2つの項目ですね、お話をさせていただければと思います。

1.ヤフー株式会社との連携協定について

市長:ひとつがヤフー株式会社との連携協定ということでございます。今日の午後の3時からオンラインで実際の連携協定を締結するという運びになりますが、データ活用による市政課題解決に関する連携協定を締結させていただこうと思っております。後ほど午後3時と重複いたしますので、今この場では簡単に申しますとですね、実は今回彼らのDS.INSIGHTというビッグデータ、特に人の流れ、人流ですね、それから検索データというものについてですね、もっと色々なところで活用したい、しないか、ということが昨年の年末にあったのですけれども、その時は西宮市としては、どう活用していいのかなということが、その時になかったものですから、しばらくそういったお話をいただいてから抱いておったのですが、この3月以降にコロナの感染対策が出てですね、そして防災危機管理局を中心にですね、これは人に対してですね、移動の自粛とかですね、不要不急の外出を控えていただくようにとの呼びかけにどれだけ効果があるのかということを見る中でですね、今回ビッグデータという一人ひとりの位置データを活用したものが、とても使えるのではという仮説を立てましたら、実際に見ていてとても参考になるデータが得られた、ということがございました。そして、なるほど、こういう使い方があるんだというようなことで、今後、年末までの段階ではビッグデータって何だろう、いかに自分の仕事に使えるのだろう、と言っていたところからですね、今後、経験を機にですね、データを活用した何らかの仕事とのつながり、活かせる可能性があるんじゃないか、ということを多くの職員が認識をしてもらって。であるならば、ビッグデータとは何だ、それをどう使っていけばいいんだ。民間はどうした知恵でそうしたことをやっているのか、というようなことを学ばせていただくということ、そして市民にそれをどう還元していくのか。データの見せ方とかいう問題ですね。そうしたことを民間の知恵を活用させていただく。

 ヤフーさんの側からするとですね、行政がどういうことに困って、どういう情報が欲しいのかということを分かっている部分とわかっていない部分があるようでございますから、こうした胸襟を開いてですね、それぞれの求めている情報などをやりとりしながら、どういうことを何年後、何か月後に目指すというところまでは無いのですが、しかしまずはこういうやりとりをすることによってですね、今言われているビッグデータやEBPMに繋げていきたい。こういうようなことで、大きく協定を結ばせていただきたい。これまでもヤフーさんとは、災害発生時にですね、彼らのサイトなりポータルを通じてですね、市民に情報を発出していただく、そうした協定は結んでおりましたが、災害時のみならずですね、色々な面での協定を結んでいきたいと思っております。一つ目については、具体的にお配りしております資料にある通りでございます。冒頭私からは以上でございます。

記者:こういった連携協定は県内で結んでいるケースはあるのか、ということと、ヤフーのビッグデータの活用というのは新型コロナの4月5月だったでしょうか、西宮北口とか周辺の駅の人出の把握に使われていたかと思うのですが、そういったものを市長ご自身どういう風な手ごたえというか、そういったことをお聞かせ願います。

市長:まず前者ですけれども、データ活用による市政課題解決に関する連携協定という意味だったら、神戸、福岡、西宮ということになります。そういう意味では全国的には政令市2つがあります。そして県内では神戸がございますが、中核市規模では初めて、と認識しております。

 それから2つ目の効果という意味ではですね、私たち自身が人の流れの数を目視できたというだけでなくですね、市民の皆さんに外出を控えてください、というばかりで、市民の皆さん方も我慢してがんばっていただいていたことがお見せできていない、ちょっと歯がゆいところでありましたけれども、大きなデータでありますが、皆さんの努力が実り、一定数そうした人の流れが控えられたことによって、接触機会が減ったということが示せたということは、こちらの呼びかけ、市民に対する促しという意味では効果はあったと考えております。また、こちらが人の流れが多い所、少ない所という意味では、減るところと減らないところというのが、主要駅の中でも見えてきたのですよね。例えば、桜の季節の夙川は減りがゆるかったとかですね。一方でそういうような中でですね、今後どのように活用していくかは検討しながらですけれども、どういうタイミングでどういう風に人の流れが変わっていくのかというのを研究するひとつのきっかけが見えたかな、と思っています。データの場合、ヤフーさんの場合ですと、大きく位置情報の人の流れですよね。それからもうひとつは検索ですよね。検索というのは単純に西宮市、というだけじゃなくて、西宮市とコロナとか、西宮市と子育てとか、そのアップトゥデイトにどういう風な組み合わせで検索されているのか、というようなことから市民の皆さんの欲しい情報というものへのヒントが見えてまいりますので、今後はそういう中で、連携協定にも書いてありますけれども、市政情報の発信と書かせていただいていますが、うちのサイトも、今後リアルタイムに市民の皆さん方のニーズに沿った形で情報発信をしていくにあたってですね、どうあるべきかということはですね、研究をしていきたいと思っております。

記者:いま情報発信の連携ということで、市政課題について、どの分野であれば協力を得て進めていけそうだな、と想定されている分野とかがあれば教えてください。

市長:いま申し上げた分野と重複しないところで申し上げると、ヤフーだけでなくグループがですね、今後はZの傘下にペイペイもLINEも来るわけですけれども、カスタマーオリエンテッドなそういうサービスをスマホで完結するようなことをやられておりますけれども、市としてはデジタルトランスフォーメーションを進めていきたいなと。つまり、不必要に役所に来たくないのに来ないでいいようにしていただくとかですね、接触を減らしていくためにですね、キャッシュレス決済を導入していくというようなことを一つひとつ進めていますが、今進めていること、予算だてしていることは、協定がなくてもできるところでありますけれども、今後彼らが具体的にどういうノウハウとどういう研究と提案があるのかわかりませんが、私たちも行政としてそうしたデジタルトランスフォーメーションの方に持っていきたいと思っておりますけれども、その民間ならではの視点からですね、アドバイスもいただけたらですね、うれしいなと思っております。行政の手続きや情報ということです。

記者:これまでの協定としては、2段落目に書いてある、「災害にかかる情報発信」に関してヤフーさんと協定を結ばれている、と。もうひとつは先ほどから出ていた、新型コロナの関係で、ビッグデータの活用をされたと。これは何に基づいたというか、これも災害にかかる情報発信の協定に基づくものなのでしょうか。

市長:いいえ、それはひと言で言うとサービスを利用したというだけの話です。

記者:実際今回連携協定を結ぶことによって、有償のサービスを使うには何が変わってくるのでしょうか。

市長:有償のサービスを買うというのは、あの情報くださいこの情報ください、とこっちがお願いした情報が出てきますよね。ただヤフーの側からしてみてもですね、私たちがヤフーの情報がどんな情報があってということを子細に理解をしていないものですから、あの情報をください、という知見が十分でない部分があります。そこが人材育成というところで、ビッグデータって何だと。5年10年前は、ビッグデータというものはデータセンターのデリートしたいゴミみたいなものだったのが、解析したら宝になったみたいな話じゃないですか。だけど我々自身が中々暗中模索で使い切れていないところがあるなかで、そういう意味ではさっき申し上げたのが、1年後にこうします、と言う果実がないわけだけれども、しかしこれは研究を始める段階ではどういう課題があってどういう可能性があってみたいな、そういうところですね。

記者:もしかしたらヤフーに出向みたいな形で行かれて職員さんが学ばれるみたいなことはあるのですか。人材育成ということで。

市長:可能性論としてはあるでしょうけど、まずはオンラインで。DS.INSIGHTというのですかね。DS.INSIGHTというのはそもそもなんだと、職員では担当以外はよくわかっていないということですから。そういうようなところを学ばせていただくというのがスタートだと思います。

記者:神戸と福岡は既に協定を結んだということでしたが、既にこれをすることによって何か生まれたりしているのでしょうか。

当局:福岡が平成28年に結ばれています。神戸は平成30年に結ばれています。具体的な取り組みとして、神戸は職員、市民向けの研修、講演みたいなことをされていたりとか、三宮での人の流れの分析とかをされているようです。

 福岡に関しては把握していないですが、スタートアップの支援をやると、そういうことですが、中身は把握しておりません。

市長:それは3時からヤフーの人にオンラインで聞いてください。画面に出てきますから。

3時からやりますから、うちの市にとって遠隔での協定式は、世の中ではよくあるのですが、うちにしては初めてですので、よろしくお願いします。

2.令和2年度西宮市生涯学習大学「宮水学園」ラジオ版教養講座の開催について

市長:資料がお手元にあるかと思いますけれども、令和2年度の宮水学園教養講座、選択講座が中止となったため、その代わりにですね、新型コロナウイルス感染症対策の影響を受けなく、誰もが安心安全確実に取り組める講座として、ラジオ版宮水学園教養講座を9月より開催をいたします。9月から来年3月までの月に1回放送で、全7回を予定しております。受講料、郵送料を含めて1,000円となりますが、すでに結構な方からお申込みをいただいておりまして、そしてさくらFMを利用して、講座を利用していただくか、インターネットを利用してネット上の音声配信を聞いて学習をしていただける、こういうことであります。ぜひ皆さん方の媒体を通じてですね、ラジオを聞くだけですとお金もいりませんのでですね、1回目は「ピアノとうたで心に潤いを」というようなところではじまり、その後には「病原微生物との上手な付き合い方、感染制御学入門」こういうようなことで順次用意をされておりますので、また皆さんを通じて市民にお知らせいただければありがたいと思います。私からは以上です。

記者:ラジオを聞くだけなら無料ということですか。

市長:ラジオを聞くだけならどうぞ。

記者:テキストなどがいるのであれば1,000円払ってくださいね。ということですね。

市長:そうです。

3.その他

市長:一つ目が成人式ですね。西宮市成人式、二十歳を祝うつどい、ということで、令和3年も行います。新型コロナウイルス感染症の対策を行なったうえで開催をしたいと思います。日時は成人の日、1月11日です。時間は今後決めてまいります。会場は同じく甲子園球場で行います。そして内容は昨年同様、私の式辞、議長の式辞、成人のことば等でありますが、今後これをやるにあたってですね、対象者の皆さん方にも運営方法や内容を参加をして決めてもらうことになりますので、今時点では決まっておりません。そして、成人式開催にあたっての留意事項は先ほど申し上げたように、コロナ対策を行ったうえで開催をいたします、と言う風に申し上げましたのですが、言うまでもなく、発熱・咳等の体調不良者の入場を制限し、マスク着用やソーシャルディスタンスの確保の徹底を呼び掛けて、飛沫リスク回避のため前回実施したジェット風船飛ばしはできないでしょう、等々ございます。それと、今考えていることは、前回と同じ範囲のスペースでなくてですね、広いところ、ご案内のように甲子園球場は広いですので、成人は4,000人とかでありますから、座ってもらえるところを広げて開催をさせていただこうと思っております。具体的にどこまでどういう風に広げてとか、どういう対策をし、というようなことは詰めていくと申し上げたとおりですけれども。私たちも中で議論をしてですね、行政が成人式をやる意味とは何か。これは絶対にやらないとマズいものか、と問われるとですね、そこはそういう種類のものではない。ただし、一方で行政としてですね、人生の一つの節目をお祝いをし、そして自覚を持ってもらい、そして我々から彼らにとって人生の節目の機会を提供するということは、これはとても大切な役割だろうと。一方で人が多く集まってですね、久しぶりに若い人同士が会うとですね、密になってしまうんじゃないか、という心配はございます。なので、ここは私たちはですね、もちろんやれる対策はいたしますが、しかし大人になった皆さん方に、我々がする会でありますから、大いに一緒に自覚を持って、そしてこの中でも今難しい時代に向き合っているんだということを、それぞれが自覚をもち、指示をされてどうするということではなく、そんな会に実行委員の皆さんとできたらなと思っているところであります。一つ目がこれです。ここでちょっと何かあればお聞きします。

記者:今年の成人式も行かせてもらったのですが、風船飛ばしは実行委員会がやる企画だったと認識しているのですが、先ほど風船飛ばしはできないでしょう、というお話だったので、これは今年はジェット風船とばしはしないというのは決めているという理解でよろしいですか。

市長:それは決めています。やりたいと実行委員会の皆さんが言ったとしても、ちょっとそれはポタっと垂れてきたり、というのは可能性論としてありますから、それは残念だけれども、ということです。

記者:やらせない、ということですか。

市長:やらせない、というと何か上から目線になりますが。それは大人としてですね、大人の皆さんが自分たちの会をやるうえでですね、今この中でテコでもやるもんでもないということですよね。その代わりにどうします、という案が出てきたときにですね、それが予算がかかります、手配がかかります、物理的に可能か不可能かということは一緒に考えていくんだと思いますけれども。そういう文脈で言うと、物理的に不可能なことじゃないでしょうか、今年に関しては、ということになるんじゃないでしょうか。

記者:コロナの感染の危険性があるので。ということですね。

市長:すごく平たく言うとそうですね。

記者:広げるというのはバックスタンドの端っこまで使っていなかったので、そこも範囲を広げるとかそういう意味ですか。

市長:そうです。どこまで広げるかは、席をどれだけあけるかとか、そういうことにもつながってくるので未定ですけれども、同じ範囲ではないだろうとは考えています。

記者:このタイミングでの発表は毎年なのかわからないのですが、感染が続いている中で、あえて今のタイミングでやりますよ、というのは発表された理由とは何ですか。あとは近隣市とかは実施予定、として情報は入っているのでしょうか。

市長:毎年のタイミングと近隣市のことはまた課長から言ってもらいますけれども、私自身は、普通毎年やるじゃないですか。ただ、これどうなるんだろうとお思いの方もあって、我々もどうあるべきかという議論はしていたのですが、一方である方から振袖や着付けの用意とかですね、女性の方が、私らは数日前に言われても大丈夫なのですが、予約の関係とかを考えると、一部の自治体では来年はやります、ということをもう発表しているところもあると聞く中で、コロナウイルス感染症の状況によっては見合わせることがあります。と書かせていただいているようにですね、状況によっては残念な決断をしなければならないこともあるけれども、基本的にはアウトドアだしやる、という前提で走るのであれば判断はこのタイミングでしておこう、それを皆さんにお知らせしておこう。そういうことです。毎年とか近隣で発表しているとこ分かりますか。

当局:通常の年は発表ということは無くて、11月頃には成人の皆さんには案内を出すときにホームページ上でお知らせすると。近隣市につきましては、こういう風に発表はされていないと思うのですが、神戸市・伊丹市はホームページ上でアップされています。情報交換する中で、やめます、という市は聞いておりません。

記者:昨日尼崎市が修学旅行を中止しますと言ってですね、西宮市はどういう風にされるのかなと。それと、キャンセル代がかかる場合があって、色んなイベントが中止になるとキャンセル代がかかる場合があって、そのあたりどういう風に考えているかと。基本的なスタンスを教えていただければなと。

市長:成人式ではなく修学旅行の話ですか。

記者:修学旅行をどうするのかというのがひとつと、成人式をやるというスタンスで行くと、やめるとなった場合のキャンセル代とかをどうするのかという両方です。

市長:まず成人式の方についてはこれは、話を庁内でオーソライズしたわけではないですが、市が準備をして市が阪神さんに球場を借りるみたいなところは、市が阪神さんと話をして、どうなるかというのは市の話だと思います。今おっしゃられたのは、着付けだとかそういう話でしょうか。

記者:そうですね。

市長:ただそれはどうだろう。逆にオーソライズもされてないのですが、私の認識からするとそこは市が開催すると言っていたものが感染が拡大したことによって甲子園での式がなくなったので美容院着付けのレンタル代を補填します、ということにはならないと思います。それは仮に、あまり考えたくないですが、中止になったら家の前できれいな写真を撮っていただいたらいいんじゃないですかとかですね、とかいうようなこともあるでしょうし、そういうことも含めてですね、それぞれ大人としてご判断いただければなと思っている風に今は私は思っています。

 前段の方の修学旅行についてはですね、教育委員会と議論をした中でありますが、私も是といたしましたけれども、各校が生徒ならびに保護者の方々と話をコンセンサスをとったうえで、それぞれの学校で決めるという風な方向にいま考えております。とても大切な社会学習のワンシーンであるというのが教育委員会の理解で、私もそれに理解を示しているところでありますが、一方で不安の声もなかなか根強い中ですね、それぞれの判断を報告を受けながら確認をして受け止めているというところです。そしてキャンセル料についてはですね、今国の方からもですね、キャンセルした場合はみたいなことでですね、指針を示していますこともあり、そして何日前ならキャンセル料がかかるかからない、ということを教育委員会が示していたように思います。今すべて頭に入っているわけではありませんが、そうしたことも含めて、教育委員会や各校でご判断いただくという風に考えております。日帰りにするとかですね。そういうことも判断としてあるようですし。

市長:それでは次はですね、PRでお話しますが、緊急告知ラジオの販売でですね、昨年の頃から補助を拡大して、1台あたり2,000円で売らせていただくということを始めましたけれども、コロナによる販売店の自粛等がありましてですね、緊急告知ラジオの売り上げがいまいちよろしくないようでありますが、一方で先ほどご案内した宮水学園ラジオ版教養講座の案内をいたしましたところ、問い合わせが数十件以上あったということでですね、今こうして2,000円で売っておりまして、今年はまだ台風直撃はありませんけども、秋にかけて台風シーズンであって緊急情報を得るひとつの手段として活用してもらいたいということで、改めてお知らせをさせていただきたいと思います。これは以上です。

市長:次がですね、特別定額給付金の状況です。国の事業で一人100,000円の特別定額給付金がございましたけれども、今本市で対象世帯が223,897世帯ございますが、そのうち98.5%にあたる220,439世帯が8月17日時点で申請をいただいています。そしてそのうち99.3%にあたる、218,837件の給付が済んでいます。そして、8月4日時点で未申請の世帯、4,500世帯にですね、もう一回申請書を送っております。8月31日が申請の期限の〆切ですので、まだの方はお早目に申請をお願いします、ということであります。

市長:私の方から最後にですね、3つ4つ資料をつけておりますけれども、コロナの中においてもお家で音楽、文化、芸術に触れられる取組みについて、おうちでアミティ、Fight Together Project、西宮ドアーズチャンネルというようなものがございます。私もちらっと見たり、がっつりと見たりしたものがありますが、なかなか普段触れないものを見る機会でもあったりしますのでですね、こういう機会に是非こうした方にも触れていただければうれしいなと思います。私からは以上でございます。

記者:定額給付金の数値をもう一回言っていただいてもいいですか。

当局:後で資料をお持ちします。

記者:6月に火垂るの墓の記念碑ができて注目を集めているのですが、一方で設置者に聞くとですね、その維持管理で、やり方に非常に危惧を持っていて、自分たちが結構高齢であるということや、将来的に撤去する際は自分たちで費用を持たないといけない、ということを危惧されているようなのですが、せっかく石碑を作ったところでですね、作ったばかりなのにそういうことを抱いている、ということで非常に残念な気がしたのですが、市長として解決策を見いだせるものがあるのか、寄付という申し出もあるようなのですが、それも含めてせっかくの石碑を残していける手段があるのか、何か考えていらっしゃることがあれば教えていただけますか。

市長:まず今回関係の皆さん、声を挙げられた皆さん方が、実際にスタートをして寄付が800万円くらいだったですかね。すごい広がりで火垂るの墓というようなことの満池谷への思い入れを持っていただいている方が多いことに、うれしいびっくりをしたところであります。それで、私が市長になった後にですね、前からお話があってですね、しかし、記者さんがおっしゃられたところがひとつの心配であり、そしてひとつの議論であったのですけれども、本当に関係の皆さんがそういったところまでご心配をしていただいているのは、ある意味とても紳士な方で恐縮するなというところでもあります。なので、一方で最終的には市の公園の中に建てたわけでもありますので、今おっしゃられたことというのは3年先5年先のことではなくてですね、どんなに早くても50年先の話、維持管理の話であります。なので、どういう建付けになるか分かりませんけれども、いちばん望ましいのは関係の皆さんが何らかの組織を立ち上げられてですね、脈々と維持をし続けるような組織が営々と語り継がれるのが望ましいのだと思います。次善の策としては、引き続き寄付を募られる中でですね、ちょっと調整はいりますけれども、市の公園にあるものでありますから、そこで何らかの手をかけなければいけない時と言うのは、この立場にいるのは私の後の後の後の人でありましょうから、そういう時に必要なお金がかかるときにですね、そのときある程度用意をしていただいたもので賄えたりするのもひとつの理想としてあるのかなと思います。ただ、いちばんは作ったのはご高齢の方たちではありますが、ああいうものを通じてですね、それが語り継がれるような組織、属人的でないものがあるというのがいちばん望ましいのかなと思っております。ただ、最後に市の中に許可をしてということでありますから、そこは言外のところでですね、相当先の可能性について今その立場にあるものが、それなりの覚悟を持って許可したと理解していただいて良いのではないでしょうか。

記者:1月11日の成人式の件、今日発表されているわけなのですが、その6日後にある震災の日なのですが、阪神・淡路大震災の1月17日のイベント等についてですね、市長として何か、コロナのことを含めてお考えがあればお聞かせいただきたいです。

市長:いまそのことについて、打ち合わせをしたことはないですが、所管は市長室なのでここでお話するのですが、普通に考えてまったく何もなしということはあり得ないんじゃないかなと思います。ただ、あそこに5時46分、200人くらいいらっしゃるのでしょうか。例えば私が挨拶させていただくのが、3分か5分の話をさせていただいていますが、短くするということがあるかもしれないし、距離をとってください、ということもあるかもしれないし、献花というものをビニールの手袋して行うのか、などそういう検討は今からこっちでしていくと思いますけれども、当然何かしら慰霊のとても大きな区切りの日ですから、26年目、何かしらほぼ同様にやるのではと思っております。

記者:まだ検討はしていないということですね。

当局:内々では検討していますが固まりきっていないというところです。

市長:逆にあの、HAT神戸まで歩いていくのはどうするんですかね、県の。それぞれがそれぞれでということですかね。市として主催することは、申し上げたとおりです。

会見の動画配信

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